21世紀の世界と
日本はこうなる!
日本はこうなる!
原油高も、反日中国も、少子高齢化も怖くない!──日本は長い間、国際社会の常識に合わせるべく自分を変える努力をしてきたが、もうそれは卒業するときがきた。むしろ、日本式の良さを世界に広めるほうが世界のためにも日本のためにもなる。『WiLL』で好評連載中の「繁栄のヒント」を創刊号から2006年10月号までをまとめたものに加え、『別冊正論』『Voice』などの各誌面で発表された日下イズム満載の一冊。日本が世界をリードしてゆく理由がここにある!
著者プロフィール
日下公人(くさか・きみんど)
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、㈳ソフト化経済センター理事長を経て、東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。近著に『アメリカはどれほどひどい国か』(PHP研究所)、『日本人の「覚悟」』(祥伝社)、『2009年の日本はこうなる』『つくられた「環境問題」』(ワック)など、著書多数。
目次
Ⅰ部 世界を変える日本の先導力- 「この国」から「わが国」へ
- 日本が世界を導く時代
- 闘え、日本外交
- 「女性的日本」から「男性的日本」へ
- 大英帝国は一%成長だった
- 安売りだけでは長く続かない
- 海上保安庁が原潜を持てばよい
- 日本が強くなれば、台湾人の台湾も強くなる
- 世界は「群雄割拠の戦国時代」に入っている
- 月給の取れる教育をしているのか
- やっと消え去る日本経済の〝吸血鬼〟
- 中国人には正面きってものをいえ
- 外交下手は、日本ではなく中国だ
- 「ただ賢いだけ」でなく、もっと目線を上げよ
- 日米経済戦争、日本勝利への道
- 国民はテレビで見抜いていた
- 経済の安全保障、〝安上がり〟な方法
- 日中民間交流の効用
- 「中流精神」が泣いている
- 「階級社会」の誕生は本当か?
- 改革推進のための十ヶ条
- 日本は自信回復の階段を登っていく
- インドは日本に問いかける
- 自信回復後、「問題」の再点検を
- 「非核三原則」を廃棄し、核・原潜保有へ
- 「NO」といわずに態度で示せ
- イラク派遣自衛隊に感謝状を