「本当の人生」は定年後にスタートする!
吉越流実践アドバイス満載!
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定年後の人生は「余生」ではなく、「本生(ほんなま=本当の人生という意味)」である! 多くの日本人が、人生の中で最も大きなウエイトを占めているのは仕事であり、仕事が人生の全てであると考えています。しかし、これは勘違いです。もちろん仕事が大事なことは言うまでもないことですが、自分の人生というのは、「仕事=人生」だけではありません。定年後輝く人生を送るためには、人生の幸せを改めて感じつつ、残された人生を楽しむことが大切です。定年前の方も、定年を迎えられた方にも、定年後の人生が楽しみになる吉越流実戦アドバイスが満載!
著者プロフィール
吉越浩一郎(よしこし・こういちろう)
1947年、千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルグ大学留学後、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタカフェを経て、83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。87年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、92年に代表取締役社長。2006年に退任。社長在任中に、19期連続増収増益を達成。2004年に、「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出される。現在は、吉越事務所代表。経営コンサルティング、講演などを中心に活躍中。著書に『デッドライン仕事術』(祥伝社)、『仕事が速くなるプロの整理術』(日経BP)、『会社を踏み台にする生き方』(マガジンハウス)、『英語をやっていて、本当によかった。』(ワック)など多数。
目次
第1章 定年退職が楽しみになる生き方・考え方- 「本当の人生」は定年後にスタートする
- 会社は自分を鍛える「道場」、仕事は「ゲーム」
- 定年退職で跡形もなく消える人脈
- 社内でしか通じない「共通言語」が使えなくなる
- 定年後に無理して働くことはない
- 退職金は投資に回さない方が無難
- 趣味よりも「人付き合いの場」
- 「指示待ち人間」の末路は……
- 定年後に腰痛が消えた理由
- 家に居ても、それなりにやることはあるものだ
- 「上司も部下もいない」という喜び
- 「富」と「幸福」と「健康」のバランス
- 「過去の栄光」は水に流して忘れよう
- 「心の空白」と「時間的空白」のとらえ方
- あなたにとって「仕事」の対極は「遊び」? それとも「休み」?
- 今の私は「楽しく生きること」が目的
- 会社を辞めたら名刺を作る
- 人付き合いは「広く浅く」が原則
- サラリーマン時代に着ていた背広は捨てる
- 縦の関係から横の関係に頭を切り換える
- どんなことでも「継続は力なり」
- 家族と一緒にバカンスを楽しむ効能
- 趣味がなくても充実した毎日を送る友人たち
- 「自立した個」と「埋没した個」
- 真面目な人ほどジョークのセンスを磨こう
- 「立場本位制」より「仕事本位制」が強い
- 仕事ができる奴ほどよく眠る
- 本業をキッチリとやっていれば、スキャンダルは二の次
- パーティーに招待されなくなる人の特徴
- 動物の行動にも現れる国民の品格
- 男は回数を求め、女は相手を選ぶ
- 実践その1 夫婦間でも、会社と同じく情報の共有化を心がけよう
- 実践その2 「笑い」は問題を解決する
- 実践その3 「歩け、歩け」と「真向法」の勧め
- 実践その4 人生の春夏秋冬をわきまえる
- 実践その5 人と会話ができる場所を見つける
- 実践その6 常識力を養うために本を読む
- 実践その7 八時間睡眠とバランスの取れた食事
- 実践その8 世の中の出来事に好奇心を持ち続ける
- 実践その9 食事会やお付き合いは、割り勘で
- 実践その10 「ピンピンコロリ」を成し遂げるため強い意志を持って生活する
- 「男の品格」は女性によってつくられる
- 男も女も結婚したほうがいい
- 妻が私を「仕事狂」から救いだしてくれた
- いびきがうるさくても寝室は一緒に
- お互いに「そうだね」と言えることが楽しい
- 我慢してでも妻と同じ体験を積み重ねてみる
- 妻が与えてくれる「きっかけ」を無駄にしない
- 女性の広くて豊かな交友関係に巻き込まれる
- 子育てには、やはり、お母さんが大事!
- 男の評価は妻の対応で決まる
- 妻に育ててもらえる夫になれ
- キーワードは「今が一番幸せ」
- 仕事も人生もメリハリが大事
- 定年後の人生、そのすべてはあなたの手の中にある