世界一孤独になった日本人

井尻千男(拓殖大学教授) 著
定 価:
本体1700円+税
判 型:
四六版並製
ページ数:
288ページ
ISBN:
9784898310465
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いま日本人に必要なのは、共同体意識であり、
求心力であり、運命愛なのだ!

自殺者年間3万人超!──こんなことが許されていいものか。日本社会の美質を忘れ、共同体意識と求心力を喪失したこの十年。日本人の「たましい」を呼び覚ます達意・共感のエッセイ。週刊新潮の人気連載「世間漫録」の社会問題篇。

著者プロフィール

井尻千男(いじり・かずお)
炯眼のコラムニストで、拓殖大学教授・日本文化研究所所長。1938年山梨県生まれ。62年立教大学を卒業、日本経済新聞社に入社。同紙読書面のコラムを25年にわたって執筆し、コラムニストとして高い評価を受けた。97年退職。現在総合雑誌・情報誌などで怜悧な筆をふるっているが、ユニークな都市論でも著名。主な著書に、『自画像としての都市』(東洋経済新報社)、『劇的なる精神 福田恆存』(徳間文庫)、『言葉を玩んで国を喪う』『日本あやうし』『漫録おやじ日本を叱る』(新潮社)、『共同体を保守再生せよ』(秀明出版会)、『保守を忘れた自民政治』(ワック)などがある。

目次

第1章 こんな事が許されていいものか
一歩前進した「少年法」の解釈
バスジャックと男の乗客
熱血お巡りさんを守れ
少年法改正はなぜ必要なのか
出会い系サイトという「IT革命」
マンパワー衰退の根源
国語力と人間の活力
クリフォード・ストールの警告
第2章 日本経済衰弱の元凶
市場原理か共同体原理か
少年の夢たりがたし
民間企業の官僚化
ピラミッド型社会がいいのか
国民的プロジェクトが不可欠だ
ユニクロ旋風考
「銀座幻想」派の憂鬱
都市大改造を急げ
消え行く松下イズム
せめて食品の安全ぐらいは守れ
捨て置けぬ京都駅
都市再生と死生観
第3章 国の大本を正さず末に走る
両陛下の「お言葉」に甘える狡智
五十五年間の謝罪
三島由紀夫の精神
喧嘩のできない日本人
「一夜の宿」の美学
窮鳥懐に入れば
中国の対日前哨戦
プロパガンダ映画の詐術
自衛隊員の「士気」をどうするのか
戦争報道の落とし穴
自衛隊員の地声
男の涙と女の涙
第1章 こんな事が許されていいものか
  • 一歩前進した「少年法」の解釈
  • バスジャックと男の乗客
  • 熱血お巡りさんを守れ
  • 少年法改正はなぜ必要なのか
  • 出会い系サイトという「IT革命」
  • マンパワー衰退の根源
  • 国語力と人間の活力
  • クリフォード・ストールの警告
第2章 日本経済衰弱の元凶
  • 市場原理か共同体原理か
  • 少年の夢たりがたし
  • 民間企業の官僚化
  • ピラミッド型社会がいいのか
  • 国民的プロジェクトが不可欠だ
  • ユニクロ旋風考
  • 「銀座幻想」派の憂鬱
  • 都市大改造を急げ
  • 消え行く松下イズム
  • せめて食品の安全ぐらいは守れ
  • 捨て置けぬ京都駅
  • 都市再生と死生観
第3章 国の大本を正さず末に走る
  • 両陛下の「お言葉」に甘える狡智
  • 五十五年間の謝罪
  • 三島由紀夫の精神
  • 喧嘩のできない日本人
  • 「一夜の宿」の美学
  • 窮鳥懐に入れば
  • 中国の対日前哨戦
  • プロパガンダ映画の詐術
  • 自衛隊員の「士気」をどうするのか
  • 戦争報道の落とし穴
  • 自衛隊員の地声
  • 男の涙と女の涙
第4章 いま必要な日本人のスタンス
トルシエでいいじゃないか
千葉すずという存在
男の涙と女の笑顔
若者に対する敗北主義
新大久保駅「転落死」私考
イチローの死球
平仮名「市名」にもの申す
ライトとマイルド
食文化は最後の砦
円盤型社会とピラミッド型社会
無我のランナー・高橋尚子
イチローと中村紀洋
成人式の本義を問う
第5章 「共同体の文化」断想
「花見」と「花鑑賞」の差
ヨーロッパの都市と運命愛
あの日の夏の思い出
森英恵のファッションショー
コーランと食のタブー
マグダラのマリア
台湾旅愁
新宮ご誕生と「和の文化」
第4章 いま必要な日本人のスタンス
  • トルシエでいいじゃないか
  • 千葉すずという存在
  • 男の涙と女の笑顔
  • 若者に対する敗北主義
  • 新大久保駅「転落死」私考
  • イチローの死球
  • 平仮名「市名」にもの申す
  • ライトとマイルド
  • 食文化は最後の砦
  • 円盤型社会とピラミッド型社会
  • 無我のランナー・高橋尚子
  • イチローと中村紀洋
  • 成人式の本義を問う
第5章 「共同体の文化」断想
  • 「花見」と「花鑑賞」の差
  • ヨーロッパの都市と運命愛
  • あの日の夏の思い出
  • 森英恵のファッションショー
  • コーランと食のタブー
  • マグダラのマリア
  • 台湾旅愁
  • 新宮ご誕生と「和の文化」
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