朝日新聞がなくなる日

新聞・テレビ崩壊!

宮崎正弘(評論家) 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書版
ページ数:
256ページ
ISBN:
9784898316139
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危機に立つマスコミ!
その偏向報道に国民が反旗を翻す!

情報の発信を一手に握り、その特権的地位に甘んじていた「朝日新聞」がいよいよ倒れる!? マスコミによる恣意的な世論形成が、たちまちネット上における批判の対象となる昨今、皇室典範改正や田母神問題、NHK偏向報道なども、ネット上の「本物の世論」によって変更を求められるようになった。もはや大新聞も、その知的怠惰から脱しない限り、購読数の減少に歯止めはかからない。──日本の××年後の様相を呈する米マスコミ界衰退の現状から、日本のマスコミの未来を見極める!

著者プロフィール

宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
評論家。拓殖大学日本文化研究所客員教授。1946年、石川県金沢市生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長。月刊「浪漫」企画室長などを経て貿易会社を経営。1983年『もう一つの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以来、世界経済の裏側やワシントン、北京の内幕を描き、『ウォールストリートで読む日本』や『ウォール街 凄腕の男たち』などの問題作を次々に発表してきた。近著には『中国は猛毒をまき散らして自滅する』(徳間書店)、『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ)など、著書多数。

目次

プロローグ 危機に立つマスコミ
  • マスコミの偏向報道に国民が反旗
  • 米国では、老舗や名門がつぎつぎと買収された
  • さらに時代は変革の嵐へ
第1章 マスコミの経営実態はここまで深刻だ
  • 朝日新聞とかけて名曲喫茶ととく、そのココロは?
  • マスコミ人に先見性がなかった
  • 外国人特派員協会も悲鳴
  • 宅配制度と押し紙
  • 情報を多重加工して売る時代も去った?
  • 英国の老舗名門「インデペンデント」が迎えた経営危機
  • 朝日新聞は如何にして生き延びるのか
  • 世論は朝日新聞の社説にあるのではなく、とうにネットに移行している
  • オバマのマスコミ対策はネット専門家の引き抜きから始まった
  • 赤字を出すのが夕刊発行の目的か
第2章 テレビジャーナリズムの堕落
  • 一億総白痴化の元凶はテレビだ
  • NHKの反日番組に国民の憤怒
  • NHKに取材を受けた台湾人も激怒
  • アイドル歌手の醜聞?
  • テレビ界を襲う闇
  • 広告収入の激減は日本のマスコミでも顕著
  • テレビから映画へ
第3章 ネットとマスコミの狭間で
  • 「eリーダー」の登場は時代を変える
  • グーグルの挑戦
  • 著作権者を悩ませる大問題がおきた
  • ジャーナリストの感度の鈍さが問題の核心にある
  • 米国の保守系メディアはどうした
  • 『諸君!』休刊は時代の役割を果たしたからか?
  • なにが報道に一番抜けているのか
  • 面妖な事件は深追いも必要
  • 国防論議に欠けるもの
  • 『朝日ジャーナル』が一世を風靡する中で
第4章 米国は、もはやモデルではない
  • 色褪せたアメリカ流ビジネス・モデル
  • リベラリズムの没落
  • 米マスコミの断末魔の叫びが聞こえる
  • 落ちた偶像
  • 無給休暇を導入した『USAトゥデイ』のガネット社
  • 雑誌媒体も変身を迫られる
  • ビッグスリーの崩壊と米国経済
  • 日本の受けた悪影響
  • 「経営の神様」たちの総退場
第5章 朝日新聞はなぜ見捨てられるのか
  • 情報の本質はインテリジェンス
  • 五つのWと一つのHを反省
  • 中国語で「情報」とは「諜報」の意味
  • なぜ中国の軍国主義を正面から断罪しない?
  • 「エリント」と「ヒューミント」
  • 広報の本来の意味も宣伝だけではない
第6章 北京の軍門に降った日本のマスコミ
  • ファナティックな中華ナショナリズム
  • 新聞報道と実態との落差
  • 不安になるアメリカの杜撰な武器管理
  • それでも強気の中国
  • アフリカを蚕食する中国の行動を報道しないのは何故か
  • 小沢一郎は反米で媚中
  • 公式に言論の自由、複数政党制、法治、人権を否定している
第7章 反日宣伝キャンペーンに悪のりする日本のマスコミ
  • 朝日新聞は日本の国益を追求しない
  • 南京はかつて美しい都だった
  • なにも改訂されていない南京虐殺記念館の展示内容
  • アイリス・チャンの金箔の銅像
  • 台湾コーナーを新設し、外国人の証言コーナーを増やす
第8章 これでは国際情勢はさっぱり分からない
  • スイス秘密口座の神話が終わる
  • ポーランド、ふたたび破産の危機
  • ペトロ・エコノミー
  • ロシア新興成金の栄枯盛衰
  • イランの真実
  • トルコの地政学的戦略性を認識せよ
エピローグ 朝日新聞よ、さようなら
  • 朝日新聞を配達した体験から
  • 資源争奪の「グレート・ゲーム」と米中対決の構図
  • これからは中国問題が最大のイシュー
  • 朝日新聞よ、さようなら。
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