「老いない体」のつくり方

骨博士が教える

鄭雄一(東京大学教授) 著
定 価:
本体886円+税
判 型:
新書版
ページ数:
184ページ
ISBN:
9784898316252
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「長寿で健康」の秘密は骨にある!
骨を強くする実践篇

「年をとっても『寝たきり』にはなりたくない!」──多くの人が抱くこの願い。「寝たきり」を回避するためには、「骨粗しょう症による骨折」「関節軟骨変形による膝の痛み」を防ぐ骨づくり、軟骨づくりが重要になる。本書では、骨・軟骨を強くするための具体的な方法を、「食事」「運動」「嗜好品」の分野からアドバイス。間違いだらけの“健康常識”にも、科学的知見から警鐘をならす一冊!

著者プロフィール

鄭 雄一(てい・ゆういち)
東京大学大学院工学系研究科教授(医学系研究科兼担)。医学博士。1964年、東京都生まれ。東京大学医学部医学科卒業、東京大学大学院医学系研究科修了。東京大学医学部、米国マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学医学部等を経て現職。専門は、発生生物学、進化生物学、再生医学及びバイオマテリアル工学。骨軟骨の発生、進化、再生に関する分子細胞生物学的研究と、バイオマテリアルの材料工学的研究を融合して、組織再生を実現する人工デバイスの開発に取り組んでいる。

目次

第1章 先進国病・骨と軟骨の弱体化
人は太古より「不老不死」の願いが強かった
日本は人類が体験したことのない高齢化先進国
老いの問題は、長寿の裏返し
八十歳になると、平均して八種類の病気を持つ
高齢者の寝たきりの原因の一割は、骨粗鬆症から
歯周病は、歯を支える骨を溶かす恐ろしい病気
男性よりも女性に約四倍も多い変形性関節症
寝たきりにならないためには、骨と軟骨の病気予防が重要
第2章 「老いない体」とは何か?
われわれの身近に、永遠の命をもつ生物がいる
人間はなぜ老いるのか
死の積極的な意味
人間の永遠の命は可能なのか
生理的な老化は避けられないが、病的な老化は防げる
第3章 「老い」と「骨と軟骨」の関係
顔の形・容貌を決めているのは顔の骨
あらゆる運動は、骨のてことしての役割による
体内の臓器を保護する役割も担っている
骨は体中の数百万ヵ所で、常に壊され作り直されている
生命に関わる血液中のカルシウム濃度を一定に保っている
骨髄は単なる空洞ではなく、血液をつくる場所
骨の生理的な老化と病的な老化
軟骨は二つの役割を果すスグレモノ
肥満は、変形性関節症の最大のリスクファクター
第1章 先進国病・骨と軟骨の弱体化
  • 人は太古より「不老不死」の願いが強かった
  • 日本は人類が体験したことのない高齢化先進国
  • 老いの問題は、長寿の裏返し
  • 八十歳になると、平均して八種類の病気を持つ
  • 高齢者の寝たきりの原因の一割は、骨粗鬆症から
  • 歯周病は、歯を支える骨を溶かす恐ろしい病気
  • 男性よりも女性に約四倍も多い変形性関節症
  • 寝たきりにならないためには、骨と軟骨の病気予防が重要
第2章 「老いない体」とは何か?
  • われわれの身近に、永遠の命をもつ生物がいる
  • 人間はなぜ老いるのか
  • 死の積極的な意味
  • 人間の永遠の命は可能なのか
  • 生理的な老化は避けられないが、病的な老化は防げる
第3章 「老い」と「骨と軟骨」の関係
  • 顔の形・容貌を決めているのは顔の骨
  • あらゆる運動は、骨のてことしての役割による
  • 体内の臓器を保護する役割も担っている
  • 骨は体中の数百万ヵ所で、常に壊され作り直されている
  • 生命に関わる血液中のカルシウム濃度を一定に保っている
  • 骨髄は単なる空洞ではなく、血液をつくる場所
  • 骨の生理的な老化と病的な老化
  • 軟骨は二つの役割を果すスグレモノ
  • 肥満は、変形性関節症の最大のリスクファクター
第4章 間違いだらけの〝健康常識〟
骨の病的老化を促進する過度のダイエット
体重と骨量には、正の相関がある?
激しい運動は、関節軟骨に過大なストレスを与える
サプリメントより、肝心なのは、バランスのとれた食事
ダイエットとサプリメントの併用も間違い
喫煙は、骨量を減らし、歯周病を悪化させる
「万能薬」などというものは絶対にない
誇大宣伝された「万能細胞」や「ⅰPS細胞」
「不易」と「流行」を見誤っていないか
マスコミの科学報道を、三点からチェックせよ
第5章 骨と軟骨を強くする実践篇
乳製品、魚、豆腐などから十分なカルシウムを摂取する
欠かすことのできないビタミンD
たんぱく質だけでなく、必須アミノ酸と炭水化物が同時に必要
ビタミンK、ビタミンC、マグネシウムも忘れずに
一日に歩く距離が長い人ほど、死亡率が低い
酒は一日一合、コーヒーは二杯まで
回数ではなく、歯ブラシによるブラッシングが大事
肥満の抑制には、食事の際、必ず最初に野菜をとる
軟骨を強くするにもウォーキングが効果的
第4章 間違いだらけの〝健康常識〟
  • 骨の病的老化を促進する過度のダイエット
  • 体重と骨量には、正の相関がある?
  • 激しい運動は、関節軟骨に過大なストレスを与える
  • サプリメントより、肝心なのは、バランスのとれた食事
  • ダイエットとサプリメントの併用も間違い
  • 喫煙は、骨量を減らし、歯周病を悪化させる
  • 「万能薬」などというものは絶対にない
  • 誇大宣伝された「万能細胞」や「ⅰPS細胞」
  • 「不易」と「流行」を見誤っていないか
  • マスコミの科学報道を、三点からチェックせよ
第5章 骨と軟骨を強くする実践篇
  • 乳製品、魚、豆腐などから十分なカルシウムを摂取する
  • 欠かすことのできないビタミンD
  • たんぱく質だけでなく、必須アミノ酸と炭水化物が同時に必要
  • ビタミンK、ビタミンC、マグネシウムも忘れずに
  • 一日に歩く距離が長い人ほど、死亡率が低い
  • 酒は一日一合、コーヒーは二杯まで
  • 回数ではなく、歯ブラシによるブラッシングが大事
  • 肥満の抑制には、食事の際、必ず最初に野菜をとる
  • 軟骨を強くするにもウォーキングが効果的
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