あなたの脳の限界が、
ぐんと広がる!
ぐんと広がる!
あなたの脳の限界がぐんと広がる!──天才的ヒラメキがどのように生まれ出てきたか、またヒラメキに深い関心を寄せている著者が、それぞれの分野で日本を代表する5人(棋士・羽生善治氏、東北大学未来科学技術共同研究センター教授・川島隆太氏、岡野工業株式会社・岡野雅行氏、東京大学名誉教授・養老孟司氏、畑村創造工学研究所主宰・畑村洋太郎氏)とラジオ番組で対談したものをまとめた、「知の旅」シリーズの第1弾。
著者プロフィール
日垣隆(ひがき・たかし)
作家・ジャーナリスト。1958年、長野県生まれ。『そして殺人者は野に放たれる』(新潮社)で第3回新潮ドキュメント賞を受賞。著書に『敢闘言』『偽善系』(文春文庫)、『世間のウソ』(新潮新書)、『売文生活』(ちくま新書)、『どっからでもかかって来い!』『怒りは正しく晴らすと疲れるけれど』(ワック出版)、『個人的な愛国心』(角川oneテーマ21)、『部下の仕事はなぜ遅いのか』(三笠書房)、『知的ストレッチ入門』『ラクをしないと成果は出ない』(大和書房)、『「無駄な抵抗はよせ」はよせ』(ワック出版)、『勝間和代現象を読み解く』『〈北朝鮮〉はなぜ嫌われるのか?』(大和書房)など多数。公式サイト「ガッキィファイター」は、http://www.gfighter.com/
目次
第1話 記憶の仕方 羽生善治- 一〇〇人と同時に対戦
- 一万通りの対局が記憶されている
- 四〇年前にタイムスリップしたら……
- 一〇代の記憶に限界なし
- 将棋にも時代の流行が
- 現実は将棋盤のようには進まない
- ギャンブルと将棋の違い
- タイムリミットは二六歳
- 女性は駒を取りたがる?
- 一九歳で将棋の頂点に
- 家族と将棋を楽しむ
- 幼少時から将棋を始めるメリット
- 米長邦雄名人との大一番
- 北朝鮮の将棋ソフト開発者
- 人間が将棋ソフトに負ける日
- 瞬時にピントを合わせる
- 勝負の五割は体力で決まる
- 朝からボーっとしていると負け
- 邪道が将棋を進歩させる
- 〝メール脳〟と〝手書き脳〟
- 猿の脳みそ、人間の脳みそ
- ぼんやりするときの脳
- 麻雀で脳を活性化!
- 脳は再び若返る
- 脳の潜在力を高めるヒミツ
- 脳みそを太陽に透かして見れば
- 早起きは三文の得
- 頭の良い子を育てる秘訣
- ペテン師は頭がキレる
- 酒とタバコは脳を殺す
- 「痛くない注射針」の奇跡
- 設計図は書かない
- 雑貨ほど大切なものはない
- 旧態依然の業界に殴りこみ
- 花街で遊び回った青年時代
- コンチクショー! が原動力
- 三年で儲けたらすぐに乗り換える
- 社員はたった六人
- 金儲けのテクニック
- 利口な人は世渡り上手
- 人生は魚釣りと同じ
- 横道にそれたら会社はつぶれる
- 仕事をどんどんこなす
- 死体を毎日見ながら、ふと考えた
- 自然はわからないことだらけ
- 「世間」という日本の共同体
- 「ああ、だまされた!」
- オカルトを信じてしまう理由
- 「大学に行くとバカになる」
- 『バカの壁』が売れたワケ
- 理由は一つだけではない
- 風呂のなかでひらめいた
- 無意識を発掘する
- 楽しみは病みつきになる
- 人間の細胞と慶應大学は同じ!?
- 飼い猫は「家」がなんだかわからない
- 言葉と脳化社会
- 子育ては田んぼの面倒と同じ
- 『バカの壁』の印税は……
- 三歳のころからカニ取り
- 犬の死体は宝の山
- 虫取り名人の目利き
- 環境と子育て
- 父の死と「さようなら」
- 野山を走り回るのも勉強
- 解剖は何に似ているか
- アヤシイ数字だらけ
- 竹やりもって「非国民!」
- 「知る」=「自分が変わる」
- 丸める!
- マニュアルを押しつけてもダメ
- 見た目が立派であればいい?
- 破壊実験を積み重ねてゆく
- 犯人探しだけではいけない
- 機械が安全だという思いこみ
- 「一〇〇%安全」のウソ
- 失敗はある
- 自分で失敗するしかない
- 野山で子どもを縛らない
- 創造するために必要なこと
- 「わかる」とは?
- 学校の授業がつまらない理由
- 面接に一〇〇%通る方法
- 誰がサイコロを千回振ったのか
- 数学は役に立たない学問?
- 数学嫌いが生まれるワケ
- 正解なんてない!
- 基本は読み書きソロバン
- 三男坊は要領が良い!?