韓国が糾弾する「七奪」はデタラメだ!
日韓を真に理解するために……
日韓を真に理解するために……
韓国では、日本統治時代に「国王」「主権」「土地」「国語」「姓名」「命」「資源」の七つを日本によって奪われたと教育している。いまや「七奪」と称され、反日感情の源泉となっている。しかし、気骨のある誇り高い朝鮮民族が、なぜ国レベルで戦うこともなく、唯々諾々と日本の為すがままに蹂躙されたのか。実は、当時の朝鮮の人々は決して誇りを失っていたのではなく、朝鮮民族の安全を確保し、朝鮮社会を近代化させるための現実的方策として、日本との合邦という道を選んだのである。これまでの日韓歴史認識はウソだらけ! 収奪されたのは、韓国ではなくむしろ日本だった!
著者プロフィール
松木国俊(まつき・くにとし)
1950年、熊本県生まれ。1973年、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。同年、豊田通商株式会社入社。1980年〜84年、豊田通商ソウル事務所駐在。秘書室次長、機械部次長を経て2000年、豊田通商退社。2001年、松木商事株式会社設立、代表取締役。現在に至る。日本会議東京本部調布支部副支部長、新しい歴史教科書をつくる会三多摩支部副支部長も務める。
目次
第1章 日本人の常識では想像もつかない「反日感情」- ①誤解と偏見を通して出来上がった対日イメージ
- 日本の悪口を言えば言うほど「愛国者」
- 日本の伝統文化はすべて韓国がオリジナル
- 日本はいつも汚い手を使って韓国に勝とうとする
- 今でも韓国人は日本でひどい差別を受けている
- 日本人は好戦的で、朝鮮半島の平和にとって最大の脅威
- 「戦争に勝って日本を占領したい」という韓国人の思い
- ②なぜここまで対日イメージがねじ曲がったのか
- 日本を蔑みたい感情の根底には小中華思想がある
- 大韓民国は「反日」を「国是」として成り立っている
- 反日デモに幼稚園児まで動員する教育
- 教え込んでいることは捏造と歪曲の歴史
- ①「国王を奪った」への反論
- 皇室の一員として手厚く遇された李王家
- 李王家を廃止したのは韓国自身だった
- ②「主権を奪った」への反論
- 属国だった朝鮮を独立させたのは誰か?
- ロシアを新たな宗主国にしようとした目論んだ閔妃
- 日露戦争中にロシアと手を握ろうとした高宗
- 皇帝は保護国化に批判的だった大臣の意見を却下した
- 大韓帝国政府の閣僚もあきれた「ハーグ密使事件」
- 「日本との一体化が国を救う道」と訴えた一進会
- 正式な条約を結び、平和裏に進められた併合
- ③「土地を奪った」への反論
- 「太閤検地」以前の状態だった朝鮮の土地管理
- 朝鮮人同士の土地争いでトラブルが頻発した
- 憲兵を派遣し、日本人に農地を売らないよう説得した朝鮮総督府
- 日本の行った土地調査で近代化の基礎が完成した
- ④「国語を奪った」への反論
- 福沢諭吉が再発見したハングル
- 初めての本格的な朝鮮語辞典は朝鮮総督府が編纂した
- 「植民地」であれば日本語を教える必要はなかった
- 朝鮮語が学習科目から外れたことが、なぜ「朝鮮語禁止」となるのか
- 「朝鮮語廃止」を唱えた朝鮮知識人
- 当時は日本人の官吏が必死に朝鮮語を勉強していた
- 「奪う」どころか近代化に必要な朝鮮語を提供した
- 朝鮮の輝かしい歴史もしっかり教えていたという事実
- ⑤「姓名を奪った」への反論
- 併合直後は日本式の名前を名乗ることが禁止されていた
- 日本名を名乗れるよう要求したのは朝鮮人だった
- 差別撤廃の一環だった「創氏改名」
- 日本が朝鮮人に日本名を強制した事実はない
