「昭和の戦史」はウソばかり!
アジアに謝罪すべきは誰か!
アジアに謝罪すべきは誰か!
日本人はもともと人種、民族について深刻に考えない性癖をもち、ましてや、そうしたことを考えてはいけないように仕込まれてきた。しかし、「人種」という視点をもたず歴史を見ている限り、歴史の本当の姿は見えてこない。人種が違えば、考え方も行動様式も生活習慣も、そのベースにあるものはほとんどと言っていいくらい違うのである。一度、「人種」という色をはっきりさせて日本の戦争を振り返ってみるとどうなるか。肚(はら)黒い白人の植民地支配からアジアが独立できたのは、本当は日本軍のお陰だったことを本書は教えてくれる。
著者プロフィール
高山正之(たかやま・まさゆき)
ジャーナリスト。1942年東京生まれ。東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。98年より3年間、産経新聞夕刊1面にて時事コラム「異見自在」を担当し、その辛口ぶりが評判となる。2001年から2007年3月まで帝京大学教授。『週刊新潮』に連載中のコラム「変見自在」は熱狂的ファンも多く、名物辛口コラムとして高い人気を集めている。著書に『世界は腹黒い』(高木書房)、『「モンスター新聞」が日本を滅ぼす』『「官僚は犯罪者」は世界の常識』(PHP研究所)、『変見自在 サダム・フセインは偉かった』『変見自在 スーチー女史は善人か』『変見自在 ジョージ・ブッシュが日本を救った』『変見自在 オバマ大統領は黒人か』『変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』(新潮社)などがある。