自分をまげない勇気と信念のことば

曽野綾子(作家) 著
定 価:
本体895円+税
判 型:
新書版
ページ数:
256ページ
ISBN:
9784898316290
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自分の生き方が見えてくる!
あきらめない勇気、断念する勇気!

不況、職場ウツ、自殺、失業……など、現代社会を覆うマイナスイメージと悲観論。“生きにくい世の中”を生きる現代人へ、ひとつの生き方の指針を提示してくれる本書。「人生ろくでもないが、90年経てば必ず死ねるもの」「待ち方のうまい人は幸福になれる」「凡庸であることを耐える」「不幸とは避けずに迎え討つもの」など、はっと目が開かされる言葉と出会える箴言集。

著者プロフィール

曽野綾子(その・あやこ)
作家。1931年、東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。日本藝術院賞・恩賜賞受賞。著書に『無名碑』(講談社)、『誰のために愛するか』(祥伝社)、『神の汚れた手』(文藝春秋)、『貧困の僻地』(新潮社)、『生きて、生きて、生きて』(海竜社)、『夫婦、この不思議な関係』『沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実』『悪と不純の楽しさ』『私の中の聖書』『都会の幸福』『弱者が強者を駆逐する時代』(以上、ワック)など多数。

目次

第1章 あきらめない勇気、断念する勇気
1 叶えられない希望を追うのが人生の美学
2 堂々と負けられる人間になる
3 身一つでどこまでも歩いて行けばいいのだ
4 「他人のものさし」で生きるのは虚しい
5 現実を生き抜く知恵
6 待ち方のうまい人は幸福になれる
7 正しい医者のかかり方
8 「死」は一つの救いである
9 知ったかぶりより、知らない方がいい
10 「足し算の幸福」と「引き算の不幸」
11 矛盾が人間に考える力を与えてくれる
12 「運」というものの存在を認める
13 人生は苦しみを触角として人々とつながっている
14 恥をかいてもいい人生
15 ささやかなものにも感動できる能力
16 希望というものは虚偽的である
17 凡庸であることに耐える
18 起こることすべてに意味がある
19 人間には誰もがこの世から消える運命がある
20 義であると同時に、不義の悲しさを知る
21 人間らしさとは、限りない複雑と矛盾である
22 自分の力、人間の力を過信しない知恵
23 文学を志す者の道
24 流されることを愛してください
25 プロとは危険も悪評も承知で挑むもの
26 人間には必要とされる「物質」の限度がある
27 幼稚な男女同権運動とは
28 ネット社会に、人間的な優しさを感じる
29 不幸とは、避けずに迎え討つもの
30 辛い義務を楽しみの種にする才能
31 渦中にいる人は、体中がアンテナになっている
32 不眠症から立ち直る秘訣
33 運と共に生きるということ
34 完璧とはそもそも人間にできることではない
第2章 つきあい上手の秘訣
35 「友になってやる」のではなく「友にして頂いている」
36 友情を保つための姿勢
37 誰に対しても、苦くありたくない
38 人間というものは楽器に似ている
39 宗教の本質を見極める
40 人間は己が創るのではない。他人が創るのだ
41 ほんとうの友とは、率直な会話ができる
42 他人の眼があるから、自分を甘やかさない
43 つきあいにおける金銭の問題
44 「評判のよくない人」といかにつきあうか
45 無知な私の存在はささやかな幸福の種を蒔いている
46 「人助けにも富む者」は幸いである
47 若い時は、自分の弱みをうまく見せられないもの
48 相手がいい人かどうかより、自己確立が大切
49 騙される人はきれいだ
50 憎しみと報復の法則とは
51 他人を変えようとするのは無理である
52 恋の基本は「なかなか会えない」という条件
53 賢い女性は口が堅い
54 「高邁な人」とは自分よりも他人を重く見る
55 人に対して「期待する」と「当てにする」は違う
56 愛は与えれば与えるほど増える
57 自分の力以上のことができるのはなぜか
58 友人に対しては部分しか知るべきでない
59 「偉い人」の話ほど退屈である
60 食事の場で教養がためされる
第3章 善と悪を見抜く力
61 信仰を体験した人間ほど残酷になれる
62 ひそかに行われることの美しさ
63 損な立場がとれた時、人間になれる
64 罪意識に敏感な人は損か得か?
