2009年の日本はこうなる

日下公人(評論家) 著
定 価:
本体1200円+税
判 型:
四六版並製
ページ数:
204ページ
ISBN:
9784898311295
アマゾンのショッピングサイトへリンクします。
その理由は、
本書の中に全て書いてある!

平成不況はありえない! 2009年の日本を、経済・財政・外交・食料・エネルギー・少子高齢化の各分野にわたり、つぶさに分析すれば、何も心配することはない! 総合力で評価すれば、日本は世界最高だと言える! 明日の日本に不安を感じている人たち、必読の書!

著者プロフィール

日下公人(くさか・きみんど)
評論家。日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、㈳ソフト化経済センター理事長を経て、東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。著書に『アメリカはどれほどひどい国か』(PHP研究所)、『日本人の「覚悟」』(祥伝社)、『つくられた「環境問題」』(ワック)など多数。

目次

第1章 日本経済の実力──ドルは凋落し、円は上昇する
サブプライム問題で日本はあわてる必要はない
円高でもそれほどの打撃を受けない日本経済
サブプライム問題は「信用」「保険」「国家」という三つのインチキから
「大恐慌がくる」は狼少年の騒ぎにすぎない
アメリカの主導権は揺らぐ一方
アメリカの国力低下とドルの信用低下
初の黒人大統領を選んだアメリカ
ドルは下がり円は上がる
なぜ日本の実力通りに円高が進まないのか
日本の文化・文明レベルに達している国はほとんどない
第2章 日本の外交力──外務省を廃止せよ
外務省が使う三つの言葉
日本は敗戦からわずか十年で援助する側に
ただ金を配るだけの外務省
外務省は廃止せよ
日本化するアメリカ、アメリカ化する日本
面倒を抱え込むのはいや、国家などどうでもよかった
アメリカの軍事力は張子の虎になった
日本には強力な軍事力が必要だ
戦後の洗脳教育が日本を平和至上主義者にした
経済問題でも日本はアメリカに利用されてきた
アメリカ金融機関の買収劇は果たしてうまくいくのか?
李登輝さんとの対話
日本にとってますます重要になる台湾との関係
韓国は北朝鮮を抱え込めるか
日本外交をしっかりと確立するには、核兵器を持てばいい
第3章 間違いだらけの〝食料安保論〟──自給率低下は日本のアキレス腱か
食料自給率を上げるには、まず捨てるのをやめる
「食料安保論」って何だ?
日本の資金、技術、マネジメントで、海外で安全な農産物をつくる
国産を増やせば食の安全は確保できる
省庁が縄張り意識を捨てれば、できることはいくらでもある
日本の農業をダメにしてきたのは誰だ
農業への参入を阻むカベ
汚染米問題の根本は、米の輸入押しつけ
輸入検査の強化で自給率は上がる
第1章 日本経済の実力──ドルは凋落し、円は上昇する
  • サブプライム問題で日本はあわてる必要はない
  • 円高でもそれほどの打撃を受けない日本経済
  • サブプライム問題は「信用」「保険」「国家」という三つのインチキから
  • 「大恐慌がくる」は狼少年の騒ぎにすぎない
  • アメリカの主導権は揺らぐ一方
  • アメリカの国力低下とドルの信用低下
  • 初の黒人大統領を選んだアメリカ
  • ドルは下がり円は上がる
  • なぜ日本の実力通りに円高が進まないのか
  • 日本の文化・文明レベルに達している国はほとんどない
第2章 日本の外交力──外務省を廃止せよ
  • 外務省が使う三つの言葉
  • 日本は敗戦からわずか十年で援助する側に
  • ただ金を配るだけの外務省
  • 外務省は廃止せよ
  • 日本化するアメリカ、アメリカ化する日本
  • 面倒を抱え込むのはいや、国家などどうでもよかった
  • アメリカの軍事力は張子の虎になった
