いかにも禍々しい日本罪悪論を
初めて言い出した発頭人は誰だ!
初めて言い出した発頭人は誰だ!
日本罪悪論の火元はこの12人だ!──反日運動・靖国問題・教科書問題等々、すべては自虐史観から始まった。こんな国家に誰がした? 歴史の偽造家・大内兵衛、「日本は全て悪」の煽動者・鶴見俊輔、差別意識の権化・丸山眞男、法の精神を蹂躙した横田喜三郎、似非出版人・安江良介、権力意識の化身・久野修、祖国をソ連に売り渡す加藤周一、北京政府の忠実な代理人・竹内好、マスコミを左傾化させた放言家・向坂逸郎、日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家・坂本義和、国家間の原理を弁えない謝罪補償論者・大江健三郎、近代日本を全否定した国賊・大塚久雄。日本罪悪論を情熱をこめて高らかに唱いあげたのはこの12人だ! この反日的日本人をここに告発する!
著者プロフィール
谷沢永一(たにざわ・えいいち)
関西大学名誉教授。昭和4年、大阪市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。専門は日本近代文学、書誌学。社会評論にも幅広く活躍。サントリー学藝賞、大阪市民表彰文化功労、大阪文化賞、2004年には『文豪たちの大喧嘩─鷗外・逍遥・樗牛』(新潮社)で読売文学賞受賞。著書に、『完本・紙つぶて』(文藝春秋)、『百言百話』(中公新書)、『回想 開高健』『雑書放蕩記』(以上、新潮社)、『日本近代文学研叢』全五巻(和泉書院)、『書物耽溺』(講談社)、『人間通』(新潮文庫)、『聖徳太子はいなかった』(新潮新書)、『嫉妬する人、される人』(幻冬舎)、『歴史通』『名上司』(ワック出版)ほか多数。
目次
第1章 こんな国家に誰がした──今も続く、スターリンの呪縛
1 「悪魔の思想」の誕生
私が日本共産党で学んだこと
日本の左翼だけが〝国賊〟となった不思議
2 前近代という蔑称
近代日本人、合理性の証明
大塚久雄が「近代日本は近代以前」と信じた理由
3 反日的日本人の聖典──「三十二年テーゼ」
なぜ、「三十二年テーゼ」が聖典となったのか
お守り札となった「前近代」と「半封建」
4 ソ連の呪いがかけられた国・日本
日本以外の国に、ソ連はテーゼを連発しなかった不思議
日本への恐怖が生んだ「三十二年テーゼ」
〈戦後の学界、言論界の大ボス・大内兵衛への告発状〉
第2章 「日本は第二次大戦の主犯」と言う歴史の偽造家
エルミタージュ美術館に富が集められた理由
ポツダム宣言を正確に読みとった石橋湛山
日本の近代を「ドロボウ根性」と呼ぶ倒錯
〈日本罪悪論の海外宣伝マン・鶴見俊輔への告発状〉
第3章 「ソ連はすべて善、日本はすべて悪」の煽動者
〝ソ連はすべて正しい〟という説教
「シベリア抑留の死者五万数千人は本人の責任」という極悪非道
日本の経済発展を呪う支離滅裂
〈戦後民主主義の理論的指導者・丸山眞男への告発状〉
第4章 国民を冷酷に二分する差別意識の権化
「本来のインテリ」と「擬似インテリ」という差別意識
なぜ、これほど日本人を憎んだのか
なにが「ピン」で、なにが「キリ」なのか
〈反日的日本人の第一号・横田喜三郎への告発状〉
第5章 栄達のため、法の精神を蹂躙した男
人間はどれだけ破廉恥になりえるかの標本
刑法の基本・罪刑法定主義を否定する無法者
自己批判なき晩年の〝転向〟
〈進歩的文化人の差配人・安江良介への告発状〉
第6章 金日成に無条件降伏の似非出版人
金日成の暴言に感動する第四代岩波書店社長
安江が北朝鮮を賛美する理由
北朝鮮を明るく、韓国を暗く書くことが〝進歩的〟
〈「進歩的インテリ」を自称する道化・久野収への告発状〉
第7章 恫喝が得意な権力意識の化身
自らを「進歩的文化人の先頭」と称する自尊心の化物
久野収における権勢の築き方
スパイ行為を肯定する売国奴
第1章 こんな国家に誰がした──今も続く、スターリンの呪縛
- 1 「悪魔の思想」の誕生
- 私が日本共産党で学んだこと
- 日本の左翼だけが〝国賊〟となった不思議
- 2 前近代という蔑称
- 近代日本人、合理性の証明
- 大塚久雄が「近代日本は近代以前」と信じた理由
- 3 反日的日本人の聖典──「三十二年テーゼ」
- なぜ、「三十二年テーゼ」が聖典となったのか
- お守り札となった「前近代」と「半封建」
- 4 ソ連の呪いがかけられた国・日本
