馬渕睦夫が読み解く 2021年世界の真実

馬渕睦夫 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書判
ページ数:
208ページ
ISBN:
9784898318263
アマゾンのショッピングサイトへリンクします。
トランプと習近平、そしてディープ・ステート(国際金融資本)との三つ巴による仁義なき10年戦争が始まった。この勝者は誰になるのか? もしトランプが敗れれば、世界は軍事的な熱戦に突入することになる‥‥。

・武漢肺炎危機の先に「新しい戦争の時代」が待っている
・中国奴隷経済からの脱却、脱中国なくして日本は取り戻せない。
・グローバリズムではなくナショナリズムによる経済体制の再生再編を
・ディープ・ステートは「敵(トランプ)の敵(習近平)は味方」とみなして、中国共産党打倒の方針を転換し、トランプ再選阻止に全力を傾注‥‥
・この「三つ巴の戦い」の勝者が誰になるかで、これからの世界の命運が決まる
・「戦争」に突入するか、「平和」が維持されるか--

(著者の言葉)
2021年は後世の歴史家が「ハルマゲドン元年」と記録するかもしれません。世界最終戦争ともいわれるハルマゲドンは、2030年まで続く可能性があります。なぜなら、武漢肺炎危機を契機として、20世紀の世界秩序が崩壊し、新しい時代が始まるからです……。

著者プロフィール

元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学客員教授。

1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月外務省退官。同年防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職。2014年4月より2018年3月まで吉備国際大学客員教授。著書に、『国難の正体』(総和社、新装版はビジネス社)、『「反日中韓を操るのはじつは同盟国・アメリカだった!』『馬渕陸夫が読み解く 2019年世界の真実──いま世界の秩序が大変動する』『馬渕睦夫が読み解く 2020年世界の真実』(以上、ワック)、『国際ニュースの読み方』(マガジンハウス)などがある。

目次

はじめに 二〇二一年は「ハルマゲドン元年」

 

第一章 「武漢肺炎危機」における危機管理の失敗

中国と関係が深い国で感染が深刻化した

なぜ、早期に中国からの入国を止めなかったのか

二〇二一年の東京オリンピックは開催できない!?

危機管理の常道は「最初に大きく出て、緩める」

恐怖を煽ることで、どんなメリットがあるのか

いまだに外国人が入国する「特段の事情」

中国の見苦しいオーストラリア苛め

武漢ウイルスは生物兵器だった!?

中国が仕掛けている「武漢の噓」は「南京大虐殺の噓」とも連動している

WHOやテドロス事務局長を訴えるのも手だ

 

第二章 世界の覇権をめぐる「三つ巴の十年戦争」が始まった

救ってくれるのは国家であり、国際機関ではない

ディープ・ステートの「肉を切らせて骨を断つ」戦略

ディープ・ステートと中国資本は敵どうしか味方どうしなのか?

武漢肺炎危機の先に「厳しい戦争の時代」が待っている

黒人死亡事件も反トランプ運動に転化

武漢ウイルスと「ブレジンスキーの予言」

武漢ウイルス対策は世界戦争を生き延びるための試金石

武漢ウイルスへの対処を間違えれば自国の衰亡につながる

 「日米対中露」という図式はありえない

第二次世界大戦以降、基本的な構図は「グローバリズム対ナショナリズム」

 

第三章 ディープ・ステートが挑む「最後の戦い」

ドローンを撃墜されても、トランプ大統領はなぜ報復しなかったのか

ロシア軍機撃墜事件とドローン撃墜事件

イランの反ハメネイ・デモが窺わせるのは……

アイデンティティ・ポリティクス(差別強調政治)が社会を分断する

ワイマール共和国の教訓

国際ユダヤ(左派)勢力を無視すれば、国際情勢は見えてこない

契約社会と信用社会

ユダヤ人はセファルディー系とアシュケナージ系に分かれる

ポーランドに侵攻したソ連に、なぜ英仏は宣戦布告しなかったのか

蔣介石は西安事件で実権を失った

第四章 トランプ再選と習近平王朝の衰滅なくして世界の平和はない

トランプ大統領弾劾の無罪評決が意味すること

ディープ・ステートの官僚が行政府、立法府、司法府に浸透している

武漢肺炎危機をトランプ叩きに悪用するディープ・ステート

習近平政権はディープ・ステートと共にトランプ叩きに邁進

テドロス事務局長の発言には裏がある

蘆溝橋事件の再現か──尖閣侵略のシナリオ

中国の人民が共産党政権にとどめを刺す?

中国を国と思うから間違える

北朝鮮で何が起こっているのか

新しい世界秩序への道──「自国ファースト」の到来

 

第五章 正念場の日本、ポスト安倍をどう乗り越えるか?

危険きわまりない「観光立国」政策

日本経済は「途上国化」している!?

官僚や経済界首脳の発想では「中国奴隷経済」からの脱却はできない

 「一隅を照らす人(エッセンシャルワーカー)の価値」が見直される

未来はグローバリストの手中になく、愛国者にこそある

ダーウィニズムの「闘争史観」から聖徳太子の「役割分担史観」へ

日本だからこそ、ピンチをチャンスに変えることができる

家庭の意義が見直される時代になった

中国は「敬遠」して対応すべし

日本よ、男系を守り、自国ファーストの国家たれ!

トップへ戻る