鋭い直観で東アジアを見よ
韓国人はウソをつくのがあたりまえで、「卑劣」ということを理解出来ない。なぜならほとんどの国民が卑劣だからだ。教えても、援助しても、感謝など一切ない。あるのは反日のナショナリズムだけだ。退行していく韓国に同情すればするほど、逆に彼らをダークサイドに追い込むことになり、こちらまで引き込まれかねない。実に危険なのだ。こんな韓国人とはかかわらないのが一番であるが、醜いもの(韓国)から目をそらしてばかりではいけない。贖罪意識から目を覚まし、鋭い直観で東アジアを見なければならないのだ。
著者プロフィール
古田博司(ふるた・ひろし)
筑波大学人文社会科学研究科教授。1953年、神奈川県横浜市生まれ。
慶應義塾大学文学部史学科卒業。同大学大学院文学研究科東洋史専攻修士課程修了。韓国滞在が長く、その体験と研究を下地にした韓国論を複数出版している。著書に『悲しみに笑う韓国人』『朝鮮民族を読み解く』『新しい神の国』『日本文明圏の覚醒』『「紙の本」はかく語りき』(以上、筑摩書房)、『東アジアの思想風景』(岩波書店)、『東アジア「反日」トライアングル』(文春新書)、『東アジア・イデオロギーを超えて』(新書館)など多数。
目次
まえがき ──「隣国のかたち」 第1章 あの、朝鮮民族とつき合う方法- 韓国との歴史共同研究は怒鳴り合いの論争
- 韓国人はウソをつくのがあたりまえ
- 韓国人にはストレートに伝えるしかない
- 平気でウソをつくがハッタリである
- 「全面肯定反転畳み返し」で攻める
- 相手の嫌がることをやれ
- 「ウソをつくんじゃない」と繰り返せ
- 文化・習慣のまったく違う国と認識する
- 生理的嫌悪感を無理に否定しない
- 北朝鮮とはさらにつき合いにくい
- 朝鮮半島はガタガタ
- 核をもって北が南を脅す
- 愛国ではなく反日のナショナリズム
- 韓国人特有の行動パターン
- 言いつけるイガンヂル・ワールド
- 中韓腐れ縁の長い歴史
- 中韓の「正しさ」の押しつけ
- 歴史に学んでしくじる民族
- 正統性闘争が反日に化ける
- 朝鮮朱子学が文化破壊を招いた
- 殺しあう学者、棄てられた民
- 反日運動の根源は何か
- 韓国人の正統性コンプレックス
- 韓国とかかわらない方法も考えておく
- 拉致も竹島支配も復讐のつもり
- 「反日のうねり」が盛り上がらなくなってきた
- 植民地化された「失政」を決して認めない
- 「チャングム」は史実の改竄
- 歴史教科書に国内批判も出始めた韓国
- 増殖する韓国の「自尊史観」
- 世界史的視点で見る朝鮮半島
- 著しく発展の遅れた半島の李朝
- 国家の正統性確立に苦しむ韓国
- 無責任極まりない歴代朝鮮の為政者たち
- 史実書きかえは韓国のほうが困る
- 史実書きかえを支援した日本の左派学者たち
- 教育の改悪で韓国の若者はアメリカへ脱出
- 戦後のどさくさに紛れて竹島を奪取
- 日本は不正直な対応をやめるべき
- アジアの中の中韓の特殊性が見えた事件
- 「ウソも通ればめっけ物」の世界
- 国を捨てた「独立運動家」を英雄とあがめる
- 中韓と北の「悪」はとどまるところを知らない
- 日本軍と戦わない屈折が反日に
- 中共軍は日本軍と戦わず延安に敗走しただけ
- 韓国国民に知られたら困ることばかり
- 北朝鮮のバッファーゾーンの価値がゼロ以下に
- 朝鮮半島を再びバッファーゾーンにする
- 棚ぼた式独立国家の劣等感
- 韓国の民族主義史観が外国によって打ち砕かれた
- 最後は中国が助けてくれると思い込んでいる国
- 反省しない非道徳な中国
- 孔子のような聖人では執政できない国
- すでに道徳を失った人たち
- 殴られても縋るキョンシーと化した左派リベラル
- 国家総動員体制化の中国に警戒すべき
- 漁船衝突事件が平和の幻想を砕いた
- 中華文明は一度滅んでいた
- 中華にひれ伏さなかったモンゴル人
- 独裁国家群のツナミをはね返せ
- 東アジアの平和は終わった
- 「助け、裏切り、恨まず」の中朝関係は終ったのか
- 若き指導者の空騒ぎと派閥闘争
- 張成沢一派粛清事件の波紋
- 中国の北朝鮮離れ?
- もうアジア主義者の反発するネタは消えた
- 退行しダークサイドに落ちる韓国
- 格差の拡大と左翼の台頭
- 韓国の初な左翼たち
- 東アジアを見るコツ
- 唯名論と実念論の国がある
- 中韓首脳会談は「日本外し」でなく「北朝鮮外し」
- マスコミはなぜ「日本外し」でバカ騒ぎするのか
- 中韓では領土だと思ったモノが領土
- 中国の威を借りて日本を徹底侮辱する韓国
- 水戸黄門はいつから在日韓国人が作っているのか
- 中韓の下町のおばちゃんは日本が大好き
- 生理的嫌悪を隠す市民派たち
- 韓流ドラマが国民の嫌悪感を潜在化した
- マルクスの荒唐無稽な学説を信じた人たち
- 「李朝はまるで平安の藤原時代のようだ」
- 儒教は韓国の恥辱そのもの
- 李朝には荘園台帳の一冊もなかった
- 長年の朝鮮研究から得た直観