日本人よ、もっと悪人になりなさい

上坂冬子(ノンフィクション作家)/小林よしのり(漫画家) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
284ページ
ISBN:
9784898316047
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「A級戦犯」「靖国神社」「北方四島」……
肝心なのは、有無を言わせぬ歴史的事実!

悪人になりたくない政治家、戦争を知らない国民、言ったもの勝ちの歴史論……。誰も闘わず、誰も責任をとらない日本に蔓延する閉塞感。上坂冬子・小林よしのりの両氏が、日本を貶める「A級戦犯」「靖国神社」「北方四島」「従軍慰安婦」問題について愛国談義を繰り広げる。“闘う人のための歴史力”がここに! 上坂冬子さん追悼緊急出版! 小林よしのり氏の追悼文収録。

著者プロフィール

上坂冬子(かみさか・ふゆこ)
1930年東京生まれ。ノンフィクション作家。93年、第41回菊池寛賞、第9回正論大賞受賞。著書に『慶州ナザレ園』(中央公論社)『戦争を知らない人のための靖国問題』『これでは愛国心が持てない』(以上、文春新書)『教育の忘れもの』『私の人生 私の昭和史』(以上、集英社)『女の生活力』(PHP研究所)『人間のけじめ』『老い楽対談』(以上、海竜社)『硫黄島いまだ玉砕せず』(ワック)など多数。2009年4月永眠。

小林よしのり(こばやし・よしのり)
1953年福岡生まれ。漫画家。76年、大学在学中に描いた『東大一直線』が大ヒット。『おぼっちゃまくん』などで人気を博す。98年に発表した『戦争論』(幻冬舎)が大きな反響を呼び、以後『戦争論2』『戦争論3』も大ベストセラーに。ほかに『靖国論』『いわゆるA級戦犯』(以上、幻冬舎)『ゴー宣・暫』『平成攘夷論』(以上、小学館)など多数。