  • 日本には強力な軍事力が必要だ
  • 戦後の洗脳教育が日本を平和至上主義者にした
  • 経済問題でも日本はアメリカに利用されてきた
  • アメリカ金融機関の買収劇は果たしてうまくいくのか?
  • 李登輝さんとの対話
  • 日本にとってますます重要になる台湾との関係
  • 韓国は北朝鮮を抱え込めるか
  • 日本外交をしっかりと確立するには、核兵器を持てばいい
第3章 間違いだらけの〝食料安保論〟──自給率低下は日本のアキレス腱か
  • 食料自給率を上げるには、まず捨てるのをやめる
  • 「食料安保論」って何だ?
  • 日本の資金、技術、マネジメントで、海外で安全な農産物をつくる
  • 国産を増やせば食の安全は確保できる
  • 省庁が縄張り意識を捨てれば、できることはいくらでもある
  • 日本の農業をダメにしてきたのは誰だ
  • 農業への参入を阻むカベ
  • 汚染米問題の根本は、米の輸入押しつけ
  • 輸入検査の強化で自給率は上がる
第4章 脱石油の時代──原発技術は日本の独壇場だ
石油資源はほんとうに枯渇するのか
いま、たしかに世界的には石油に頼っているが……
電力用の石油はゼロにできる
いま原子力発電所をつくれるのは、日本とフランスだけ
ウランを必要としない発電もある
第5章 消費税アップ不要論──やるべきことはこれだけある!
消費税引き上げは財務省の悲願
消費税を引き上げないで財政赤字を解消する方法
日本人の膨大な個人金融資産はどう使われてきたか
少子化は大人たちの幸せの先取りの結果
少子高齢化対策の基本は結婚させること
母親が三歳まできちんと教育できるよう、思い切った補助をする
労働力不足は、海外からの人を受け入れるシステムで解決できる
年金、健康保険は個人の責任に
保険、年金をどうするかは国民の選択の問題
いざとなったら国有の財産をどんどん売ればいい
海外移住するよりも、豊かな海外移住者を受け入れる
お任せ感覚から責任ある選択を
第6章 「日本・格差社会」論のウソとホント──日本に「格差社会」はない
日本について「格差社会」という言葉を使うのは間違い
「格差」という言葉における自己責任転嫁
金で上流になれるアメリカでも「格差」はある
背景にある「一億総中流意識」
日本に「格差」などは存在しない
なぜ年収三〇〇万円以下が増えているか
第4章 脱石油の時代──原発技術は日本の独壇場だ
  • 石油資源はほんとうに枯渇するのか
  • いま、たしかに世界的には石油に頼っているが……
  • 電力用の石油はゼロにできる
  • いま原子力発電所をつくれるのは、日本とフランスだけ
  • ウランを必要としない発電もある
第5章 消費税アップ不要論──やるべきことはこれだけある!
  • 消費税引き上げは財務省の悲願
  • 消費税を引き上げないで財政赤字を解消する方法
  • 日本人の膨大な個人金融資産はどう使われてきたか
  • 少子化は大人たちの幸せの先取りの結果
  • 少子高齢化対策の基本は結婚させること
  • 母親が三歳まできちんと教育できるよう、思い切った補助をする
  • 労働力不足は、海外からの人を受け入れるシステムで解決できる
  • 年金、健康保険は個人の責任に
  • 保険、年金をどうするかは国民の選択の問題
  • いざとなったら国有の財産をどんどん売ればいい
  • 海外移住するよりも、豊かな海外移住者を受け入れる
  • お任せ感覚から責任ある選択を
第6章 「日本・格差社会」論のウソとホント──日本に「格差社会」はない
  • 日本について「格差社会」という言葉を使うのは間違い
  • 「格差」という言葉における自己責任転嫁
  • 金で上流になれるアメリカでも「格差」はある
  • 背景にある「一億総中流意識」
  • 日本に「格差」などは存在しない
  • なぜ年収三〇〇万円以下が増えているか
トップへ戻る