ロジカル面接術

津田久資(AUGUST-A代表)/下川美奈(日本テレビ報道局) 著
定 価:
本体1400円+税
判 型:
四六判並製
ページ数:
252ページ
ISBN:
9784898314142
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面接は自分を売り込む「戦略活動」
構造図を理解すれば、もう迷わない!

面接で大切なのは、「自分の情報」を整理して最終メッセージに説得力を持たせる「論理的な思考力」があるかどうか。その視点から、マーケティングの専門家が「自分を売り込む戦略活動」を、現役の報道記者が「自分への取材活動」を教える究極の面接術!「論理的な思考力」があれば、他人の情報やマニュアルは必要ない。巻末特別インタビューは、No.1 就活コンサルタントの坂本直文氏が「十業界、四群受験で内定を勝ちとれ!」と就活の極意を教える。

著者プロフィール

津田久資(つだ ひさし)
1958年生まれ。東京大学法学部、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)卒業。博報堂、ボストン・コンサルティング・グループ、チューリッヒ保険で一貫して新商品開発、ブランディングを含むマーケティング戦略の立案、実行にあたる。現在、AUGUST-A㈱代表として、各社のコンサルティング業務に従事。また、マネジメントスクールや多数の企業内研修会において、ビジネスパーソンの論理的思考、戦略的思考の啓蒙にあたっている。著書に『超MBA式 ロジカル問題解決』『ビジネスマンのための「知的ミーハー思考」のすすめ』(以上、PHP研究所)、『出来る人ほど情報収集はしないもの!』(ワック)。雑誌「THE 21」「東洋経済」等に寄稿多数。

下川美奈(しもかわ みな)
1972年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、日本テレビ入社。報道局で警視庁クラブ、国税庁クラブ、社会部遊軍、警察庁クラブ、『ニュースプラス1』ディレクターなどを経て、女性初の警視庁クラブキャップに。2009年1月より、社会部デスク兼コメンテーター。現在、情報番組『スッキリ!!』と『情報ライブ ミヤネ屋』のニュースコーナーのキャスターも担当。オウム事件など数々の事件取材でのスクープのほか、金賢姫元死刑囚が来日した際に単独インタビューを成功させ、北朝鮮による日本人拉致の新情報を聞き出すなど、活発な活動をしている。

目次

はじめに なぜ、面接はロジカルでなければならないのか●津田久資
  • ビジネスに変革をもたらす人材は、ロジカルな人間
  • 発想力・コミュニケーション力のある人材はロジカル
  • 「ロジカル」から最も遠いのが「べし・べからず」
  • なぜ、経営コンサルタントと取材記者がタッグを組んだのか?
序章 「ロジカル面接」の基本構造をまず、頭に入れて下さい
  • ロジカルを面接にどう活かすか
  • 論理的に練り上げられた面接は強い
第1章 面接における最終メッセージは「私は御社に貢献できます」
  • 会社に必要なのは「貢献してくれる人」
  • 「自己PR」「志望動機」とは何か
  • 「自己PR」と「志望動機」の落とし穴
  • 「会社への貢献」とは「利益を生むこと」
  • 入社後、約三年でものになる人が求められている
  • 「一緒に働きたい」と思わせることも必要
第2章 会社貢献のための その1「私には能力があります」
  • 「ビジネスマンとしての能力」が評価の八割を占める
  • 企画力の主張には要注意
  • 組織では三つの能力あってこその企画力
  • 能力1 問題解決力
  • ①問題発見力
  • ②問題分析力
  • ③解決方法策定力
  • ④手順化力
  • 能力2 行動力
  • 「行動力がある」とは?
  • 能力3 コミュニケーション力
  • ①理解力
  • ②察知力
  • ③言語化力(論理的構成力)
  • ④話術
第3章 会社貢献のための その2「私は御社に合っています」
  • 「熱意がある=合っている」ではない
  • 企業研究とは会社と自分のフィッティング調査
  • ①全社戦略を知る
  • ②事業戦略を知る
  • ③機能別戦略の一つ、人事戦略を知る
第4章 面接に必要な「自己分析」はじつは、自分への取材活動です●下川美奈
  • 学んできたアピールポイントを自分取材で探す
  • 第一段階 先入観を捨てる
  • 第二段階 幅広い多くの情報を集める
  • ●ワークシート●自分取材のための手がかり
  • 第三段階 重要なポイントをつかむ
  • ●ワークシート●エピソードの中に「能力」を見つける
  • 第四段階 ストーリー化する
  • 第五段階 原稿化する
  • ●ワークシート●重要なポイントをストーリー化する
  • ●ワークシート●基本の一分原稿を作る
  • 「志望動機」を取材する
  • ●ワークシート●会社取材のための手がかり
  • 面接の場で気をつけること
第5章 では、実際に「自分取材」をしてみましょう
  • 早稲田大学教育学部 水野真理さん(仮名)の自分取材
  • 「情報収集」と「重要なポイントをつかむ」
  • ポイントをさらに具体的に取材する
  • ストーリー化して、原稿化する
  • 立教大学経済学部 芹沢浩之君(仮名)の自分取材
  • 「情報収集」と「重要なポイントをつかむ」
  • ストーリー化して原稿化する
  • ●ワークシート●魅力的な自己PRの例
  • ●ワークシート●魅力的な志望動機の例
  • ●ワークシート●あなたの自己PRと志望動機
おわりに なぜ、報道記者が面接の本を書くことになったか
  • 理由その1 このままでは学生も企業も不幸
  • 理由その2 マニュアル本に対する不満と憤り
  • 理由その3 記者の「考える」ノウハウが活かせる
特別収録 No.1就職コンサルタントが教える就活の極意「十業界、四群受験で内定を勝ちとれ!」●坂本直文
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