「昭和の教祖」安岡正篤の真実

塩田潮(ノンフィクション作家・評論家) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
328ページ
ISBN:
9784898315514
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「終戦の詔勅」「平成改元」にかかわった
“歴代総理の指南番”の真実の姿!

自民党、官僚機構、財界、右翼陣営という4つの脚に支えられてきた戦後の保守勢力。そのいずれにも関係し、それぞれの世界から「師」と仰がれた“歴代総理の指南番”安岡正篤。「終戦の詔勅」「平成改元」にかかわる一方、戦後の政治家たちにとって、安岡とのつながりが日本の保守勢力の中で一つのステータス・シンボルになるという隠れた側面もあった。そして、それは安岡という「守り札」を手にすれば、保守勢力の中でいい顔ができるという構造を作り上げていくことになる。戦前、戦後を通じてそんな世界を巧みに泳ぎ切った“昭和の教祖”の真実の姿とは?

著者プロフィール

塩田潮(しおた・うしお)
1946年、高知県吾川郡伊野町に生まれる。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、雑誌記者などを経て、現在、ノンフィクション作家・評論家。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞受賞。著書は『大いなる影法師 代議士秘書の野望と挫折』(文春文庫)、『最後の御奉公 宰相幣原喜重郎』(文藝春秋)、『金融崩壊』『誰がための官僚』(日本経済新聞社)、『大国日本の幻』(講談社)、『郵政最終戦争』(講談社文庫)、『田中角栄失脚』(文春新書)、『出処進退の研究』(PHP研究所)、『「昭和の怪物」岸信介の真実』(ワック)など多数。

目次

第1章 「平成」の発案者
第2章 傍流・中曾根康弘
第3章 終戦の詔勅
第4章 「南朝の後裔」
第5章 右翼の源流
第1章 「平成」の発案者
第2章 傍流・中曾根康弘
第3章 終戦の詔勅
第4章 「南朝の後裔」
第5章 右翼の源流
第6章 「白足袋の運動家」
第7章 「老師」と呼ばれた男
第8章 歴代総理の指南番
第9章 本流の守り札
第6章 「白足袋の運動家」 第7章 「老師」と呼ばれた男 第8章 歴代総理の指南番 第9章 本流の守り札
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