目次

上坂冬子さん追悼の記
死を前提にして書いた〝最後の手紙〟
初めての出会いは対談の取材
〝公を包んだ個人主義〟を持つ人
まるで母との政治談義
日本の「美意識」は経済に不向き
上坂さんは美しい人だった
第Ⅰ部 日本は国家と言えるのか?
日本の政治家よ、男なら新憲法を語れ!
脱力した安倍首相の「明言しない」
日本には〝籠絡する外交〟がない
男が年金を語るなど〝恥〟
九段会館で鬼の鞭を振るう
新憲法議論に必要な三つのグループ
「国体」という言葉の重要性
日本に核武装をさせたくない
〝戦争を一緒に戦った〟昭和天皇
日本が持つ〝原爆カード〟
「事なかれ主義」が生んだ「従軍慰安婦」問題
安倍首相を陥れたトリックワード
慰安婦の立場を守るいい関与はあった
今の政治家は「現実主義」でなくて「事なかれ主義」
「悪人」のレッテルくらい覚悟せよ
当時の〝時代の空気〟を知れ
名乗り出た慰安婦の半分が男!?
『台湾論』で入国禁止に
「アメリカ発」となると思考停止に
十年がかりで日本は変われた
悪しきポピュリズムの蔓延 こんな日本じゃ愛せない
今は最低の民主主義
イベント化する政治
「安倍登場」は自民党枯渇の証左
「政治は表現」
「美しい国」では闘いようがない
北方領土問題の罠
このままでは「公」も「民間」も沈没する
「郷土愛」なしの「愛国心」
「嫌われたくない」政治家たち
自民も民主も大衆迎合が過ぎる
日本はいじめられっぱなしの「自殺国家」か!?
船長一人に国際問題を背負わせた
「あの島は、ばあちゃんの島なのに」
「私が沖ノ鳥島に住む!」
「核論議せよ」という左翼の余裕
新たな核武装論の必要性
「日本の核保有やむなし」と言わせる
経済制裁にも耐え抜く覚悟もて
三度目、四度目の核を落とされてもいいのか
いじめの芽を摘みとった〝鬼の形相〟
小泉さんが偉いのは、世論を気にしなかったこと
「次期総理は小林よしのりね」
あまりに不勉強な「靖国」「A級戦犯」論議
靖国参拝は憲法二十条に抵触しない
「戦争責任」ってそもそも何?
「裁判を受諾」したのでなく「諸判決を受諾」
そもそも分祀なんて不可能
神道は「宗教」でなくて「習俗」
靖国神社を心霊スポットにしていいのか
「次の宮司はあなたで決まりね!」
教科書に盛り込まれた「従軍慰安婦」その愚行
勇気ある『朝鮮日報』
「小林よしのりを殺す」という電話
「この証言はウソ」元日本兵からの手紙
「慰安婦にだってなったかもしれない」
たくさんの日本人女性も慰安婦だった
身の上話だけで補償の対象に
いい加減にしろ! 「お詫び」「断罪」好きのパフォーマンス
いまさら何を償うのか
いまどきの政治家は無責任すぎる
「日本はこんなにヒドかったんだぞ」
占領軍にもてあそばれた日本女性も
女学生の五十年分の給与を二年で
大人の対立を教育現場に持ち込むな
上坂冬子さん追悼の記
  • 死を前提にして書いた〝最後の手紙〟
  • 初めての出会いは対談の取材
  • 〝公を包んだ個人主義〟を持つ人
  • まるで母との政治談義
  • 日本の「美意識」は経済に不向き
  • 上坂さんは美しい人だった
第Ⅰ部 日本は国家と言えるのか?
日本の政治家よ、男なら新憲法を語れ!
  • 脱力した安倍首相の「明言しない」
  • 日本には〝籠絡する外交〟がない
  • 男が年金を語るなど〝恥〟
  • 九段会館で鬼の鞭を振るう
  • 新憲法議論に必要な三つのグループ
  • 「国体」という言葉の重要性
  • 日本に核武装をさせたくない
  • 〝戦争を一緒に戦った〟昭和天皇
  • 日本が持つ〝原爆カード〟
「事なかれ主義」が生んだ「従軍慰安婦」問題
  • 安倍首相を陥れたトリックワード
  • 慰安婦の立場を守るいい関与はあった
  • 今の政治家は「現実主義」でなくて「事なかれ主義」
  • 「悪人」のレッテルくらい覚悟せよ
  • 当時の〝時代の空気〟を知れ
  • 名乗り出た慰安婦の半分が男!?
  • 『台湾論』で入国禁止に
  • 「アメリカ発」となると思考停止に
  • 十年がかりで日本は変われた
悪しきポピュリズムの蔓延 こんな日本じゃ愛せない
  • 今は最低の民主主義
  • イベント化する政治
  • 「安倍登場」は自民党枯渇の証左
  • 「政治は表現」
  • 「美しい国」では闘いようがない
  • 北方領土問題の罠
  • このままでは「公」も「民間」も沈没する
  • 「郷土愛」なしの「愛国心」
  • 「嫌われたくない」政治家たち
  • 自民も民主も大衆迎合が過ぎる
日本はいじめられっぱなしの「自殺国家」か!?
  • 船長一人に国際問題を背負わせた
  • 「あの島は、ばあちゃんの島なのに」
  • 「私が沖ノ鳥島に住む!」
  • 「核論議せよ」という左翼の余裕
  • 新たな核武装論の必要性
  • 「日本の核保有やむなし」と言わせる
  • 経済制裁にも耐え抜く覚悟もて
  • 三度目、四度目の核を落とされてもいいのか
  • いじめの芽を摘みとった〝鬼の形相〟
  • 小泉さんが偉いのは、世論を気にしなかったこと
  • 「次期総理は小林よしのりね」
あまりに不勉強な「靖国」「A級戦犯」論議
  • 靖国参拝は憲法二十条に抵触しない