65 弱さは、その人の財産である
66 お互いの愚かしさを受け入れる
67 世の中は決して正当に報いられたりしていない
68 「ほどほどの悪」の自覚がある人が信用できる
69 すべての娯楽は、自分の金ですべき
70 正義の名を借りて、私怨を晴らす人々とは
71 「戦争責任税」を徴収してはどうか?
72 タダで与えられたものは身につかない
73 反戦運動をする人々の偽まん
74 身内をかくまっても罪にはならない
75 災害時は、民主主義の出番ではない
76 本当の平和主義者は、戦いに参加する覚悟を持つ
77 「質の悪い弱者」に振りまわされてはいけない
78 手助けできることの幸福感
79 反対意見がある組織は健全である
80 人間の欲望と堕落は、イデオロギーと関係ない
81 勇気は香気を持つ情熱である
82 結果至上主義だから大切なこと
83 選択は、人間精神の勇気の証
84 飲食の場には誓約があるものだ
85 悪に対する二つの反応
第4章 現実というカベにぶつかった時
86 現実と折り合えることが強さの証拠である
87 人間は誰もが誤解を受け続けなければならない
88 他人が耐えられることなら、私も耐えるべきである
89 人間は自分が落ちぶれた時、平等を望む
90 レーニンこそ「生きた見本」ならぬ「死んだ見本」である
91 組織のほんとうの姿は外から見えない
92 どんな思想を使おうと人民が幸せならいい
93 眼の見えない人にとっての読書とは
94 人間が「仮の姿」から解放される時
95 破壊的気分をおさえる方法
96 どの職業人も決して外側からだけで判断できない
97 懐かしい貧困への対応
98 〝優しさ〟を恐怖と感じる動物的カン
99 革新を標榜した人々にはけじめをつけてもらいたい
100 選挙についての新しい提案
101 無給で働くなら何になろうと恐れることはない
102 差別反対論者が差別を助長させる
103 仕事を任せられない女性のタイプ
104 人間は自分が善人だと思った時、始末が悪くなる
105 一つの価値観を築くことの難しさ
106 まちがいを自ら認めるのが勇気の本質である
107 「私は噓つきです」という人間らしさ
108 自分の卑劣さを嚙み締めるのも、生きる証である
109 人間を創る鍵は、教育にではなく学習にある
110 自然の美と人工の美
111 東京の地価には「魂の自由代が含まれている」
112 都会的人間の賢さ
113 一杯の水が命と同じ価値になる
114 輝くばかりの自分本位こそ生きる基本
115 国民背番号制度はそんなに悪か?
116 芸術は有害な欲望と紙一重にある
117 平和や安全というものは実に厳しいもの
118 下仕事をいとわない民族の強さ
第1章 あきらめない勇気、断念する勇気
  • 1 叶えられない希望を追うのが人生の美学
  • 2 堂々と負けられる人間になる
  • 3 身一つでどこまでも歩いて行けばいいのだ
  • 4 「他人のものさし」で生きるのは虚しい
  • 5 現実を生き抜く知恵
  • 6 待ち方のうまい人は幸福になれる
  • 7 正しい医者のかかり方
  • 8 「死」は一つの救いである
  • 9 知ったかぶりより、知らない方がいい
  • 10 「足し算の幸福」と「引き算の不幸」
  • 11 矛盾が人間に考える力を与えてくれる
  • 12 「運」というものの存在を認める
  • 13 人生は苦しみを触角として人々とつながっている
  • 14 恥をかいてもいい人生
  • 15 ささやかなものにも感動できる能力
  • 16 希望というものは虚偽的である
  • 17 凡庸であることに耐える
  • 18 起こることすべてに意味がある
  • 19 人間には誰もがこの世から消える運命がある
  • 20 義であると同時に、不義の悲しさを知る
  • 21 人間らしさとは、限りない複雑と矛盾である
  • 22 自分の力、人間の力を過信しない知恵
  • 23 文学を志す者の道
  • 24 流されることを愛してください
  • 25 プロとは危険も悪評も承知で挑むもの
  • 26 人間には必要とされる「物質」の限度がある
  • 27 幼稚な男女同権運動とは
  • 28 ネット社会に、人間的な優しさを感じる
  • 29 不幸とは、避けずに迎え討つもの
  • 30 辛い義務を楽しみの種にする才能
  • 31 渦中にいる人は、体中がアンテナになっている
  • 32 不眠症から立ち直る秘訣
  • 33 運と共に生きるということ
  • 34 完璧とはそもそも人間にできることではない
第2章 つきあい上手の秘訣
  • 35 「友になってやる」のではなく「友にして頂いている」
