ならずもの国家 中国の本性

ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学大学院教授)/石平(評論家) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
216ページ
ISBN:
9784898315880
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これが本当の中国の姿だ!
無警戒な日本人にむかって説く警告の書!

1959年のチベット動乱で国を追われ、インドへ亡命したペマ氏、天安門事件をきっかけに母国中国と決別した石氏。2人がチベット問題を中心に、中国の悪行の数々やその危機的な未来の展望、中国人の人物像から日本人に期待することまで、無警戒な日本人に向かって説く警告の書。中国は現在進行形の侵略国家であり、いずれ台湾、沖縄、そして日本本土を獲りに来る!

著者プロフィール

ペマ・ギャルポ(ペマ・ギャルポ)
1953年チベット生まれ。ダライ・ラマ法王に従いインドに亡命。難民キャンプで少年期を過ごし、1965年12月来日。2005年11月、日本に帰化。モンゴル国大統領社会文化担当顧問。他に岐阜女子大学名誉教授、拓殖大学客員教授、チベット研究所名誉所長も務める。『おかげさまで生かされて』(あ・うん)『中国が隠し続けるチベットの真実』(扶桑社新書)ほか著書多数。

石平(せき・へい)
1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒。四川大学哲学部講師を経て、1988年来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。現在は、中国や日中関係の問題を中心に、活発な執筆・講演活動を展開する。2007年末、日本に帰化。著書に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)、『「日中友好」は日本を滅ぼす!』(講談社+α新書)、『論語道場』(致知出版社)、『中国大激流』(ベストセラ−ズ)、『中国の崩壊が始まった!』『私はなぜ「中国」を捨てたのか』『絶望の大国 中国の真実』(以上、ワック。いずれも共著)など。

目次

第Ⅰ部 チベット問題から見える「中国大乱」 1章 侵略国家、中国が日本をのみこむ日
  • 今世紀まだなお植民地大国
  • 「中華」の発明と歴史改竄
  • 私もペマ先生も騙された
  • 一九五〇年のチベット軍事制圧
  • 台湾の次は日本を獲る
  • 「我が漢民族は懐柔がうまい」
  • 松下幸之助も取り込まれた
  • 「大和族」にされた日本人
  • 中国は噴火寸前の火山
2章 チベット騒乱、中国激動の時代が始まった!
  • 北京五輪はすでに失敗
  • 「無差別殺人」命令が出た
  • 在米中国人でさえ「中華思想」から脱せない
  • 日本の〝人権派〟はダンマリ
  • 追いつめられている中国の実態
  • 利用された天皇陛下訪中
  • 五輪後に権力闘争が始まる
3章 四川大地震、政治利用する中国と利用された日本
  • 中国政府は大地震予測を知っていた!?
  • 人命より宣伝優先
  • 胡錦濤主席、空白の三日間
  • 日本は中国にとって地方役所
  • 馬鹿にされているのに感激
  • テレビで売られる中国違法サプリ
  • ダライ・ラマを〝狼〟にしてしまった失策
  • 不動産価値が半分に!
  • ナショナリズムの高揚が台湾侵略へ
第Ⅱ部 「日中友好」幻想を打ち砕く! 中国これだけの悪行 1章 毒ギョーザ事件、「ならずもの国家」中国の本性
  • 常識的判断がまったく通じない人たち
  • 早業だった責任逃れの記者会見
  • 日本に乗り込み宣伝工作
  • 日本人犯行説を示唆
  • 中国の責任を一切認めず
  • 「我々は最大の被害者」
  • ゴロツキの行動原理
2章 ガス田開発、福田で日本は完全敗北
  • 天下一品の厚かましい主張
  • 「お前のものも俺のもの」
  • 「主張する」小泉・安倍の対中外交
  • 外交相手ではない福田
  • 「軍艦を出すぞ」と恐喝
  • 小沢の情けない姿
3章 中国ファシスト青年が夢見る「中華聖戦」
  • 驚くべき意識調査結果
  • 「民主主義」には一瞥もくれず
  • 「手段選ばず主義」信者
  • 人種絶滅の虐殺も厭わず
  • 中国の最大新興宗教「民族教」
  • 愛国教育が育てた異常な精神
  • 「血をもって歴史を清算したい」
  • 「二億五千万人が死んでも止むなし」
  • 堂々と軍事大国建設宣言
第Ⅲ部 国を追われた私が日本人に伝えたいこと 1章 わが第二の故郷、日本が再び誇れる国となるために
  • 来日当時の日本の印象
  • 大阪万博を境に日本人は変わった
  • 文革に匹敵した日本の伝統破壊
  • 十七条憲法や教育勅語の理念を思い出せ
  • 母国語の消滅は民族滅亡に
  • 日本人は「単なる怠け者」
  • 参議院の三割は元官僚がいい
  • 小泉政治の残した政治の空白
  • 選挙で選ぶべき政治家像
2章 ラサ騒動、中国はチベットに何をしてきたか
  • 武装警察による挑発
  • 指導部は暴動激化を期待?
  • 三月十日はチベット「決起記念日」
  • 五輪に大きなダメージ
  • チベット支配にみる中国の狡猾な手口
  • 六千あった寺院がたった八つに
  • 「チベットの自由に乾杯」と挨拶
  • 日本がアジアの先頭に
3章 中国は現在進行形の植民地国家だ
  • 騒乱が意味するもの
  • 「自治区」に自治は存在しない
  • 中国の民主化を期待
  • チベット人の独立志向の強さ
4章 チベットの教訓、日本は中国とどう付き合うべきか
  • 七歳の時にインドへ亡命
  • 英国ではなく仏教国日本へ
  • 「強い中国」は過大評価
  • 今の日本は頼りにならない
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