上司の「考えておく」は、考える気がない。

渋谷昌三(目白大学教授) 著
定 価:
本体886円+税
判 型:
新書版
ページ数:
188ページ
ISBN:
9784898315705
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お世辞を言う後輩は、
じつは、向上心が高い!

“言葉のウラ”を読んでこそ、仕事も恋愛もうまくいく! 本書では、言葉のウラが読める52の実例を収録。「お世辞をいう後輩は、向上心が高い」「『さすが○○』と評価する人は、権威や肩書きに弱い」「自己主張する人ほど、みんなにかまってもらいたい」など、思わず納得の数々。本音を隠して人と接している人は少なくない。相手の本音を知れば、おのずと成すべきことが見えてくる。

著者プロフィール

渋谷昌三(しぶや・しょうぞう)
1946年、神奈川県生まれ。目白大学人間社会学部教授。学習院大学卒業、東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻、文学博士。著書に『「他人が読める」と面白い』(新講社)、『不思議なほど相手の心をつかむ話し方』(ビジネス社)、『人に「好印象を与える人」はここが違う』(ぶんか社)『人に嫌がられるしぐさ、人に好かれるしぐさ』『人を傷つける話し方、人に喜ばれる話し方』(以上、ワック出版)など多数。

目次

第1章 上司の言葉・部下の言葉のウラを読む
1 上司の「やわらかい質問」は、じつは命令だ
2 「だから」を連発する人は、自分の話が「論理的ではない」と感じている
3 お世辞をいう後輩は、向上心が高い
4 上役の悪口は、出世願望の現れである
5 部下や後輩を「お前」と呼ぶには、隠れた理由がある
6 「不満はあるだろうけれど」とまとめる人は不満を持っている
7 「本題に入る前に」が長い人は、本題に入りたくない
8 「うちのヤツがわからず屋でねえ……」は、自分を理解してほしい
9 「私は」「オレは」が多いときは、自己主張したいとき
10 「若くていいねえ」は、年長者を敬えということ
11 上司の「考えておく」は、考える気がない
第2章 「ウラ読み」してこそ仕事も伸びる
1 「客はウソをつく」と考えて、対策を練る
2 客のニーズは言葉のウラに潜んでいる
3 「自分の判断でやってくれ」は自信がない証拠?
4 「忙しい、忙しい」は、「面倒はイヤ」のアピール
5 「キミはなかなか面白い」は、ほめ言葉ではない
6 「キミにはまだ早いかな?」は、うれしい挑発だ
7 株の「ウラ読み」が利益に直結する
8 「一を聞いて十を知る」人は、「ウラ読み」がうまい
9 いつまでも他人行儀は、距離を保ちたい心理
10 ある部分だけ「罪を認める」のが、犯罪者の手口
第3章 人のホンネは言葉から読む
1 そっけない「なるほど」は、「その話はもう切り上げたい」がホンネ
2 「たぶん、だいじょうぶ」は、ドタキャンの可能性五〇%以上
3 人を「たいしたことない」とけなす人は、自分が注目されたい人
4 「だから」と強調する人のホンネは、「もっと私のことをわかってよ」
5 身内自慢をする人には、微妙なコンプレックスがある
6 自分をニックネームで呼ぶ女性は、じつは人づきあいが苦手
7 後輩を「お前」と呼ぶ人は、「頼りになる先輩」とアピールしたい
8 「さすが○○」と評価する人は、権威や肩書に弱い
第1章 上司の言葉・部下の言葉のウラを読む
  • 1 上司の「やわらかい質問」は、じつは命令だ
  • 2 「だから」を連発する人は、自分の話が「論理的ではない」と感じている
  • 3 お世辞をいう後輩は、向上心が高い
  • 4 上役の悪口は、出世願望の現れである
  • 5 部下や後輩を「お前」と呼ぶには、隠れた理由がある
  • 6 「不満はあるだろうけれど」とまとめる人は不満を持っている
  • 7 「本題に入る前に」が長い人は、本題に入りたくない
  • 8 「うちのヤツがわからず屋でねえ……」は、自分を理解してほしい
  • 9 「私は」「オレは」が多いときは、自己主張したいとき
  • 10 「若くていいねえ」は、年長者を敬えということ
  • 11 上司の「考えておく」は、考える気がない
第2章 「ウラ読み」してこそ仕事も伸びる
  • 1 「客はウソをつく」と考えて、対策を練る
  • 2 客のニーズは言葉のウラに潜んでいる
  • 3 「自分の判断でやってくれ」は自信がない証拠?
  • 4 「忙しい、忙しい」は、「面倒はイヤ」のアピール
  • 5 「キミはなかなか面白い」は、ほめ言葉ではない
  • 6 「キミにはまだ早いかな?」は、うれしい挑発だ
