ロジカル面接術2022年度版

津田久資・下川美奈・田中秀臣 著
定 価:
本体1300円+税
判 型:
A5判
ページ数:
216ページ
ISBN:
9784898314852
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就職を考え、就職に悩む学生たちのバイブル、厳しい就活を乗り越えるためのロングセラー。
面接官も読んでいる『ロジカル面接術』の最新版(2022年版)をお届けします!

やがてくる「人生百年・百歳」時代。七十歳、八十歳まで働くのが普通のことになる社会に合った人生戦略を立てるためにも、内定を勝ち取るためにも、あなたがいかに「会社に貢献できる」かを伝えることが重要です。
面接とは、企業側へあなたを「採用すべき」理由を説明し、あなたを「採用したい! 」と思わせるための、自分自身を売り込むマーケティングの場でもあるのです。
その時に必要となる「論理的思考力」の鍛え方を、第一線で活躍しているマーケティングの専門家である津田久資さんが分かりやすく丁寧に教えてくれます。この力は、社会に出てからも必須となる能力なので、面接対策と併せて学生のうちから身に付けておけば、実社会で同期と差をつけることにもつながるでしょう。

もう一つ面接において大切なことは「自分がどういう人間か」を伝え、一緒に働きたいと思わせること。これには自分自身を取材対象とみなした「自分取材」がとても有効です。面接もニュースの現場と同様に、あなたのPR時間は限られています。時間内に最も魅力的な自分をプレゼンするための発信力・表現力を、日本テレビの現役報道記者である下川美奈さんが伝授します。
学生二人の志望動機を、報道記者が実際に修正した例だけでなく、下川さんが一次面接で実際に話した志望動機も掲載し、具体的でわかりやすいものとなっています。あなたのこれからの「就活力」が、さらにブラッシュアップされることでしょう。

そして、ワックから出ている津田久資さんの『出来る人ほど情報収集はしないもの! 』、下川美奈さんの『テレビ報道記者』を併せてお読み下さい。良書を読めば道は開きます!!

就職戦線も近年はかつての「氷河期」ではなく「売り手市場」と言われています。しかし、米中貿易戦争の激化、香港情勢や新型コロナウィルスによる中国国内の混乱等々により、世界経済の先行きには不安材料が出てきています。日本的経営も見直しが叫ばれています。
とはいえ、やはり学生に人気のある企業への就職は「狭き門」です。そんなときに役立つのが、『ロジカル面接術』。最新版2022年度版をお届けします。

元博報堂の津田久資さんと、日本テレビ報道局で活躍中の下川美奈さん共著の本書は、就職を考え、就職活動に悩む学生たちのバイブルとして、ロングセラーを続けています。大企業の面接官は学生のどこをみているのか、学生は自己アピールをどうすればいいのか……。そういう面接のノウハウなどは無論のこと、就職活動のみならず、社会人になってからのさまざまな生きる上でのテクニックを感得できる一冊です。

本シリーズ、巻末には斯界の第一人者の特別寄稿を新たに掲載し、好評をいただいています。
2022年版は、雑誌「WiLL」にもしばしば登場し、卓越な日本経済論を展開している田中秀臣氏(上武大学ビジネス情報学部教授)の特別寄稿付きです。田中氏には『偏差値40から良い会社に入る方法』(東洋経済新報社)という著作もあり、大学で就職指導にも長年携わってきた方です。先生の主眼は「『自分探し』より『企業分析』が大事だ!」です。この一文を読むだけで、ライバルに差をつけることが可能です。是非手にとってご一読・ご熟読ください。

著者プロフィール

津田久資(つだ ひさし)
1958年生まれ。東京大学法学部、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)卒業。博報堂、ボストン・コンサルティング・グループ、チューリッヒ保険で一貫して、新商品開発、ブランディングを含むマーケティング戦略の立案、実行にあたる。現在、株式会社コンテンツ3監査役、August-a㈱代表として、各社のコンサルティング業務に従事。また、マネジメントスクールや多数の企業内研修会において、ビジネスパーソンの論理的思考、戦略的思考の啓蒙にあたっている。著書に『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか』(ダイヤモンド社)、『超MBA式 ロジカル問題解決』(PHP研究所)、『出来る人ほど情報収集はしないもの! 』(ワック)などがある。雑誌「THE 21」「東洋経済」などへの寄稿も多数。

下川美奈(しもかわ みな)
1972年生まれ。日本テレビ報道局社会部副部長兼解説委員。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、日本テレビ入社。報道局で警視庁クラブ、国税庁クラブ、社会部遊軍、警察庁クラブ、『ニュースプラス1』ディレクターなどを経て、女性初の警視庁クラブキャップに。その後、社会部デスクと兼務で、キャスターとして情報番組『スッキリ!!』『情報ライブ ミヤネ屋』『深層NEWS』を担当。2017年10月からはリニューアルした『スッキリ』のコメンテーターとしても活躍している。著書に『テレビ報道記者』(ワック)がある。

田中秀臣(たなか・ひでとみ)
1961年生まれ。上武大学ビジネス情報学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院経済学研究科単位取得退学。専門は経済思想史・日本経済論。サブカルチャーやアイドルにも造詣が深い。大学では、長年、就職委員(委員長)として、学生の就職指導に当たった体験もある。主な著書に『偏差値40から良い会社に入る方法』(東洋経済新報社)、『増税亡者を名指しで糾す!』(悟空出版)、『雇用大崩壊』(NHK出版生活人新書)、『経済論戦の読み方』(講談社現代新書)などがある。『昭和恐慌の研究』(共著・東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞。文化放送『おはよう寺ちゃん活動中』火曜コメンテーター。『iRONNA』等、ネット連載多数。

目次

はじめに コンサルタントと報道記者がなぜ共同執筆したか

第1章 ロジカル面接術は強く、応用が利く

第2章 ロジカルな人間は面接でもコミュニケーション力を発揮!

第3章 報道記者直伝! 自己PR作成のための五つのステップ

第4章 自分取材と会社取材で、面接官も納得の志望動機ができる!

第5章 報道記者が直接指導! 学生二人の「自分取材」実録

おわりに 報道記者がなぜ面接対策本を書いたか

特別寄稿 特別寄稿 偏差値40でも良い会社に入れる! 「自分探し」より「企業分析」が大事だ! 田中秀臣

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