「靖国」のことを語ろう

小野田寛郎(小野田自然塾理事長)/中條高徳(英霊にこたえる会会長) 著
定 価:
本体886円+税
判 型:
新書版
ページ数:
200ページ
ISBN:
9784898316283
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日本人にとっての「靖国」とは何か?
A級戦犯、戦争、天皇、教育、そして日本人

終戦後30年ルバング島で戦い続けた小野田氏と、陸軍士官学校出身の中條氏のふたりが、「これだけは知って欲しい」と“靖国を忘れた日本人”に熱く語りかける本書。なぜ戦死者を祀るのは「靖国神社」ではなくてはならないのか、なぜ日本は戦争に突入せざるを得なかったのか──。戦線へ送り込まれる際の思いや、善悪で語れない戦場の熾烈さ、戦時中の天皇の存在……など、かつて日本のために命を懸けた両人の言葉が胸に迫る。

著者プロフィール

小野田寛郎(おのだ・ひろお)
㈶小野田自然塾理事長。1922年和歌山県生まれ。貿易商社勤務後、44年陸軍中野学校二俣分校に入学、12月にフィリピン戦線へ派遣される。以後30年間、任務解除の命令を受けられないまま戦闘を続行。74年谷口義美元少佐の作戦任務解除命令口達により、日本に帰国。翌年ブラジル移住。84年「小野田自然塾」を開校する。2005年藍綬褒章を受章。著書に『小野田寛郎──わがルバン島の30年戦争』(日本図書センター)『君たち、どうする?』(新潮社)など。

中條高徳(なかじょう・たかのり)
英霊にこたえる会会長、日本戦略研究フォーラム会長、㈳日本国際青年文化協会会長。1927年長野県生まれ。陸軍士官学校60期生。旧制松本高校を経て、学習院大学卒業後、アサヒビール入社。常務取締役営業本部長として、「アサヒスーパードライ」作戦による会社再生計画を成功させる。同社代表取締役副社長、アサヒビール飲料会長を経て、アサヒビール名誉顧問に。著者に『おじいちゃん戦争のことを教えて──孫娘からの質問状』『おじいちゃんの「わが闘争」』(致知出版社)『誇れる国』(ワック)など。

