中国の崩壊が始まった!

日下公人(評論家)/石平(評論家) 著
定 価:
本体933円+税
判 型:
新書版
ページ数:
224ページ
ISBN:
9784898315842
アマゾンのショッピングサイトへリンクします。
日中「友好」外交から、
日中「敬遠」外交のすすめ!

近年、経済が高い伸び率で成長している中でも、農村部では数億単位の「余剰労働力」が発生、不動産バブルが始まり、都市部では大学卒業生の約四割が就職できない状況にある。貧富の格差は拡大、社会保障の未整備などによって社会不安は高まり、毎年数万件の暴動が発生している。本書には、中国が崩壊するこれだけの理由が満載。チベット騒動、四川大地震は中国の激動の時代到来の序章にすぎない!

著者プロフィール

日下公人(くさか・きみんど)
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、㈳ソフト化経済センター理事長を経て、東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。『アメリカはどれほどひどい国か』(PHP研究所)、『日本人の「覚悟」』(祥伝社)、『2009年の日本はこうなる』『つくられた「環境問題」』(ワック)など、著書多数。

石平(せき・へい)
1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒。四川大学哲学部講師を経て、1988年来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。現在は、中国や日中関係の問題を中心に、活発な執筆・講演活動を展開する。2007年末、日本に帰化。著書に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)、『「日中友好」は日本を滅ぼす!』(講談社+α新書)、『論語道場』(致知出版社)、『中国大激流』(ベストセラ−ズ)、『ならずもの国家 中国の本性』『増長し、無限に乱れる「欲望大国」中国のいま』(以上、ワック。いずれも共著)など。

