危機に立つマスコミ!
その偏向報道に国民が反旗を翻す!
その偏向報道に国民が反旗を翻す!
情報の発信を一手に握り、その特権的地位に甘んじていた「朝日新聞」がいよいよ倒れる!? マスコミによる恣意的な世論形成が、たちまちネット上における批判の対象となる昨今、皇室典範改正や田母神問題、NHK偏向報道なども、ネット上の「本物の世論」によって変更を求められるようになった。もはや大新聞も、その知的怠惰から脱しない限り、購読数の減少に歯止めはかからない。──日本の××年後の様相を呈する米マスコミ界衰退の現状から、日本のマスコミの未来を見極める!
著者プロフィール
宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
評論家。拓殖大学日本文化研究所客員教授。1946年、石川県金沢市生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長。月刊「浪漫」企画室長などを経て貿易会社を経営。1983年『もう一つの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以来、世界経済の裏側やワシントン、北京の内幕を描き、『ウォールストリートで読む日本』や『ウォール街 凄腕の男たち』などの問題作を次々に発表してきた。近著には『中国は猛毒をまき散らして自滅する』(徳間書店)、『中国がたくらむ台湾・沖縄侵攻と日本支配』(KKベストセラーズ)など、著書多数。
目次
プロローグ 危機に立つマスコミ- マスコミの偏向報道に国民が反旗
- 米国では、老舗や名門がつぎつぎと買収された
- さらに時代は変革の嵐へ
- 朝日新聞とかけて名曲喫茶ととく、そのココロは?
- マスコミ人に先見性がなかった
- 外国人特派員協会も悲鳴
- 宅配制度と押し紙
- 情報を多重加工して売る時代も去った?
- 英国の老舗名門「インデペンデント」が迎えた経営危機
- 朝日新聞は如何にして生き延びるのか
- 世論は朝日新聞の社説にあるのではなく、とうにネットに移行している
- オバマのマスコミ対策はネット専門家の引き抜きから始まった
- 赤字を出すのが夕刊発行の目的か
- 一億総白痴化の元凶はテレビだ
- NHKの反日番組に国民の憤怒
- NHKに取材を受けた台湾人も激怒
- アイドル歌手の醜聞?
- テレビ界を襲う闇
- 広告収入の激減は日本のマスコミでも顕著
- テレビから映画へ
- 「eリーダー」の登場は時代を変える
- グーグルの挑戦
- 著作権者を悩ませる大問題がおきた
- ジャーナリストの感度の鈍さが問題の核心にある
- 米国の保守系メディアはどうした
- 『諸君!』休刊は時代の役割を果たしたからか?
- なにが報道に一番抜けているのか
- 面妖な事件は深追いも必要
- 国防論議に欠けるもの
- 『朝日ジャーナル』が一世を風靡する中で
- 色褪せたアメリカ流ビジネス・モデル
- リベラリズムの没落
- 米マスコミの断末魔の叫びが聞こえる
- 落ちた偶像
- 無給休暇を導入した『USAトゥデイ』のガネット社
- 雑誌媒体も変身を迫られる
- ビッグスリーの崩壊と米国経済
- 日本の受けた悪影響
- 「経営の神様」たちの総退場
- 情報の本質はインテリジェンス
- 五つのWと一つのHを反省
- 中国語で「情報」とは「諜報」の意味
- なぜ中国の軍国主義を正面から断罪しない?
- 「エリント」と「ヒューミント」
- 広報の本来の意味も宣伝だけではない
- ファナティックな中華ナショナリズム
- 新聞報道と実態との落差
- 不安になるアメリカの杜撰な武器管理
- それでも強気の中国
- アフリカを蚕食する中国の行動を報道しないのは何故か
- 小沢一郎は反米で媚中
- 公式に言論の自由、複数政党制、法治、人権を否定している
- 朝日新聞は日本の国益を追求しない
- 南京はかつて美しい都だった
- なにも改訂されていない南京虐殺記念館の展示内容
- アイリス・チャンの金箔の銅像
- 台湾コーナーを新設し、外国人の証言コーナーを増やす
- スイス秘密口座の神話が終わる
- ポーランド、ふたたび破産の危機
- ペトロ・エコノミー
- ロシア新興成金の栄枯盛衰
- イランの真実
- トルコの地政学的戦略性を認識せよ
- 朝日新聞を配達した体験から
- 資源争奪の「グレート・ゲーム」と米中対決の構図
- これからは中国問題が最大のイシュー
- 朝日新聞よ、さようなら。