自民党は殺された!

堀内光雄(元衆議院議員・元自民党総務会長) 著
定 価:
本体1500円+税
判 型:
四六版上製
ページ数:
224ページ
ISBN:
9784898310922
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政界に激震!

極秘議事録によって「狂気の宰相」小泉を告発する!──「自民党が結党五十年を迎えたいま、警鐘が鳴り渡っているように、私には聞こえる」「小泉首相の政治運営の問題点と大義のない郵政選挙に突入した流れを明らかにし、小泉劇場の楽屋裏の情景も、表舞台と同様に見ていただきたい」──自民党総務会長として、郵政民営化法案成立にいたるまで、その渦中の中心にいた著者が、小泉政治の本質を大胆に解明する。小泉首相は、保守政治の真髄を破壊した!

著者プロフィール

堀内光雄(ほりうち みつお)
1930年生まれ、山梨県出身。1952年、慶應義塾大学経済学部卒業。1962年、富士急行株式会社社長(1990年より会長、現在に至る)。1976年、衆議院議員初当選(現在まで10回当選)。以来、行政管理政務次官、総理府総務副長官、衆議院社会労働委員長、労働大臣、通商産業大臣等を歴任。2001年〜2004年まで3年半にわたり自民党総務会長を務める。

目次

第1章 「変人」宰相が手に入れた権力
「驚天動地」の組閣発表
郵政公社法案をゴリ押し
議院内閣制に露骨な挑戦
「お前、正気か」
補選前の「無理強い」作戦
ようやく了承できた郵政公社法
「見直しはしない」の削除を強要
総裁選直前の「踏み絵」発言
「タイトルが逆さまだ」
変人(ドン・キホーテ)への不安
第2章 「独裁者」に振り回された総務会
官邸主導政治が狙うもの
「独裁者を選んだ覚えはない」
総務会は「自民党の知恵」
「忍耐また忍耐」の総務会長心得
訪米日程優先の強権発動
訪ねて来た竹中大臣
郵便局は生き残れない
ビジョンなき郵政民営化
アメリカが突きつけた要望書
竹中大臣を直撃した爆弾質問
強行突破を狙った人事シフト
手続き無視で反対派が急増
第3章 なぜ郵政民営化を急いだのか?
「北朝鮮とは違うんだよ、日本は」
多数決とは言えない総務会決定
誤った決し方が民主主義を崩壊させる
第1章 「変人」宰相が手に入れた権力
  • 「驚天動地」の組閣発表
  • 郵政公社法案をゴリ押し
  • 議院内閣制に露骨な挑戦
  • 「お前、正気か」
  • 補選前の「無理強い」作戦
  • ようやく了承できた郵政公社法
  • 「見直しはしない」の削除を強要
  • 総裁選直前の「踏み絵」発言
  • 「タイトルが逆さまだ」
  • 変人(ドン・キホーテ)への不安
第2章 「独裁者」に振り回された総務会
  • 官邸主導政治が狙うもの
  • 「独裁者を選んだ覚えはない」
  • 総務会は「自民党の知恵」
  • 「忍耐また忍耐」の総務会長心得
  • 訪米日程優先の強権発動
  • 訪ねて来た竹中大臣
  • 郵便局は生き残れない
  • ビジョンなき郵政民営化
  • アメリカが突きつけた要望書
  • 竹中大臣を直撃した爆弾質問
  • 強行突破を狙った人事シフト
  • 手続き無視で反対派が急増
第3章 なぜ郵政民営化を急いだのか?
  • 「北朝鮮とは違うんだよ、日本は」
  • 多数決とは言えない総務会決定
  • 誤った決し方が民主主義を崩壊させる
第4章 小泉執行部を告発する
「党議拘束」は違憲の疑い
「日本の9・11」
国政選挙をやる必要はなかった
有権者を愚弄した「刺客」選挙
チルドレンに成り下がった刺客たち
小泉批判を封印したマスメディア
英国「クーポン選挙」との酷似性
第5章 国民政党が守ってきたもの、消えたもの
イラク派遣で激論
辞表を懐にして臨んだ総務会
無礼だった元総理への引退勧告
野中広務議員が見せた「伏櫪の志」
民営化は行財政改革の一手法
一兆三千億円の赤字があった石油公団
石油公団廃止が意味するもの
財政再建は特別会計改革から
民営化に必要なのは公共性の判断
第6章 保守政治の真髄を求めて
ワンフレーズ政治に漂う危うさ
ミニ・ヒトラーがこの国を滅ぼす
小泉政治が生み出した光と影
複雑さの中に重心を求めるのが保守政治
なぜ自民党は長期政権を維持できたか
「自民党の悲鳴」が聴こえる
第4章 小泉執行部を告発する
  • 「党議拘束」は違憲の疑い
  • 「日本の9・11」
  • 国政選挙をやる必要はなかった
  • 有権者を愚弄した「刺客」選挙
  • チルドレンに成り下がった刺客たち
  • 小泉批判を封印したマスメディア
  • 英国「クーポン選挙」との酷似性
第5章 国民政党が守ってきたもの、消えたもの
  • イラク派遣で激論
  • 辞表を懐にして臨んだ総務会
  • 無礼だった元総理への引退勧告
  • 野中広務議員が見せた「伏櫪の志」
  • 民営化は行財政改革の一手法
  • 一兆三千億円の赤字があった石油公団
  • 石油公団廃止が意味するもの
  • 財政再建は特別会計改革から
  • 民営化に必要なのは公共性の判断
第6章 保守政治の真髄を求めて
  • ワンフレーズ政治に漂う危うさ
  • ミニ・ヒトラーがこの国を滅ぼす
  • 小泉政治が生み出した光と影
  • 複雑さの中に重心を求めるのが保守政治
  • なぜ自民党は長期政権を維持できたか
  • 「自民党の悲鳴」が聴こえる
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