  • 36 友情を保つための姿勢
  • 37 誰に対しても、苦くありたくない
  • 38 人間というものは楽器に似ている
  • 39 宗教の本質を見極める
  • 40 人間は己が創るのではない。他人が創るのだ
  • 41 ほんとうの友とは、率直な会話ができる
  • 42 他人の眼があるから、自分を甘やかさない
  • 43 つきあいにおける金銭の問題
  • 44 「評判のよくない人」といかにつきあうか
  • 45 無知な私の存在はささやかな幸福の種を蒔いている
  • 46 「人助けにも富む者」は幸いである
  • 47 若い時は、自分の弱みをうまく見せられないもの
  • 48 相手がいい人かどうかより、自己確立が大切
  • 49 騙される人はきれいだ
  • 50 憎しみと報復の法則とは
  • 51 他人を変えようとするのは無理である
  • 52 恋の基本は「なかなか会えない」という条件
  • 53 賢い女性は口が堅い
  • 54 「高邁な人」とは自分よりも他人を重く見る
  • 55 人に対して「期待する」と「当てにする」は違う
  • 56 愛は与えれば与えるほど増える
  • 57 自分の力以上のことができるのはなぜか
  • 58 友人に対しては部分しか知るべきでない
  • 59 「偉い人」の話ほど退屈である
  • 60 食事の場で教養がためされる
第3章 善と悪を見抜く力
  • 61 信仰を体験した人間ほど残酷になれる
  • 62 ひそかに行われることの美しさ
  • 63 損な立場がとれた時、人間になれる
  • 64 罪意識に敏感な人は損か得か?
  • 65 弱さは、その人の財産である
  • 66 お互いの愚かしさを受け入れる
  • 67 世の中は決して正当に報いられたりしていない
  • 68 「ほどほどの悪」の自覚がある人が信用できる
  • 69 すべての娯楽は、自分の金ですべき
  • 70 正義の名を借りて、私怨を晴らす人々とは
  • 71 「戦争責任税」を徴収してはどうか?
  • 72 タダで与えられたものは身につかない
  • 73 反戦運動をする人々の偽まん
  • 74 身内をかくまっても罪にはならない
  • 75 災害時は、民主主義の出番ではない
  • 76 本当の平和主義者は、戦いに参加する覚悟を持つ
  • 77 「質の悪い弱者」に振りまわされてはいけない
  • 78 手助けできることの幸福感
  • 79 反対意見がある組織は健全である
  • 80 人間の欲望と堕落は、イデオロギーと関係ない
  • 81 勇気は香気を持つ情熱である
  • 82 結果至上主義だから大切なこと
  • 83 選択は、人間精神の勇気の証
  • 84 飲食の場には誓約があるものだ
  • 85 悪に対する二つの反応
第4章 現実というカベにぶつかった時
  • 86 現実と折り合えることが強さの証拠である
  • 87 人間は誰もが誤解を受け続けなければならない
  • 88 他人が耐えられることなら、私も耐えるべきである
  • 89 人間は自分が落ちぶれた時、平等を望む
  • 90 レーニンこそ「生きた見本」ならぬ「死んだ見本」である
  • 91 組織のほんとうの姿は外から見えない
  • 92 どんな思想を使おうと人民が幸せならいい
  • 93 眼の見えない人にとっての読書とは
  • 94 人間が「仮の姿」から解放される時
  • 95 破壊的気分をおさえる方法
  • 96 どの職業人も決して外側からだけで判断できない
  • 97 懐かしい貧困への対応
  • 98 〝優しさ〟を恐怖と感じる動物的カン
  • 99 革新を標榜した人々にはけじめをつけてもらいたい
  • 100 選挙についての新しい提案
  • 101 無給で働くなら何になろうと恐れることはない
  • 102 差別反対論者が差別を助長させる
  • 103 仕事を任せられない女性のタイプ
  • 104 人間は自分が善人だと思った時、始末が悪くなる
  • 105 一つの価値観を築くことの難しさ
  • 106 まちがいを自ら認めるのが勇気の本質である
  • 107 「私は嘘つきです」という人間らしさ
  • 108 自分の卑劣さを噛み締めるのも、生きる証である
  • 109 人間を創る鍵は、教育にではなく学習にある
  • 110 自然の美と人工の美
  • 111 東京の地価には「魂の自由代が含まれている」
  • 112 都会的人間の賢さ
  • 113 一杯の水が命と同じ価値になる
  • 114 輝くばかりの自分本位こそ生きる基本
  • 115 国民背番号制度はそんなに悪か?