  • 「戦争責任」ってそもそも何?
  • 「裁判を受諾」したのでなく「諸判決を受諾」
  • そもそも分祀なんて不可能
  • 神道は「宗教」でなくて「習俗」
  • 靖国神社を心霊スポットにしていいのか
  • 「次の宮司はあなたで決まりね!」
教科書に盛り込まれた「従軍慰安婦」その愚行
  • 勇気ある『朝鮮日報』
  • 「小林よしのりを殺す」という電話
  • 「この証言はウソ」元日本兵からの手紙
  • 「慰安婦にだってなったかもしれない」
  • たくさんの日本人女性も慰安婦だった
  • 身の上話だけで補償の対象に
いい加減にしろ! 「お詫び」「断罪」好きのパフォーマンス
  • いまさら何を償うのか
  • いまどきの政治家は無責任すぎる
  • 「日本はこんなにヒドかったんだぞ」
  • 占領軍にもてあそばれた日本女性も
  • 女学生の五十年分の給与を二年で
  • 大人の対立を教育現場に持ち込むな
第Ⅱ部 愛国心あれば老婆心あり
北方領土を見せずして何の洞爺湖開催か
ヒマ人特有の石頭
ウルップ島までを世界遺産に
「四島は日本の領土」と一言もらせ
「知恵ある国」の評価を得るチャンス
〝拉致された四島〟を今すぐ奪還せよ
根室沖でおきた日本人漁師銃殺
海岸から二キロ越えると殺される
密殺におびえた船長
ロシアによる殺人事件こそ先に裁くべき
不許可の知らせに怒り狂う
根室から女子高生も駆けつけた
安倍さんが来なくちゃ話にならない
ロシアの殺人を見逃し、船長を書類送検
「青年よ、屍を越えて行け」
「硫黄島映画」に思う、戦争再考のときがきた
アーリントン墓地のシンボル
戦争の陰にある〝ヤラセ〟〝仕掛け〟
硫黄島で土俵入りを奉納
立行司は硫黄島の遺児
日本人の手で制作すべき
戦火のなかに正義などない
秘話に埋もれた島
ゼニ・カネだけが国益か!? 経済同友会の「提言」を嗤う
経済同友会の「靖国参拝反対」
「中国との貿易の絆を守れ」
政局の一方へ肩入れしている?
お定まりの村山談話
国家に対する怨念でもあるのか
余りに場違いな内容
言語道断な古賀誠の〝差別〟
A級戦犯差別は違憲
無知を背負ったままの対立
中国は靖国に関して発言権なし!
郵政のガリレオになろうとは
肝心なのは有無を言わせぬ具体的事実
戦犯は〝戦争犠牲者〟
なぜあのとき新憲法を制定しなかったか
日本人が戦争責任者を追及すべき?
国会で映画『東京裁判』の上映を
男と見込んでのお願い
怪文書一枚で右往左往、日本の原子力政策は大丈夫か!?
二十年前から原子力に関心
五十年前の計画を非難
止めている間も年間七十億円の経費
当事者の信念こそ論理に勝る
昭和天皇も原子力に関心
世論をおびやかす報道関係者
信頼できる報道を見定めよ
日本はプルトニウム扱いの優等生
見れば見ただけの甲斐がある
第Ⅱ部 愛国心あれば老婆心あり
北方領土を見せずして何の洞爺湖開催か
  • ヒマ人特有の石頭
  • ウルップ島までを世界遺産に
  • 「四島は日本の領土」と一言もらせ
  • 「知恵ある国」の評価を得るチャンス
〝拉致された四島〟を今すぐ奪還せよ
  • 根室沖でおきた日本人漁師銃殺
  • 海岸から二キロ越えると殺される
  • 密殺におびえた船長
  • ロシアによる殺人事件こそ先に裁くべき
  • 不許可の知らせに怒り狂う
  • 根室から女子高生も駆けつけた
  • 安倍さんが来なくちゃ話にならない
  • ロシアの殺人を見逃し、船長を書類送検
  • 「青年よ、屍を越えて行け」
「硫黄島映画」に思う、戦争再考のときがきた
  • アーリントン墓地のシンボル
  • 戦争の陰にある〝ヤラセ〟〝仕掛け〟
  • 硫黄島で土俵入りを奉納
  • 立行司は硫黄島の遺児
  • 日本人の手で制作すべき
  • 戦火のなかに正義などない
  • 秘話に埋もれた島
ゼニ・カネだけが国益か!? 経済同友会の「提言」を嗤う
  • 経済同友会の「靖国参拝反対」
  • 「中国との貿易の絆を守れ」
  • 政局の一方へ肩入れしている?
  • お定まりの村山談話
  • 国家に対する怨念でもあるのか
  • 余りに場違いな内容
  • 言語道断な古賀誠の〝差別〟
  • A級戦犯差別は違憲
  • 無知を背負ったままの対立
中国は靖国に関して発言権なし!
  • 郵政のガリレオになろうとは
  • 肝心なのは有無を言わせぬ具体的事実
  • 戦犯は〝戦争犠牲者〟
  • なぜあのとき新憲法を制定しなかったか
  • 日本人が戦争責任者を追及すべき?
  • 国会で映画『東京裁判』の上映を
  • 男と見込んでのお願い
怪文書一枚で右往左往、日本の原子力政策は大丈夫か!?
  • 二十年前から原子力に関心
  • 五十年前の計画を非難
  • 止めている間も年間七十億円の経費
  • 当事者の信念こそ論理に勝る
  • 昭和天皇も原子力に関心
  • 世論をおびやかす報道関係者
  • 信頼できる報道を見定めよ
  • 日本はプルトニウム扱いの優等生
  • 見れば見ただけの甲斐がある
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