慰安婦問題の核心がここにある
「慰安婦」は公娼制度があったころの戦地の売春婦だ。つまり、当時は合法であった。しかしながら、いつのまにか「慰安婦」=「性奴隷」とされ、「日本の戦争犯罪」として世界中に定着してしまった。なぜ、そんなウソが定着するに至ったのか。問題に火をつけたのは中韓の代弁者かと思われるほど反日的な日本のマスメディア、文化人、政治家だ。彼らを国会喚問し、日本人自身の手で真実を明らかにして問題に決着をつけるしかないのだ。
著者プロフィール
山際澄夫(やまぎわ・すみお)
ジャーナリスト。1950年、山口県下関市生まれ。
産経新聞政治部で首相官邸キャップ、外務省キャップなどを歴任。その後、ニューヨーク支局長、外信部次長などを経て退社。著書に『拉致の海流 個人も国も売った政治とメディア』(扶桑社文庫)、『安倍晋三と「宰相の資格」』(小学館)、『これでも朝日新聞を読みますか?』『それでも中国と付き合いますか?』『民主党政権で日本は滅びる』(以上、ワック)などがある。
目次
はじめに- 「ウソ」が「歴史の真実」とされている町
- 「なぜ日本は謝罪しない」と反論した韓国系米国人
- ナチスのユダヤ人虐殺と「慰安婦」を同列に論じる
- 韓国系のKAVCとはどんな団体か
- 「マイク・ホンダ決議」が落とす影
- 逆手にとられた「首相の詫び状」
- 敵に塩を送る河野談話
- 日本人に対するヘイト(憎悪)が植え付けられている
- カリフォルニアに日本を呪詛する「性奴隷」像が建てられた
- 名誉を守るために立ち上がった日本人たち
- 何が在米日本人を駆り立てたのか
- 日本総領事館は反対せず?
- 「韓国側を刺激しない」という外務省の敗北主義
- 「政治外交問題」を恐れていては、日本の名誉を回復できない
- 在米日本人の行動をほとんど報じなかった日本のマスメディア
- 安倍政権は「雪辱」を!
- 国連人権委員会に巣くう日本人活動家
- 「性奴隷」という用語を発明した男の異常な情熱
- 国連人権委員会のデタラメな報告書
- 質の悪さで知られていた国連人権委員会
- 補償を餌に元「慰安婦」をかき集めた男
- 反日で韓国から勲章
- 「詐話師」が語った強制連行の内容
- 日本による朝鮮民族への組織的迫害?
- 安倍政権誕生に危機感を募らせる市民運動家たち
- 河野談話を死守せよ!
- 朝日新聞が行なった巧妙な論点のすり替え
- 「慰安婦」を「性奴隷」と決めつける手口
- 慰安所を経営した韓国人の日記で明らかになったこととは?
- 「拉致」と「慰安婦」を同列視した大学教授
- アジア女性基金の償い金を拒否させようとした人々
- 市民運動組織と北朝鮮の密接過ぎる関係
- 歴史で日本を完全屈服させることを狙っている
- 橋下発言を非難する無責任な論理
- 「挺身隊」の名で戦場に連行されなかった金学順
- 一九九〇年代の「強制連行」キャンペーン
- 吉田清治のウソが判明した後に華々しく使い始める
- 「勇み足もあった」で済ませた若宮啓文・前主筆
- ねつ造、すり替えは朝日新聞のお家芸
- 反日組織と共有する「日本への怨嗟」
- 「償い金」を払わないのが見識というものだ
- 「政治決着」をそそのかす「悪魔の囁き」
- 安倍首相は国民との約束をどう果たすのか
- 米主要紙の批判を受けて態度を一変させた首相
- 歴史の見直しを果たせなかった最大の理由
- マイク・ホンダ決議の可決という代償
- 米メディアと共振した天敵に足をすくわれる
- 自民党は総ざんげして出直すべきだった
- 朝日新聞の関係者、河野洋平氏らを国会に喚問せよ!
- 韓国国民にも向けた覚悟の演説
- 村山談話のウソの上塗りをした菅首相談話
- 日本が韓国を独立させた
- 朝鮮戦争で米軍兵は韓国の女性を略奪した
- 韓国軍も「同じ穴のムジナ」
- 慰安婦をドラム缶に入れて最前線へ運ぶ
- 「身内の恥を晒す」と非難された「韓国軍慰安婦」の告発者
- ベトナム人大虐殺とライダイハン
- 死体の山の中で産まれた赤ん坊は……
- 北朝鮮から名乗り出た元「慰安婦」
- 「強制連行され性奴隷にされた」という一貫した構図
- 高い報酬は否定!
- 挺対協は「親北反日団体」
- 日本から流れこんだ巨額の支援
- ソウルの水曜デモと日本大使館を睨む「慰安婦」像
- どこの国のメディアか分からぬ報道姿勢
- 大和撫子の行動力、恐るべし!
- 着物姿とベビーカーで街頭宣伝する女性たち
- 「凛として愛」を広める思いとは……
- 日本の歴史を取り戻す!