  • 116 芸術は有害な欲望と紙一重にある
  • 117 平和や安全というものは実に厳しいもの
  • 118 下仕事をいとわない民族の強さ
第5章 子供たちに何を教えるか
119 子供の素質に気づくのは誰よりも母親である
120 人に語って聞かせるということ
121 料理もできない男を一人前とは呼ばない
122 子供は退屈を知れば学ぼうとする
123 自衛のできない国や人は迷惑な存在である
124 単純な配慮もできない無邪気な人
125 神戸の少年Aは更生できるだろうか?
126 秀才でなく凡庸さが、その人を創り上げる
127 意識して裏表を使い分けるのが大人
128 子供に家事をさせることが大切
129 援助される技術
130 大人の世界のむずかしさ
131 「私怨」を「公憤」にすることは出来ない
132 人は訓練や教育が終わるまで、一人前の自由を持てない
133 無責任な自然保護を叫ぶ大人たち
134 子供の教育における体育と知育のバランス
135 人が自分の「原点」に立ち返る時
136 若者にとって「これでいい」ということはない
137 裏表のある人間の哀しさと優しさを知る
138 親や教師も自らを教育し続けるべき
139 別れることを上手にやってのけるのが親の義務
140 他人と同じことをしていてどうなる
141 迷いに迷っても答えは出ないもの
142 物事を鵜呑みにしない人間を育てる
143 褒められない人間は心が歪む
144 「おまわりさんでも信用しちゃいけません」
145 悪い教師からも学ぶことができる
146 大人になるとは不純の味を味わうこと
147 苦労を教えられなくなった親、教師たち
148 ほんとうの平和をいうなら死ぬ覚悟を教えよ
149 沈黙を守れない人
150 口先だけのヒューマニズム
151 神のような正しい判断を誰かに期待してはいけない
152 「人間のわるい人」になるには素質がいる
153 「礼儀しらず」「無教養」なこの国のCM文化
154 現実に眼を向けない根無し草の発想
第6章 老いを迎え討つ
155 老人は幼児と違って、自分で幸福を発見しなければいけない
156 自分の得ているもので幸福を創りだす
157 老人たちは、もっと働ける!
158 「もらう」ことを要求する人を老人と呼ぶ
159 「くれる」ことを期待する人間
160 過酷さに耐える術は、若いうちからの習慣である
161 深く絶望すれば死ぬ楽しみもできる
162 孤独からまぬがれるための知恵
163 老人のエゴイズムの本質
164 死ぬまで働ける光栄
165 そこまで生きてきた人間の権利
166 凋落はむしろ、人間に対する愛である
167 成功と失敗の差は、意外なほど小さい
168 一人で遊べる習慣を作る
169 すべて民草の死はさりげないのがいい
170 平均寿命をすぎたら要職に就かず
171 老人は誰もが芸術家になれる
172 死は生を味つけしてくれる塩なのです
173 ユーモアは人間の最期にもっとも相応しい
174 いかなる人間にも死にがいを与えるべき
175 私ならすべての告知を受け入れたい
176 与えられた権利さえも放棄する魂の強さ
177 健康な老年に働いてもらうことは少しも悪くない
第7章 家族が家族であるために
178 家庭では外にいる時より努力が必要
179 沈黙は金、お喋りは銀
180 「恋」が「愛」に変容するとき
181 心から人を愛せないとき
182 結婚相手の条件はくつがえされるからおもしろい
183 一夫一婦制は仕方ない約束事である
184 すべては神に深く感謝する
185 感動を分け合おうとしない夫婦の危機
186 夫婦の会話はどんなことを喋っても告発されない
187 離婚の醍醐味とは
188 親子とは人間として考えられぬことまで受けいれる関係
189 子供を戦死させた父親の立場
190 成人した子供と親のいい関係とは
191 「息子たちだってよその夫婦だから」
192 子供のあるなしは、夫婦にとってそれほど決定的なことではない
193 自分の貧しさと哀しさを知ることはムダではない
194 自分の信念に殉じる
195 外国では日本の常識は通らない
196 どこかに必ずあなたを必要とする場所がある
197 人生、何をしてよいかわからないはずはない
198 用心で尊敬や愛は生まれない
199 普段あるものがないという体験
200 親の人生観と子育てのかたち
第5章 子供たちに何を教えるか
  • 119 子供の素質に気づくのは誰よりも母親である
  • 120 人に語って聞かせるということ
  • 121 料理もできない男を一人前とは呼ばない
  • 122 子供は退屈を知れば学ぼうとする
  • 123 自衛のできない国や人は迷惑な存在である
  • 124 単純な配慮もできない無邪気な人
  • 125 神戸の少年Aは更生できるだろうか?
