・「日本価格」を知らないマスコミと経産省
・コロナの成功、世界は日本論が盛んになる
・中国共産党が恐れる日本の武器・ソフトパワー
・日本を見下す国に明日はない……
著者プロフィール
評論家。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長や東京財団会長などを歴任。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。近著に『ついに日本繁栄の時代がやって来た』(ワック)、『世界は沈没し日本が躍動する』(ビジネス社・共著)などがある。
目次
はじめに──米中コロナ合戦はいかに? そして「ニッポンファースト」と言おう!
第1章 世界で最も平和で清らかな国
我ら「神州清潔の民」
国民の合意として自然成立する王朝
日本の伝統文化があまりに立派すぎて
日本発の世界常識革命
日本製品は「商品」ではない
天皇の祈りとともに初日が昇る
〝日本ルール〟を提案せよ
勝ち敗けの予測より大義と名誉
ラグビー日本代表チームが教えてくれたこと
第2章 教育と国内問題の新常識
いじめに対する自主防衛教育を
関東と関西で異なる「公共事業」
教育の権利は誰にある
現憲法を廃止すれば十七条憲法が復活する
働いているのは安倍首相だけ
時を逃さず登場する人材
ゴーンいわく「日本には有難い人たちがいる」
あまり人には言えない健全な常識
私立医科大の縁故入学は当然
あの戦争に成算はあったか
あらゆる責任は国民にある
第3章 日本外交の課題と使命
学者的経済とトランプ的思いつき経済の争い
国民の疑問──なぜ対米戦争を始めたのか
二十一世紀の「内臓に至る病」
日本に甘える国には厳しく対処せよ
日本発の世界史と日本論が盛んになる
欧米文明クソくらえ
ウソをつく人は必ず統計を使う
言葉を必要とする世界
周辺国に国家のあるべき姿を教えよう
省庁の縄張り争いで削りに削られたもの
第4章 世界に冠たる先進国ニッポン
中国共産党が恐れる日本の武器
アメリカの経済学より日本の常識
〝日本の心〟が世界に勝つ
明治憲法は生きている
冷たくするのも国際親善のうち
「日本価格」を知らないマスコミと経産省
日本を見下す国に明日はない
日本語が国際標準語になる日
安倍首相の〝無手勝流〟
まだ世界が気づかない価値観