トヨタを創った男 豊田喜一郎

野口均(フリージャーナリスト) 著
定 価:
本体1700円+税
判 型:
四六版上製
ページ数:
356ページ
ISBN:
9784898310434
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トヨタはなぜ、
経常利益1兆円企業になれたか!

トップの張が意見を乞いたい人物。最強の生産方式「ジャストインタイム」「現地現物主義」のルーツ。卓抜した先見性と行動力で日本の自動車産業を創出した男。技術者として、経営者として激動の時代を駆け抜けたその生き様が、没後50年を経た今ふたたび疾走する。

著者プロフィール

野口均(のぐち・ひとし)
フリーランス・ジャーナリスト。1947年埼玉県生まれ。小説家を志しつつ早稲田大学第一政治経済学部を卒業。雑誌記者を経て、87年にフリーとなり、91年まで野口雄一郎の筆名で「中央公論」「諸君」他にリポートを発表。以来、「プレジデント」「文藝春秋」「日経ビジネス」「フォーブス日本版」などを舞台に、政治・経済・外交問題を主なテーマに執筆活動を続けており、近年は人物論にも異彩を放っている。著書に『シベリア・ラーメン物語』(文藝春秋)、『日米通貨交渉2000日』(日本経済新聞社)、分担執筆に『金利を動かす男たち─日本経済と日銀総裁』(かんき出版)がある。

目次

プロローグ トヨタの謎
第1章 豊田家の父と子
1 社風の源流
2 「発明狂」の子に生まれて
3 苦闘する父の背
4 父と子の新たな出発
第2章 喜一郎の才能の萌芽
1 喜一郎の覚醒期
2 利三郎の役割、喜一郎の意志
3 後継者への曲折した道程
第3章 紡織業から機械メーカーへの転進
1 織機メーカーへ変身の奇貨
2 世代交代を告げた自動織機製作所誕生
第4章 なぜ自動車参入か
1 自動織機世界制覇の陰で
2 喜一郎の密かな企て
3 押し寄せる難関
プロローグ トヨタの謎
第1章 豊田家の父と子
  • 1 社風の源流
  • 2 「発明狂」の子に生まれて
  • 3 苦闘する父の背
  • 4 父と子の新たな出発
第2章 喜一郎の才能の萌芽
  • 1 喜一郎の覚醒期
  • 2 利三郎の役割、喜一郎の意志
  • 3 後継者への曲折した道程
第3章 紡織業から機械メーカーへの転進
  • 1 織機メーカーへ変身の奇貨
  • 2 世代交代を告げた自動織機製作所誕生
第4章 なぜ自動車参入か
  • 1 自動織機世界制覇の陰で
  • 2 喜一郎の密かな企て
  • 3 押し寄せる難関
第5章 喜一郎、走り出す
1 自動車部設立と利三郎との軋轢
2 「火の玉組」奮戦
3 大衆車路線への賭け
4 ボロボロのトヨダ号発進
第6章 トヨタ生産方式を構築
1 ジャスト・イン・タイム始動
2 トヨタ自動車工業、嵐の海へ
3 独創的構想の実践
4 戦時体制下の誤算と失意
第7章 喜一郎の不運
1 不運の連鎖
2 喜一郎の首
エピローグ 喜一郎の「遺志」の実現
第5章 喜一郎、走り出す
  • 1 自動車部設立と利三郎との軋轢
  • 2 「火の玉組」奮戦
  • 3 大衆車路線への賭け
  • 4 ボロボロのトヨダ号発進
第6章 トヨタ生産方式を構築
  • 1 ジャスト・イン・タイム始動
  • 2 トヨタ自動車工業、嵐の海へ
  • 3 独創的構想の実践
  • 4 戦時体制下の誤算と失意
第7章 喜一郎の不運
  • 1 不運の連鎖
  • 2 喜一郎の首
エピローグ 喜一郎の「遺志」の実現
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