黄文雄の大東亜戦争肯定論

黄文雄(評論家) 著
定 価:
本体1600円+税
判 型:
四六版上製
ページ数:
336ページ
ISBN:
9784898310984
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日本人よ、目を醒ませ!

日本人よ! 大東亜戦争は自存自衛の戦争、アジアの解放・独立に貢献したのだ!──世界史の大きな流れの中で大東亜戦争を検証すれば、日本を戦争に追い込んだ正体も、自存自衛の戦争であったことも明らかになる。のみならず、白人の世界支配の阻止、植民地の解放にも大きく貢献した戦争が大東亜戦争であった。超大国に戦争を挑み続け、大アジア主義の理念に突き進み、大東亜共栄圏構想を先見した日本の宿命とは? 文明史的視点から見た大日本帝国の興亡とは? 歴史認識がガラリと変わる衝撃の書!

著者プロフィール

黄文雄(こう・ぶんゆう)
文明史家、評論家。1938年台湾生まれ。64年来日し、早稲田大学商学部を卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国之没落』(台湾、1991年)が大反響を呼んで以来、旺盛な執筆・評論活動を展開しており、次々と問題作・話題作を世に問うている。巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞を受賞。著書に『それでも中国は崩壊する』『捏造された昭和史』『韓国は日本人がつくった』『近代中国は日本がつくった』『満州国は日本の植民地ではなかった』『日中戦争は侵略ではなかった』『台湾は日本の植民地ではなかった』『「複合汚染国家」中国』『戦争の歴史・日本と中国』『日本語と漢字文明』(以上ワック出版)、『米中が激突する日』『命がけの夢に生きた日本人』など多数がある。

目次

第1章 大東亜戦争を世界史の視点から見直す
  • 1 「大東亜戦争」を「太平洋戦争」と称する過ち
  • 2 大東亜戦争は果たして避けられたのか
  • 3 大東亜戦争の否定・肯定論から貢献論へ
  • 4 「反省と謝罪」より「歴史の省察」がなぜ必要か
第2章 超大国に戦争を挑み続けた日本の宿命
  • 1 東アジア世界の主導権を賭けた日清戦争
  • 2 日英同盟の消長が映す勢力地図の転変
  • 3 世界史の進路を変えた日露戦争
  • 4 大国主義以外に選択肢がなかった日本
  • 5 日本を追い詰めていった米英本位体制
  • 6 逆転を策した日独枢軸構想の迷走
  • 7 中国の罠にはまった日中戦争
  • 8 大東亜戦争のボタンを押したアメリカ
第3章 大アジア主義の理念がなぜ力を得たか
  • 1 アジア諸民族の共感を獲得した大アジア主義
  • 2 日韓合邦構想は韓国救出をめざした
  • 3 大アジア主義の理想と現実
  • 4 中国の裏切りから生まれた満蒙独立構想
  • 5 満州国は大アジア主義の申し子だった
第4章 大東亜共栄圏構想の先見性
  • 1 大東亜世界の旧秩序と新秩序
  • 2 アジアの安定を求めた東亜新秩序の提唱
  • 3 衆生・共生の思想が支えた平和主義
  • 4 水平関係の共栄体制を構想した卓見
  • 5 大東亜共栄圏と大中華共栄圏の違い
第5章 大東亜戦争の世界史的貢献とは何か
  • 1 日本は地球分裂の流れを食い止めた
  • 2 大東亜戦争なくして植民地解放はなかった
  • 3 中国は大東亜戦争で再生を得た
  • 4 アジア諸民族の独立を推進した日本軍
  • 5 台湾、朝鮮に近代国民意識をもたらす
  • 6 日本の敗退は赤禍の拡大を招いた
  • 7 大日本帝国が残した遺産を見よ
第6章 文明史的視点から見た大日本帝国の興亡
  • 1 開国維新、大日本帝国を可能にした日本文化
  • 2 日本支配はアジア近代化「支援」だった
  • 3 文明興亡の視点から見るべきアジア近代史
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