世界から好かれている国・日本

黄文雄 著
定 価:
本体900円+税
判 型:
新書判
ページ数:
204ページ
ISBN:
9784898317365
アマゾンのショッピングサイトへリンクします。
台湾を出て日本人になって
ほんとうによかった理由

・台湾人として生まれた悲哀
・昔から信頼される民族だった
・道徳の質が違う日本と中国
・日本人は自信を持っていい
・人間を貴重な資源とする人間国宝がある国
・日本の問題は自国の歴史を否定する日本人たちの存在だ

著者プロフィール

黄 文雄(こう・ぶんゆう)
文明史家、評論家。1938年、台湾生まれ。1964年来日、早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。『中国之没落』(台湾、1991年)が大反響を呼んで以来、旺盛な執筆・評論活動を展開している。巫福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。著書に『韓国は日本人がつくった』『近代中国は日本がつくった』『満州国は日本の植民地ではなかった』『「日中戦争」は侵略ではなかった』『「昭和の大戦」の真実(正)(続)』『中国と中国人は、この五文字で理解できる』『世界中に嫌われる国・中国 崩壊のシナリオ』『「複合汚染国家」中国』(以上、ワック)『日本人が絶対に理解できない中国人と韓国人』(徳間書店)『学校では絶対に教えない植民地の真実』(ビジネス社)など多数。

目次

第1章 私はなぜ台湾を出て日本に来たか

  • 私の「雑草魂」の根は終戦直後の混乱期にある
  • 国民党の台湾上陸と「二・二八事件」
  • 「二・二八事件」が起こった背景
  • 戦後の台湾の酷さ
  • 戦後の中国人支配で、台湾人にとっての中国人像が形成された
  • 中国人はもともとモラルなき民族
  • 日本統治時代の日本人の素晴らしさ
  • 当時の台湾から出ることが最大の幸福だった

第2章 台湾人として生まれた悲哀と私の戦後の生き方

  • 日本で台湾独立運動をした人たち
  • 台湾人として生まれた悲哀
  • 台湾はアジアの孤児
  • アルバイトをしながら無給のミニコミの編集者生活を続けてきた
  • 踏みつぶされても「雑草魂」で生き延びてきた
  • つねに未来志向で生きる
  • 未完成だからこそ発展する余地がある──日本的美意識と私の生き方

第3章 戦後日本の忘れ物

  • 逮捕と暗殺の恐れがない日本文化人の傲慢と惰性
  • 戦後日本知識人の忘れもの
  • かつて日本の知識人は尖閣を中国に返せと言っていた
  • 日本のマスコミの無責任さ
  • 中国の「尖閣諸島」の主張は真っ赤なウソ
  • マスコミ情報を鵜呑みにしてはいけない
  • この五十年、日本人はどう変わったのか
  • 日本の世論も変わってきた
  • いまの日本の課題は、日本人の誇りを取り戻すこと
  • ようやく最近になって日本文化の見直しが始まっている

第4章 日本は世界から好かれている──地球を四十周まわって気付いたこと

  • 日本人は昔、世界中で信頼される民族だった
  • 中国人観光客のモラルはよくならない
  • 日本は安心、安全な国
  • 日本人はもっと自信を持っていい
  • 道徳の質が違う日本と中国
  • 日本人の「美意識」は善を超えている
  • 穢れを嫌う日本人、衛生観念のない中国人
  • 日本では儒学は根付いていない
  • 日本人の心情「やまとごころ」
  • 生と死を見つめる「武士道」は宗教を超える
  • 日本人の思いやりの心
  • 不完全性を残す日本文化のよさ
  • 日本人の心をはぐくんできた自然

第5章 中国という国の本質

  • なぜ、日本は靖國問題、歴史問題で弱腰になったのか
  • 弱みを見せたらつけこむのが中国
  • 中国には民意など存在しない
  • 中国は隣国の存在を許さない
  • 中国の核心的利益とは
  • なぜ、中国は南沙諸島を取りに行っているか
  • 台湾と南シナ海は日本の存在の基盤
  • 中国の海洋進出は通商国家への道、ひいては世界支配のため
  • これからは中国、インド、ロシアの関係が厳しくなる
  • 中国はこれからが大変

第6章 地球的規模から、未来を考える

  • 国家と民族の問題
  • 世界的に、これから乗り越えなければいけない課題は多い
  • 地球規模で、自由、平等、人権をどう守るか
  • 課題は世界人類共通の価値を創出できるかどうか
  • 日本はソフト・パワーの魅力をもっとアピールすればいい

第7章 日本国内の問題と日本の良さを見直す

  • 日本国内の問題点
  • 憲法問題と沖縄問題
  • 日本に平和が続いているのは、日本人の「心と魂」があるから
  • 日本では昔から人間を貴重な資源とする文化がある
  • 日本における「道」を求める精神
  • 日本の「和」と「習合」の精神
トップへ戻る