目次

プロローグ 「あのような人が総理になるのは、中国人には不思議なことです」
中国は国内政治と国際政治の区別がない
北京オリンピックを、中国を変えるために活用する方法
中国の最大の病気は中華帝国思想
台湾を攻撃する前に中国に内乱が起こる?
日本政府は餃子問題ひとつ解決できない
第1章 日中友好という幻想
第1節 日本人と中国人の意識は、ここまで違う
日本風日中友好親善とは?
日本人と中国人のボタンの掛け違い
中国にとって日本はもともと存在感がない
中国人は仲間も信じない、ましてや外国人は絶対に信じない
日中友好を言葉にするのはいいが、信じるのは馬鹿
第2節 中国の若者の対日感情は、悪くなる一方
中国の若者は日本人を人間とは思っていない
中国の若者の拝金主義とナショナリズム
なぜ中国は日本を悪者にするか
日本の悪い面は、何十倍にも拡大して見える
日本人の中国への思い入れは、中国人には永遠に理解されない
第2章 抜き差しならぬ中国市場経済の歪み
第1節 共産主義の旗印の下で資本主義
中国の資本蓄積は、日本が置いてきた財産と農村搾取から
一国経済の全設備投資を国家が握る計画経済
日本ではお役所は民間の邪魔ばかりしていた
一体、中国の経済成長に中身はあるのか
中国の市場経済導入は、天安門事件の不満解消のため
第2節 拡大する市場経済の歪み
広がる一方の貧富の格差
中国人の民度と日本人の民度の違い
戦後の日本は自力更生、中国の自力更生は掛け声だけ
中国共産党の怖さと巧妙さ
利潤を生んでも再投資はしない
雇用確保と経済成長維持の解決法は台湾侵路
内需が拡大しない理由
拝金主義だけで、徳も法もない
第3章 中国はなぜ近代国家になれないのか
第1節 日本の近代化と中国の近代化の違い
日本と中国は本気で戦争をしたことがない
毛沢東の最大の罪は、中国の伝統的な価値観を壊したこと
中国はいまだ法治国家になっていない
軍艦を買って連合艦隊をつくった中国、自前でつくった日本
明治維新以後、数年で近代国家をつくることができた理由
なぜ、日本が近代化でき、中国が近代化できないのか
第2節 中国のトップと日本のトップの違い
中国ではトップが死んではじめて交代が可能
中国には「公」の概念がないから、ナショナリズムが必要になる
役所にいってお金をねだる日本、お金を取られる中国
共産党で偉くなるには、上司への賄賂の金額で決まる
第3節 中国のトップは法律の外
法律ではなく、すべてを権力で解決する
中国の共産主義は看板だけ
民主国家になるためには、中国は分割したほうがいい
プロローグ 「あのような人が総理になるのは、中国人には不思議なことです」
  • 中国は国内政治と国際政治の区別がない
  • 北京オリンピックを、中国を変えるために活用する方法
  • 中国の最大の病気は中華帝国思想
  • 台湾を攻撃する前に中国に内乱が起こる?
  • 日本政府は餃子問題ひとつ解決できない
第1章 日中友好という幻想 第1節 日本人と中国人の意識は、ここまで違う
  • 日本風日中友好親善とは?
  • 日本人と中国人のボタンの掛け違い
  • 中国にとって日本はもともと存在感がない
  • 中国人は仲間も信じない、ましてや外国人は絶対に信じない
  • 日中友好を言葉にするのはいいが、信じるのは馬鹿
第2節 中国の若者の対日感情は、悪くなる一方
  • 中国の若者は日本人を人間とは思っていない
  • 中国の若者の拝金主義とナショナリズム
  • なぜ中国は日本を悪者にするか
  • 日本の悪い面は、何十倍にも拡大して見える
  • 日本人の中国への思い入れは、中国人には永遠に理解されない
第2章 抜き差しならぬ中国市場経済の歪み 第1節 共産主義の旗印の下で資本主義
  • 中国の資本蓄積は、日本が置いてきた財産と農村搾取から
  • 一国経済の全設備投資を国家が握る計画経済
  • 日本ではお役所は民間の邪魔ばかりしていた
  • 一体、中国の経済成長に中身はあるのか
  • 中国の市場経済導入は、天安門事件の不満解消のため
第2節 拡大する市場経済の歪み
  • 広がる一方の貧富の格差
  • 中国人の民度と日本人の民度の違い
  • 戦後の日本は自力更生、中国の自力更生は掛け声だけ
  • 中国共産党の怖さと巧妙さ
  • 利潤を生んでも再投資はしない
  • 雇用確保と経済成長維持の解決法は台湾侵路
  • 内需が拡大しない理由
  • 拝金主義だけで、徳も法もない
第3章 中国はなぜ近代国家になれないのか 第1節 日本の近代化と中国の近代化の違い
  • 日本と中国は本気で戦争をしたことがない
  • 毛沢東の最大の罪は、中国の伝統的な価値観を壊したこと
  • 中国はいまだ法治国家になっていない
  • 軍艦を買って連合艦隊をつくった中国、自前でつくった日本
  • 明治維新以後、数年で近代国家をつくることができた理由
  • なぜ、日本が近代化でき、中国が近代化できないのか
第2節 中国のトップと日本のトップの違い
  • 中国ではトップが死んではじめて交代が可能
  • 中国には「公」の概念がないから、ナショナリズムが必要になる
  • 役所にいってお金をねだる日本、お金を取られる中国
  • 共産党で偉くなるには、上司への賄賂の金額で決まる
第3節 中国のトップは法律の外
  • 法律ではなく、すべてを権力で解決する
  • 中国の共産主義は看板だけ
  • 民主国家になるためには、中国は分割したほうがいい
第4章 中国経済崩壊のシナリオ
第1節 中国製品に安全はありえない
中国では農薬入りが当たり前
中国人とビジネスで付き合える日本人とは?
第2節 北京オリンピックが崩壊のきっかけになる?
北京オリンピックが中国崩壊のきっかけになる理由
北京オリンピックはマイナス効果のほうが大きい
第3節 中国経済崩壊の前兆はすでに見えている
中国のバブルと日本のバブルは違う
海外の技術に頼りきっている中国の今後は?
中国は資本を、アメリカは人を、外国から入れて発展してきた
外国企業の中国進出のメリットは賄賂による融通性
中国経済が悪くなったら、外国資本を没収する?
第5章 中国は決して日本から学ばない
第1節 中国を学ぶ日本、日本を学ぼうとしない中国
中国人より中国のことをよく知っている日本の碩学
日本のことを本気で学ぼうとする中国人はいない
第2節 日本化ではなくアメリカ化?
自分自身を正しく認識する能力がない
中国人には感謝する心がない
エピローグ 日中「敬遠」外交のすすめ
王朝が交代すると、人口は前政権の三分の一に減る
いかにして中国の内乱に巻き込まれないか
四千万人の独身男性を結婚させるには侵略するしかない?
中国は何でもありの国
第4章 中国経済崩壊のシナリオ
第1節 中国製品に安全はありえない
  • 中国では農薬入りが当たり前
  • 中国人とビジネスで付き合える日本人とは?
第2節 北京オリンピックが崩壊のきっかけになる?
  • 北京オリンピックが中国崩壊のきっかけになる理由
  • 北京オリンピックはマイナス効果のほうが大きい
第3節 中国経済崩壊の前兆はすでに見えている
  • 中国のバブルと日本のバブルは違う
  • 海外の技術に頼りきっている中国の今後は?
  • 中国は資本を、アメリカは人を、外国から入れて発展してきた
  • 外国企業の中国進出のメリットは賄賂による融通性
  • 中国経済が悪くなったら、外国資本を没収する?
第5章 中国は決して日本から学ばない
第1節 中国を学ぶ日本、日本を学ぼうとしない中国
  • 中国人より中国のことをよく知っている日本の碩学
  • 日本のことを本気で学ぼうとする中国人はいない
第2節 日本化ではなくアメリカ化?
  • 自分自身を正しく認識する能力がない
  • 中国人には感謝する心がない
エピローグ 日中「敬遠」外交のすすめ
  • 王朝が交代すると、人口は前政権の三分の一に減る
  • いかにして中国の内乱に巻き込まれないか
  • 四千万人の独身男性を結婚させるには侵略するしかない?
  • 中国は何でもありの国
トップへ戻る