- 日本以外の国に、ソ連はテーゼを連発しなかった不思議
- 日本への恐怖が生んだ「三十二年テーゼ」
〈戦後の学界、言論界の大ボス・大内兵衛への告発状〉
第2章 「日本は第二次大戦の主犯」と言う歴史の偽造家
- エルミタージュ美術館に富が集められた理由
- ポツダム宣言を正確に読みとった石橋湛山
- 日本の近代を「ドロボウ根性」と呼ぶ倒錯
- 〝ソ連はすべて正しい〟という説教
- 「シベリア抑留の死者五万数千人は本人の責任」という極悪非道
- 日本の経済発展を呪う支離滅裂
〈戦後民主主義の理論的指導者・丸山眞男への告発状〉
第4章 国民を冷酷に二分する差別意識の権化
- 「本来のインテリ」と「擬似インテリ」という差別意識
- なぜ、これほど日本人を憎んだのか
- なにが「ピン」で、なにが「キリ」なのか
〈反日的日本人の第一号・横田喜三郎への告発状〉
第5章 栄達のため、法の精神を蹂躙した男
- 人間はどれだけ破廉恥になりえるかの標本
- 刑法の基本・罪刑法定主義を否定する無法者
- 自己批判なき晩年の〝転向〟
- 金日成の暴言に感動する第四代岩波書店社長
- 安江が北朝鮮を賛美する理由
- 北朝鮮を明るく、韓国を暗く書くことが〝進歩的〟
〈「進歩的インテリ」を自称する道化・久野収への告発状〉
第7章 恫喝が得意な権力意識の化身
- 自らを「進歩的文化人の先頭」と称する自尊心の化物
- 久野収における権勢の築き方
- スパイ行為を肯定する売国奴
〈進歩的文化人の麻酔担当医・加藤周一への告発状〉
第8章 祖国をソ連に売り渡す〝A級戦犯〟
売国奴の極み──「日本はソ連の従属国となるべきだ」
ソ連がフィンランドを恐れた理由
無傷で逃走できるための用意周到な狡猾さ
〈日本の伝統の徹底的な否定論者・竹内好への告発状〉
第9章 その正体は、北京政府の忠実な代理人
「日本はすでに中国と戦争をはじめた」という嘘八百
中国の核実験に感動する異邦人
シナ文化の受容を「隷属」と呼ぶ侮言
〈マスコミを左傾化させた放言家・向坂逸郎への告発状〉
第10章 最も無責任な左翼・教条主義者
ひとつおぼえの教条的マルクス主義者
なぜ、スターリンは革命を「輸出」したのか
社会主義は幸福であるという妄念
〈現代の魔女狩り裁判人・坂本義和への告発状〉
第11章 日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家
「史実」に目を向けない──坂本のソ連弁護論
朝鮮戦争は「解放戦争」なのか
「核は国家的敵意を越えた攻撃」という非常識
〈ユスリ、タカリの共犯者・大江健三郎への告発状〉
第12章 国家間の原理を弁えない謝罪補償論者
良識の府・参議院が示した見識
大江が犯したふたつの間違い
詐術だらけの大江・謝罪補償論
〈進歩的文化人の原型・大塚久雄への告発状〉
第13章 近代日本を全否定した国賊
左翼に独占された戦後出版界
進歩的文化人に共通する語法とは
〈進歩的文化人の麻酔担当医・加藤周一への告発状〉
第8章 祖国をソ連に売り渡す〝A級戦犯〟
- 売国奴の極み──「日本はソ連の従属国となるべきだ」
- ソ連がフィンランドを恐れた理由
- 無傷で逃走できるための用意周到な狡猾さ
〈日本の伝統の徹底的な否定論者・竹内好への告発状〉
第9章 その正体は、北京政府の忠実な代理人
- 「日本はすでに中国と戦争をはじめた」という嘘八百
- 中国の核実験に感動する異邦人
- シナ文化の受容を「隷属」と呼ぶ侮言
〈マスコミを左傾化させた放言家・向坂逸郎への告発状〉
第10章 最も無責任な左翼・教条主義者
- ひとつおぼえの教条的マルクス主義者
- なぜ、スターリンは革命を「輸出」したのか
- 社会主義は幸福であるという妄念
〈現代の魔女狩り裁判人・坂本義和への告発状〉
第11章 日本を経済的侵略国家と断定する詭弁家
- 「史実」に目を向けない──坂本のソ連弁護論
- 朝鮮戦争は「解放戦争」なのか
- 「核は国家的敵意を越えた攻撃」という非常識
〈ユスリ、タカリの共犯者・大江健三郎への告発状〉
第12章 国家間の原理を弁えない謝罪補償論者
- 良識の府・参議院が示した見識
- 大江が犯したふたつの間違い
- 詐術だらけの大江・謝罪補償論
〈進歩的文化人の原型・大塚久雄への告発状〉
第13章 近代日本を全否定した国賊
- 左翼に独占された戦後出版界
- 進歩的文化人に共通する語法とは