日本と世界はこうなる

日下公人が読む

日下公人(評論家) 著
定 価:
本体1238円+税
判 型:
四六版並製
ページ数:
192ページ
ISBN:
9784898311387
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もう「近代」は完成している!
世界は日本を頼りにしている!

250年続いた「成長の時代」は終わる! 近代化に毒された人たちは、これまでの250年間の延長でものごとを見るから、「どうすればGDPが高くなるか」と悩む。経済を国家のレベルで論ずるのは、もはや古い! 個人のレベルで考えることの必要性が高い時代が到来しているのだ! 日本はGDPが下がっても、未来をつくる力がある!

著者プロフィール

日下公人(くさか・きみんど)
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、㈳ソフト化経済センター理事長を経て、東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。近著に『アメリカはどれほどひどい国か』(PHP研究所)、『日本人の「覚悟」』(祥伝社)、『2009年の日本はこうなる』『つくられた「環境問題」』(ワック)など、著書多数。

目次

第1章 この二百五十年の近代化の「終焉」がはじまっている
近代の行き詰まりをようやく感じてきた欧米人
日本の庶民にはもともと近代化の病気はなかった
近代は「強欲」の解放の歴史
西欧人が東洋礼賛をするときの深刻な心の中の亀裂
近代は科学教の時代
キリスト教的制約を受けている欧米人の科学研究
多神教の日本人は、近代の科学教にも融通無碍に対応している
日本の伝統精神がポスト近代化の時代にマッチする
アメリカは古代の上に近代を継ぎ足したような珍しい国
近代化を進めるための二種類の帝国主義
自由貿易型VS保護貿易型
明治の日本はドイツ型を手本として出発した
多様性がない国は危ない
アメリカはイギリス型に転換し、武力を行使して縄張りを広げた
世界の先進国が二百五十年間やってきたことが、いま終わろうとしている
資本主義の修正には成功した社会主義
「静止経済」「静止人口」「静止技術」の時代になる
第2章 アメリカ、中国はどうなるか
オバマ大統領の登場は、アメリカの支配階級の逃亡を意味する
アメリカは「グリード(強欲)」の失敗で、残る力は軍事力のみ
アメリカ人はこれから貯蓄に励み、勤勉になる
アメリカから金持ちや人材は逃げて行く
日米同盟の見直しは、日本にとってもいいし、アメリカの薬にもなる
中国の失業率は際立って高い
中国はノドから手が出るほど日本の技術が欲しい
共産党支配の中国は崩壊の過程にある
日本企業が中国に進出するなら、いつでも撤退する覚悟が必要だ
多極世界の中心になるか、中国の属国になるか、日本外交が問われる
第1章 この二百五十年の近代化の「終焉」がはじまっている
  • 近代の行き詰まりをようやく感じてきた欧米人
  • 日本の庶民にはもともと近代化の病気はなかった
  • 近代は「強欲」の解放の歴史
  • 西欧人が東洋礼賛をするときの深刻な心の中の亀裂
  • 近代は科学教の時代
  • キリスト教的制約を受けている欧米人の科学研究
  • 多神教の日本人は、近代の科学教にも融通無碍に対応している
  • 日本の伝統精神がポスト近代化の時代にマッチする
  • アメリカは古代の上に近代を継ぎ足したような珍しい国
  • 近代化を進めるための二種類の帝国主義
  • 自由貿易型VS保護貿易型
  • 明治の日本はドイツ型を手本として出発した
  • 多様性がない国は危ない
  • アメリカはイギリス型に転換し、武力を行使して縄張りを広げた
  • 世界の先進国が二百五十年間やってきたことが、いま終わろうとしている
  • 資本主義の修正には成功した社会主義
  • 「静止経済」「静止人口」「静止技術」の時代になる
第2章 アメリカ、中国はどうなるか
  • オバマ大統領の登場は、アメリカの支配階級の逃亡を意味する
  • アメリカは「グリード(強欲)」の失敗で、残る力は軍事力のみ
  • アメリカ人はこれから貯蓄に励み、勤勉になる
  • アメリカから金持ちや人材は逃げて行く
  • 日米同盟の見直しは、日本にとってもいいし、アメリカの薬にもなる
  • 中国の失業率は際立って高い
  • 中国はノドから手が出るほど日本の技術が欲しい
  • 共産党支配の中国は崩壊の過程にある
  • 日本企業が中国に進出するなら、いつでも撤退する覚悟が必要だ
  • 多極世界の中心になるか、中国の属国になるか、日本外交が問われる

