「脳をうまく働かせる人」の習慣力

石浦章一(東京大学教授) 著
定 価:
本体857円+税
判 型:
新書版
ページ数:
248ページ
ISBN:
9784898316085
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自分の脳をベストコンディションにする方法!
誰でもできる「脳力」革命!

「私は生まれつき頭が良くない」は、怠ける口実だ! 人間の能力は日頃の生活習慣の影響が大きく、「頭がいい人」「仕事ができる人」は、日々の積み重ねによって遺伝子の働きを変えているのだ。誰でもできる「脳力革命」をアドバイス! ベストセラーとなった『いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣』の第2弾、いよいよ登場!

著者プロフィール

石浦章一(いしうら・しょういち)
東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。1950年、石川県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業、東京大学理学系大学院修了。国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物研究所を経て現職。専門は分子認知科学。難病の解明をライフワークに、遺伝性神経疾患の分子細胞生物研究をおこなっている。著書に、『新版 脳内物質が心をつくる』『遺伝子が明かす脳と心のからくり』『生命に仕組まれた遺伝子のいたずら』(以上、羊土社)、『IQ遺伝子』(丸善)、『「頭のよさ」は遺伝子で決まる!?』(PHP新書)、『脳学』(講談社)、『30日で夢をかなえる脳』(幻冬舎)、『いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣』(ワック)などがある。