  • 126 秀才でなく凡庸さが、その人を創り上げる
  • 127 意識して裏表を使い分けるのが大人
  • 128 子供に家事をさせることが大切
  • 129 援助される技術
  • 130 大人の世界のむずかしさ
  • 131 「私怨」を「公憤」にすることは出来ない
  • 132 人は訓練や教育が終わるまで、一人前の自由を持てない
  • 133 無責任な自然保護を叫ぶ大人たち
  • 134 子供の教育における体育と知育のバランス
  • 135 人が自分の「原点」に立ち返る時
  • 136 若者にとって「これでいい」ということはない
  • 137 裏表のある人間の哀しさと優しさを知る
  • 138 親や教師も自らを教育し続けるべき
  • 139 別れることを上手にやってのけるのが親の義務
  • 140 他人と同じことをしていてどうなる
  • 141 迷いに迷っても答えは出ないもの
  • 142 物事を鵜呑みにしない人間を育てる
  • 143 褒められない人間は心が歪む
  • 144 「おまわりさんでも信用しちゃいけません」
  • 145 悪い教師からも学ぶことができる
  • 146 大人になるとは不純の味を味わうこと
  • 147 苦労を教えられなくなった親、教師たち
  • 148 ほんとうの平和をいうなら死ぬ覚悟を教えよ
  • 149 沈黙を守れない人
  • 150 口先だけのヒューマニズム
  • 151 神のような正しい判断を誰かに期待してはいけない
  • 152 「人間のわるい人」になるには素質がいる
  • 153 「礼儀しらず」「無教養」なこの国のCM文化
  • 154 現実に眼を向けない根無し草の発想
第6章 老いを迎え討つ
  • 155 老人は幼児と違って、自分で幸福を発見しなければいけない
  • 156 自分の得ているもので幸福を創りだす
  • 157 老人たちは、もっと働ける!
  • 158 「もらう」ことを要求する人を老人と呼ぶ
  • 159 「くれる」ことを期待する人間
  • 160 過酷さに耐える術は、若いうちからの習慣である
  • 161 深く絶望すれば死ぬ楽しみもできる
  • 162 孤独からまぬがれるための知恵
  • 163 老人のエゴイズムの本質
  • 164 死ぬまで働ける光栄
  • 165 そこまで生きてきた人間の権利
  • 166 凋落はむしろ、人間に対する愛である
  • 167 成功と失敗の差は、意外なほど小さい
  • 168 一人で遊べる習慣を作る
  • 169 すべて民草の死はさりげないのがいい
  • 170 平均寿命をすぎたら要職に就かず
  • 171 老人は誰もが芸術家になれる
  • 172 死は生を味つけしてくれる塩なのです
  • 173 ユーモアは人間の最期にもっとも相応しい
  • 174 いかなる人間にも死にがいを与えるべき
  • 175 私ならすべての告知を受け入れたい
  • 176 与えられた権利さえも放棄する魂の強さ
  • 177 健康な老年に働いてもらうことは少しも悪くない
第7章 家族が家族であるために
  • 178 家庭では外にいる時より努力が必要
  • 179 沈黙は金、お喋りは銀
  • 180 「恋」が「愛」に変容するとき
  • 181 心から人を愛せないとき
  • 182 結婚相手の条件はくつがえされるからおもしろい
  • 183 一夫一婦制は仕方ない約束事である
  • 184 すべては神に深く感謝する
  • 185 感動を分け合おうとしない夫婦の危機
  • 186 夫婦の会話はどんなことを喋っても告発されない
  • 187 離婚の醍醐味とは
  • 188 親子とは人間として考えられぬことまで受けいれる関係
  • 189 子供を戦死させた父親の立場
  • 190 成人した子供と親のいい関係とは
  • 191 「息子たちだってよその夫婦だから」
  • 192 子供のあるなしは、夫婦にとってそれほど決定的なことではない
  • 193 自分の貧しさと哀しさを知ることはムダではない
  • 194 自分の信念に殉じる
  • 195 外国では日本の常識は通らない
  • 196 どこかに必ずあなたを必要とする場所がある
  • 197 人生、何をしてよいかわからないはずはない
  • 198 用心で尊敬や愛は生まれない
  • 199 普段あるものがないという体験
  • 200 親の人生観と子育てのかたち
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