- 朝鮮名のままでなんら不利はなかった
- 八〇%の人が「氏」を創ったのは、多くの朝鮮人が「日本臣民」を希望した結果
- ⑥「命を奪った」への反論
- 韓国にだけ存在する歴史用語「日韓五十年戦争」
- 捏造のベースは『朝鮮独立運動之血史』
- 東学党三十万人虐殺と日露戦争時の民間人虐殺の嘘
- 「三一運動」に関する弾圧の歪曲史
- 教科書に載っているのは朴殷植が捏造した話
- 水原堤岩里事件は日本側の正当防衛
- 三一運動処理で示された日本の司法の公正さ
- 柳寛順は拷問死ではなかった
- 日本は近代法制度導入で朝鮮人の命を救った
- 朝鮮伝統の笞刑をすぐに廃止しなかった理由
- 地獄から天国に変わった刑務所
- 春を越せずに餓死した李朝時代の農民
- 宇垣一成総督の農村振興運動
- 朝鮮農業の発展に努めた日本の民間人
- 近代医療の導入で平均寿命が倍に伸びた
- ⑦「資源を奪った」への反論
- 朝鮮は「植民地」ではなく「拓殖地」だった
- 政府が朝鮮半島につぎ込んだ金額は現在の価値で六十三兆円にものぼる
- 鉄道建設もすべて日本の資金
- 民間レベルの投資は朝鮮の工業化を推進した
- ①ことあるごとに持ち出される「歴史カード」の歪曲と捏造
- 日本軍が組織的に売春婦を連れて動く制度はなかった
- 「日本軍は女子挺身隊の名目で徴用し慰安婦にした」=歴史の歪曲
- 政府の調査結果は「挺身隊名目での慰安婦強制連行の事実なし」
- 「日本軍は慰安婦狩りを行った」=歴史の捏造
- 朝鮮にあった日本軍は駐屯地から出ていなかった
- 朝鮮の人々は警察によって守られていた
- ②「慰安婦」とはどんなものだったのか
- 民間の斡旋業者が募集し、民間の売春施設に送られた
- 悪徳業者が様々なトラブルを引き起こした
- 不当行為を抑え込むために政府と軍は何をやったか
- 慰安婦は「性奴隷」だったのか
- 慰安婦に結婚を断られて自殺した兵士もいた
- ③仕組まれた「慰安婦問題」が外交問題に発展した経緯
- 平成二年、社会党議員の質問から始まった
- 朝日新聞が世論を誤動して問題が深刻化する
- 狼狽した宮澤内閣は謝罪と反省を繰り返す
- ④百年の禍根を残した「河野談話」
- 韓国からの圧力に屈した宮澤政権
- 「従軍慰安婦強制連行」を世界で定着させた愚行
- 河野談話は一刻も早く撤回しなければならない
- ①日韓の文化に違いがあることを知る
- 韓国人の口喧嘩は自分の言いたいことを怒鳴りあう
- 韓国人の押しの強さは世界一
- いくら謝っても韓国は決して許さない
- 永久に祖先の罪から逃れられない国
- ②事実を踏まえて大局から歴史を見つめる
- 「余計なお世話」でも「やってあげた」でもなく、「利害の一致」だった
- 日本統治下で遂げた朝鮮の驚異的な経済発展
- 平均経済成長率三・七%は特筆すべき数字
- 世界的に高レベルだった小学校の就学率
- 大阪や名古屋よりも先に京城で帝国大学をつくった
- どこの国が植民地にこれほどの教育を施したか
- 朝鮮統治は日本側の大幅な持ち出しだった
- 収奪されたのは朝鮮人ではなく日本人
- ③両民族の記憶をとりもどそう
- 支那事変で大活躍した帝国軍人・金錫源少佐
- 殺到した朝鮮からの志願兵
- 大東亜戦争を強烈に支持した朝鮮言論界
- 「大和魂」に劣らぬ「朝鮮魂」で戦場に臨んだ英雄たち
- 文化の差を乗り越えて努力した日本人と朝鮮人
- 衆議院議員に二回当選した朴春琴
- 元日本軍兵士からいただいた手紙
- ④日の丸と太極旗が東亜の空に並び立つ日
- やるべきことは、謝罪ではなく誤解を解くこと
- 日本の統治下で朝鮮が発展したのは朝鮮人の努力の賜物