目次

プロローグ 勉強、仕事で脳が喜ぶ習慣をつける
脳が喜べば勉強も仕事も上達する
勉強、仕事を嫌いにならない
勉強や仕事を楽しくやっているときの脳のなかは?
東大生の勉強習慣と脳の関係
嫌いにならないためには、基本でつまずかない
得意にするためには、やり続けてそれを習慣化する
やり続ければ遺伝子をオンにできる
第Ⅰ部 基礎編 脳の働きにかなった勉強法・仕事術
第1章 ほめればほめるほど、脳のなかの「報酬回路」を刺激する
ほめられることでドーパミン分泌が盛んになる
成果ではなく、プロセス、努力をほめる
自分で自分に褒美を与えて報酬回路を活発にする
第2章 意欲を持てばドーパミンが働く
好き嫌いにかかわっている脳は?
現代科学で、どこまで脳内物質の動きがわかるのか
「何かをやろう」という動機づけがされれば、ドーパミンが分泌される
ドーパミンをふやすと意欲的になる?
第3章 脳内物質がやる気をつくる?
うつとやる気と脳内物質
好奇心が強いかどうかは生まれつき?
生まれつきの性格傾向と脳内物質の関係
やる気をつくるのは、ドーパミンだけではない?
第4章 集中力がつく脳の喜ばせ方
ドーパミンが集中力をつくる
日本人の半分は何かにはまりやすい
ドーパミンが出過ぎると毒になる
何らかの報酬を支えにすればやる気は起こる
習慣力を活用して集中力をつける
コーヒー、昼寝、甘いものの効用
第5章 記憶力を高める脳活用法
海馬を健康に保たなければ記憶力が悪くなる
記憶を定着させる秘密
脳のつながりがよくなれば記憶力が高まる
女性ホルモンはシナプスのつながりをよくする?
タバコを吸わないほうが頭の働きはいい
暗記はやればやるほど、早く覚えることができる
第6章 脳をうまく働かせる人が頭がいい
知能が高い人の脳の働き方、低い人の脳の働き方
練習を繰り返すことで脳は効率よく働く
「脳力」は、生まれつきよりも環境が大きい
記憶にかかわる遺伝子は膨大にある
自分の力で脳にいい影響を及ぼす遺伝子をオンにできる?
プロローグ 勉強、仕事で脳が喜ぶ習慣をつける
  • 脳が喜べば勉強も仕事も上達する
  • 勉強、仕事を嫌いにならない
  • 勉強や仕事を楽しくやっているときの脳のなかは?
  • 東大生の勉強習慣と脳の関係
  • 嫌いにならないためには、基本でつまずかない
  • 得意にするためには、やり続けてそれを習慣化する
  • やり続ければ遺伝子をオンにできる
第Ⅰ部 基礎編 脳の働きにかなった勉強法・仕事術
第1章 ほめればほめるほど、脳のなかの「報酬回路」を刺激する
  • ほめられることでドーパミン分泌が盛んになる
  • 成果ではなく、プロセス、努力をほめる
  • 自分で自分に褒美を与えて報酬回路を活発にする
第2章 意欲を持てばドーパミンが働く
  • 好き嫌いにかかわっている脳は?
  • 現代科学で、どこまで脳内物質の動きがわかるのか
  • 「何かをやろう」という動機づけがされれば、ドーパミンが分泌される
  • ドーパミンをふやすと意欲的になる?
第3章 脳内物質がやる気をつくる?
  • うつとやる気と脳内物質
  • 好奇心が強いかどうかは生まれつき?
  • 生まれつきの性格傾向と脳内物質の関係
  • やる気をつくるのは、ドーパミンだけではない?
第4章 集中力がつく脳の喜ばせ方
  • ドーパミンが集中力をつくる
  • 日本人の半分は何かにはまりやすい
  • ドーパミンが出過ぎると毒になる
  • 何らかの報酬を支えにすればやる気は起こる
  • 習慣力を活用して集中力をつける
  • コーヒー、昼寝、甘いものの効用
第5章 記憶力を高める脳活用法
  • 海馬を健康に保たなければ記憶力が悪くなる
  • 記憶を定着させる秘密
  • 脳のつながりがよくなれば記憶力が高まる
  • 女性ホルモンはシナプスのつながりをよくする?
  • タバコを吸わないほうが頭の働きはいい
  • 暗記はやればやるほど、早く覚えることができる
第6章 脳をうまく働かせる人が頭がいい
  • 知能が高い人の脳の働き方、低い人の脳の働き方
  • 練習を繰り返すことで脳は効率よく働く
  • 「脳力」は、生まれつきよりも環境が大きい
  • 記憶にかかわる遺伝子は膨大にある
  • 自分の力で脳にいい影響を及ぼす遺伝子をオンにできる?
第Ⅱ部 実践編 脳が喜ぶ生活習慣
第7章 脳が十分に働くための生活
朝型・夜型は関係なく、規則的な生活で脳が働く
脳にとってもっとも悪い不規則な生活
徹夜すると脳の働きがよくない
理想的な睡眠時間は七・五時間
体を使えば脳も働く
週に二〜三回は定期的に運動をする
四十代半ばになったら、歩くことを心がける
ご飯など炭水化物をとることも大切
腹八分目で脳も体もいい状態に
料理をきちんとつくることは、脳にいい
生まれつきストレスを受けやすい人もいる
ストレスがかかると脳や体はどう反応するか
あまりにも強いストレスは海馬を萎縮させる
ストレス解消になる楽しみを持って脳をいつも快調に
第8章 「喜んで働く脳」のつくり方
嫌だ、苦手だという思い込みを変える
復習する習慣をつける
好きなこと、得意なことからはじめて脳を働きやすくする
プレッシャーを活用して脳力を伸ばす
目標と締め切りを設定すれば脳はやる気になる
読書は脳の基礎体力を高める
読んだことについて話し合うと、さらに読書効果が高まる
実践に役立つ読書法
脳にゆとりをもたらす「まったく自分だけの楽しみ」
第9章 年代別、脳が喜ぶ学習法
二十代の勉強法❶ 幅広い読書が脳の底力になる
二十代の勉強法❷ 量をこなせばこなすほど脳は効率がよくなる
二十代の勉強法❸ 大きな目標を持ってモチベーションを高める
二十代の勉強法❹ 幅広く学ぶために時間を有効に使う
二十代の勉強法❺ 自己流にこだわらず素直に人から学ぶ
三十代の勉強法❶ 三十代半ばまでには、自分の能力、適性を見極める
三十代の勉強法❷ 集中力を維持する工夫が大事
三十代の勉強法❸ 創造力を強化する
四十代の勉強法 実体験を生かす工夫が必要
五十代の勉強法 仕事以外のことを学ぶ
定年退職後❶ カルチャースクールなどに通うなら目的を持って
定年退職後❷ 今できることに目を向けて社会とのつながりを
定年退職後❸ コミュニケーションこそ最大の脳活性法
まとめ  10のポイント
第Ⅱ部 実践編 脳が喜ぶ生活習慣 第7章 脳が十分に働くための生活
  • 朝型・夜型は関係なく、規則的な生活で脳が働く
  • 脳にとってもっとも悪い不規則な生活
  • 徹夜すると脳の働きがよくない
  • 理想的な睡眠時間は七・五時間
  • 体を使えば脳も働く
  • 週に二〜三回は定期的に運動をする
  • 四十代半ばになったら、歩くことを心がける
  • ご飯など炭水化物をとることも大切
  • 腹八分目で脳も体もいい状態に
  • 料理をきちんとつくることは、脳にいい
  • 生まれつきストレスを受けやすい人もいる
  • ストレスがかかると脳や体はどう反応するか
  • あまりにも強いストレスは海馬を萎縮させる
  • ストレス解消になる楽しみを持って脳をいつも快調に
第8章 「喜んで働く脳」のつくり方
  • 嫌だ、苦手だという思い込みを変える
  • 復習する習慣をつける
  • 好きなこと、得意なことからはじめて脳を働きやすくする
  • プレッシャーを活用して脳力を伸ばす
  • 目標と締め切りを設定すれば脳はやる気になる
  • 読書は脳の基礎体力を高める
  • 読んだことについて話し合うと、さらに読書効果が高まる
  • 実践に役立つ読書法
  • 脳にゆとりをもたらす「まったく自分だけの楽しみ」
第9章 年代別、脳が喜ぶ学習法
  • 二十代の勉強法❶ 幅広い読書が脳の底力になる
  • 二十代の勉強法❷ 量をこなせばこなすほど脳は効率がよくなる
  • 二十代の勉強法❸ 大きな目標を持ってモチベーションを高める
  • 二十代の勉強法❹ 幅広く学ぶために時間を有効に使う
  • 二十代の勉強法❺ 自己流にこだわらず素直に人から学ぶ
  • 三十代の勉強法❶ 三十代半ばまでには、自分の能力、適性を見極める
  • 三十代の勉強法❷ 集中力を維持する工夫が大事
  • 三十代の勉強法❸ 創造力を強化する
  • 四十代の勉強法 実体験を生かす工夫が必要
  • 五十代の勉強法 仕事以外のことを学ぶ
  • 定年退職後❶ カルチャースクールなどに通うなら目的を持って
  • 定年退職後❷ 今できることに目を向けて社会とのつながりを
  • 定年退職後❸ コミュニケーションこそ最大の脳活性法
  • まとめ  10のポイント
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