  • 7 株の「ウラ読み」が利益に直結する
  • 8 「一を聞いて十を知る」人は、「ウラ読み」がうまい
  • 9 いつまでも他人行儀は、距離を保ちたい心理
  • 10 ある部分だけ「罪を認める」のが、犯罪者の手口
第3章 人のホンネは言葉から読む
  • 1 そっけない「なるほど」は、「その話はもう切り上げたい」がホンネ
  • 2 「たぶん、だいじょうぶ」は、ドタキャンの可能性五〇%以上
  • 3 人を「たいしたことない」とけなす人は、自分が注目されたい人
  • 4 「だから」と強調する人のホンネは、「もっと私のことをわかってよ」
  • 5 身内自慢をする人には、微妙なコンプレックスがある
  • 6 自分をニックネームで呼ぶ女性は、じつは人づきあいが苦手
  • 7 後輩を「お前」と呼ぶ人は、「頼りになる先輩」とアピールしたい
  • 8 「さすが○○」と評価する人は、権威や肩書に弱い
第4章 この話し方で「ウラの性格」が読める
1 オヤジギャグを連発する人は、じつは思慮深い性格
2 自己主張する人ほど、みんなにかまってもらいたい
3 「ポジティブにいこう」が口グセの人は、ネガティブな性格を持っている
4 不安を口にする人に限って、最後にはしっかり結果を出す
5 なにかと「仕切りたがる人」は、ヒーロー願望に満ちている
6 年上か年下か、どちらと話しやすいかで性格が読める
7 「〜だよね?」と同意を求める人は、自分の思い通りに進める人
8 「私、太っているから」と明るくいう人は、コンプレックスに感じている
9 時事問題への発言から、社会への見方・かかわり方がわかる
第5章 甘い言葉には「ウラのウラ」がある
1 腹にイチモツある人が、「おいしい話」で近づいてくる
2 訪問販売員には弱みを見せるな!
3 馴れ馴れしい口調は親近感を演出しているだけ
4 理詰めの販売員には、のらりくらりと対応する
5 「あなただけにサービスします」にも、財布の紐を緩めるな
6 「ちょっと話がある」といわれたら、「ちょっとどころではない話」になる
7 相手の「素顔」が見えないとき、どのように危険を回避するか
8 ナンパ男の「ノリと勢い」にペースをつかまれるな
9 無遠慮な話しかけを、「やんわりと」遠ざけるテクニック
10 「ここはボクが払います」といったとき、女性の反応でホンネが読める
11 二度目のデートに、なかなか返事をくれない心理とは?
12 恋人の言葉の「ウラ読み」には、思いやる気持ちが大切
13 「あの人のことはわかっている」が、思いやりの欠如のはじまり
14 めったに「ほめない人」がほめると、相手の喜びは倍増する
第4章 この話し方で「ウラの性格」が読める
  • 1 オヤジギャグを連発する人は、じつは思慮深い性格
  • 2 自己主張する人ほど、みんなにかまってもらいたい
  • 3 「ポジティブにいこう」が口グセの人は、ネガティブな性格を持っている
  • 4 不安を口にする人に限って、最後にはしっかり結果を出す
  • 5 なにかと「仕切りたがる人」は、ヒーロー願望に満ちている
  • 6 年上か年下か、どちらと話しやすいかで性格が読める
  • 7 「〜だよね?」と同意を求める人は、自分の思い通りに進める人
  • 8 「私、太っているから」と明るくいう人は、コンプレックスに感じている
  • 9 時事問題への発言から、社会への見方・かかわり方がわかる
第5章 甘い言葉には「ウラのウラ」がある
  • 1 腹にイチモツある人が、「おいしい話」で近づいてくる
  • 2 訪問販売員には弱みを見せるな!
  • 3 馴れ馴れしい口調は親近感を演出しているだけ
  • 4 理詰めの販売員には、のらりくらりと対応する
  • 5 「あなただけにサービスします」にも、財布の紐を緩めるな
  • 6 「ちょっと話がある」といわれたら、「ちょっとどころではない話」になる
  • 7 相手の「素顔」が見えないとき、どのように危険を回避するか
  • 8 ナンパ男の「ノリと勢い」にペースをつかまれるな
  • 9 無遠慮な話しかけを、「やんわりと」遠ざけるテクニック
  • 10 「ここはボクが払います」といったとき、女性の反応でホンネが読める
  • 11 二度目のデートに、なかなか返事をくれない心理とは?
  • 12 恋人の言葉の「ウラ読み」には、思いやる気持ちが大切
  • 13 「あの人のことはわかっている」が、思いやりの欠如のはじまり
  • 14 めったに「ほめない人」がほめると、相手の喜びは倍増する
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