第3章 日本はこれからどうなる、どうあるべきか 単純なGDP世界第二位などに意味はない 高いGDPをいったい何に使うのか? 日本のGDPは下がっても問題はない 国家の運用など信用するな 他国に金を貸すならば、それなりの覚悟が必要だ 政治も官僚も不要の時代になった 地下にくすぶる官僚たちの本音 政党大連合時代に? 景気など心配するな 日本の産業構造はどうなるか 高品質をつくったら、普及活動をしなさい 日本には未来をつくる力がある 新興国とつながってアジア共同体を 日本型新連携主義へ 儲かる商売は意外なところから出てくる 日本型長期投資の長所 日本には人材育成の財産がある 日本人は独創的な発想力をもっている 日本は鎖国すればいい 日本は原子爆弾を持って、昼寝して暮らせ 第4章 二大「古代国家」にどう対峙すべきか ブッシュが裁判にかけられる!? 日本もインドを見習え 「強欲資本主義」の種を蒔いたのは、アダム・スミス 職業試験になりさがった経済学 「アメリカかぶれはもう引っ込め」 茶髪の若者が「海ゆかば」を 自由な発想はエリートにはない 日本人の道徳は飛びぬけている 捨てられた日本のアカデミズム 健全な道徳をもっていた中流階級が没落したアメリカ 「南京大虐殺」のインチキ博物館にはこう対抗せよ 「日独仏」三国同盟ができる 第3章 日本はこれからどうなる、どうあるべきか 単純なGDP世界第二位などに意味はない 高いGDPをいったい何に使うのか? 日本のGDPは下がっても問題はない 国家の運用など信用するな 他国に金を貸すならば、それなりの覚悟が必要だ 政治も官僚も不要の時代になった 地下にくすぶる官僚たちの本音 政党大連合時代に? 景気など心配するな 日本の産業構造はどうなるか 高品質をつくったら、普及活動をしなさい 日本には未来をつくる力がある 新興国とつながってアジア共同体を 日本型新連携主義へ 儲かる商売は意外なところから出てくる 日本型長期投資の長所 日本には人材育成の財産がある 日本人は独創的な発想力をもっている 日本は鎖国すればいい 日本は原子爆弾を持って、昼寝して暮らせ 第4章 二大「古代国家」にどう対峙すべきか
  • ブッシュが裁判にかけられる!?
  • 日本もインドを見習え
  • 「強欲資本主義」の種を蒔いたのは、アダム・スミス
  • 職業試験になりさがった経済学
  • 「アメリカかぶれはもう引っ込め」
  • 茶髪の若者が「海ゆかば」を
  • 自由な発想はエリートにはない
  • 日本人の道徳は飛びぬけている
  • 捨てられた日本のアカデミズム
  • 健全な道徳をもっていた中流階級が没落したアメリカ
  • 「南京大虐殺」のインチキ博物館にはこう対抗せよ
  • 「日独仏」三国同盟ができる
第3章 日本はこれからどうなる、どうあるべきか
  • 単純なGDP世界第二位などに意味はない
  • 高いGDPをいったい何に使うのか?
  • 日本のGDPは下がっても問題はない
  • 国家の運用など信用するな
  • 他国に金を貸すならば、それなりの覚悟が必要だ
  • 政治も官僚も不要の時代になった
  • 地下にくすぶる官僚たちの本音
  • 政党大連合時代に?
  • 景気など心配するな
  • 日本の産業構造はどうなるか
  • 高品質をつくったら、普及活動をしなさい
  • 日本には未来をつくる力がある
  • 新興国とつながってアジア共同体を
  • 日本型新連携主義へ
  • 儲かる商売は意外なところから出てくる
  • 日本型長期投資の長所
  • 日本には人材育成の財産がある
  • 日本人は独創的な発想力をもっている
  • 日本は鎖国すればいい
  • 日本は原子爆弾を持って、昼寝して暮らせ
第4章 二大「古代国家」にどう対峙すべきか
  • ブッシュが裁判にかけられる!?
  • 日本もインドを見習え
  • 「強欲資本主義」の種を蒔いたのは、アダム・スミス
  • 職業試験になりさがった経済学
  • 「アメリカかぶれはもう引っ込め」
  • 茶髪の若者が「海ゆかば」を
  • 自由な発想はエリートにはない
  • 日本人の道徳は飛びぬけている
  • 捨てられた日本のアカデミズム
  • 健全な道徳をもっていた中流階級が没落したアメリカ
  • 「南京大虐殺」のインチキ博物館にはこう対抗せよ
  • 「日独仏」三国同盟ができる
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