目次

第Ⅰ部 なぜ靖国神社を語り継がなければならないか
先人は、君たちのために命をかけた
「僕は靖国神社の落第生」
小泉首相の前倒し参拝の愚
「心ならずも戦争に行った」とは何事か
講和条約締結により「A級戦犯」はいなくなった
田中角栄元首相からもらった見舞金「百万円」
ロシアからの靖国参拝申し出を断った外務省
死んでいった戦友は靖国にいる
ハバロフスク知事に「なぜ日本人の墓が草ぼうぼうなのか」
貞明皇后が示されたもの
財界人よ、社益のために国を売るなかれ
国籍を離脱してからモノを言え
漢口で見聞きした、経済人の醜さと卑しさ
二百四十六万の英霊の心と、今の日本人の心を結びつけたい
国家として戦わざるを得ないときがある
戦争回避のために誕生した東條内閣
軍人は一番割に合わない
「慰安婦」はいても、「従軍慰安婦」なんていなかった
戦意をさんざん煽った朝日新聞
ハリマンと満鉄を共同経営していたら……
中野学校が教えた「天皇観」とは
なぜ軍旗の親授式をつくったのか
戦ったのは、「国」と「国民」と「天皇」のため
終戦後、なぜ竹田宮様は満州に向かったか
東亜を安定させることが、何より大切だった
なぜ天皇は開戦を止められなかったか
なぜあの時投降しようと思ったか
女帝論はいったん元に戻って考えるべき
百合子妃殿下に「夫婦ゲンカはなさいますか?」
「戦争」とは善悪で語れないもの
戦争の勝ち負けは「力の結果」
「テロ」と「戦争」の違いも分かっていない日本の政治家
追いつめられた国家は、戦争をするしかない
海洋国家・日本にとっての「島」と「半島」の重要性
小僧でさえ「タダで頭は使わない」という中国人のメンタル
ハーグ陸戦条約を無視してまで、日本民族を警戒したアメリカ
占領政策で失われた「しつけ」の伝統
なぜ「小野田自然塾」を始めたか
「ノブレス・オブリッジ」は日本人が一番持っていた
子どもに言っても分からないことは、叩いて教えるべき
人間は所詮、ひとりでは生きていけない
家庭で行うべき三つの「しつけ」
男には守るべきもののために、命がけで戦うときがある
便所掃除の大切さ
日本はどれほど恵まれているか
第Ⅰ部 なぜ靖国神社を語り継がなければならないか
先人は、君たちのために命をかけた
  • 「僕は靖国神社の落第生」
  • 小泉首相の前倒し参拝の愚
  • 「心ならずも戦争に行った」とは何事か
  • 講和条約締結により「A級戦犯」はいなくなった
  • 田中角栄元首相からもらった見舞金「百万円」
  • ロシアからの靖国参拝申し出を断った外務省
  • 死んでいった戦友は靖国にいる
  • ハバロフスク知事に「なぜ日本人の墓が草ぼうぼうなのか」
  • 貞明皇后が示されたもの
  • 財界人よ、社益のために国を売るなかれ
  • 国籍を離脱してからモノを言え
  • 漢口で見聞きした、経済人の醜さと卑しさ
  • 二百四十六万の英霊の心と、今の日本人の心を結びつけたい
国家として戦わざるを得ないときがある
  • 戦争回避のために誕生した東條内閣
  • 軍人は一番割に合わない
  • 「慰安婦」はいても、「従軍慰安婦」なんていなかった
  • 戦意をさんざん煽った朝日新聞
  • ハリマンと満鉄を共同経営していたら……
  • 中野学校が教えた「天皇観」とは
  • なぜ軍旗の親授式をつくったのか
  • 戦ったのは、「国」と「国民」と「天皇」のため
  • 終戦後、なぜ竹田宮様は満州に向かったか
  • 東亜を安定させることが、何より大切だった
  • なぜ天皇は開戦を止められなかったか
  • なぜあの時投降しようと思ったか
  • 女帝論はいったん元に戻って考えるべき
  • 百合子妃殿下に「夫婦ゲンカはなさいますか?」
「戦争」とは善悪で語れないもの
  • 戦争の勝ち負けは「力の結果」
  • 「テロ」と「戦争」の違いも分かっていない日本の政治家
  • 追いつめられた国家は、戦争をするしかない
  • 海洋国家・日本にとっての「島」と「半島」の重要性
  • 小僧でさえ「タダで頭は使わない」という中国人のメンタル
  • ハーグ陸戦条約を無視してまで、日本民族を警戒したアメリカ
占領政策で失われた「しつけ」の伝統
  • なぜ「小野田自然塾」を始めたか
  • 「ノブレス・オブリッジ」は日本人が一番持っていた
  • 子どもに言っても分からないことは、叩いて教えるべき
  • 人間は所詮、ひとりでは生きていけない
  • 家庭で行うべき三つの「しつけ」
  • 男には守るべきもののために、命がけで戦うときがある
  • 便所掃除の大切さ
  • 日本はどれほど恵まれているか
第Ⅱ部 日本はいつからこんな国になったのか
靖国にお祀りするのは戦友との約束だ 小野田寛郎
支那に弱みを見せるとロクなことがない
「戦犯」で処刑された人は「受難者」だ
戦友への礼が「軍国主義に荷担する行為」?
「心ならずも」で特攻機には乗れない
カネ、カネ、カネの世の中になってしまった
「あやまちは繰り返しません」の文言に衝撃
日本はすっかり怖じ気づいてしまった
勝者がつくり出した「A級戦犯」 中條高徳
「代替施設案」に英霊は怒っている
〝真の日本人〟が多かった昭和二十年代
舌を巻く巧妙な占領政策
山崎拓・加藤紘一は〝間違いに気づかぬまま大人になった子ども〟
馬鹿らしい「富田メモ」騒動、〝偽情報〟に惑わされるな 小野田寛郎
日本人は疑うことを知らないのか
財界の意向を受けて日経が流した?
メモの内容と陛下の言葉とは矛盾が生じる
慰霊施設の建設は「死人にムチ打つ行為」
戦争は死んだ人を基準に考えるべき
靖国参拝が「踏み絵」になっている
「侍の気持ちは分からない」でいい
第Ⅱ部 日本はいつからこんな国になったのか
靖国にお祀りするのは戦友との約束だ 小野田寛郎
  • 支那に弱みを見せるとロクなことがない
  • 「戦犯」で処刑された人は「受難者」だ
  • 戦友への礼が「軍国主義に荷担する行為」?
  • 「心ならずも」で特攻機には乗れない
  • カネ、カネ、カネの世の中になってしまった
  • 「あやまちは繰り返しません」の文言に衝撃
  • 日本はすっかり怖じ気づいてしまった
勝者がつくり出した「A級戦犯」 中條高徳
  • 「代替施設案」に英霊は怒っている
  • 〝真の日本人〟が多かった昭和二十年代
  • 舌を巻く巧妙な占領政策
  • 山崎拓・加藤紘一は〝間違いに気づかぬまま大人になった子ども〟
馬鹿らしい「富田メモ」騒動、〝偽情報〟に惑わされるな 小野田寛郎
  • 日本人は疑うことを知らないのか
  • 財界の意向を受けて日経が流した?
  • メモの内容と陛下の言葉とは矛盾が生じる
  • 慰霊施設の建設は「死人にムチ打つ行為」
  • 戦争は死んだ人を基準に考えるべき
  • 靖国参拝が「踏み絵」になっている
  • 「侍の気持ちは分からない」でいい
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