編集者は接客業である!
今だからこそ、話せるスクープ秘話の数々。作家、著者とのつきあい、スクープとアイディアでつくる雑誌の愉しさ、取材で体験した数々のトラブル、そして様々なタイプの編集者たち、元週刊文春のカリスマ名物編集長が赤裸々に語る、編集者にとって大切なこととは? 転んでもタダでは起きない編集魂とは? 編集者のみならず社会人にとって最も必要な、できるワザ、人間関係のツボ、情報をとる技術が満載!
著者プロフィール
花田紀凱(はなだ・かずよし)
月刊誌『WiLL』編集長。1942年東京生まれ。東京外国語大学英米語科卒。66年文藝春秋入社。『文藝春秋』『週刊文春』デスクを経て『週刊文春』編集長。在任期間に同誌を日本一の週刊誌に育てた。『マルコポーロ』『uno!』『編集会議』等の編集長を経て現在。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍中。また、「マスコミの学校」を主宰し、後進の指導にあたっている。
目次
プロローグ 初めて聞いた銃声──連合赤軍事件
第1章 編集者は接客業である──作家、著者とのつきあいから学んだこと
一世一代のネーミング『鬼平犯科帳』/池波正太郎さん
入社初の執筆依頼だった『梅干爺さん』/尾崎一雄さん
再生を信じたエロ小説の巨匠/胡桃沢耕史さん
麻雀の負けも人生の授業料/藤原審爾さんと阿佐田哲也さん
三点セット持参で出張校正室へ/五味康祐さん
編集者としての姿勢を教えてくれた言葉/立花隆さん
さすがに焦った型破り対談/稲垣足穂さんと野坂昭如さん
大型新人に文章の書き方を教える/落合信彦さん
編集者泣かせの作家と怒涛の二週間/児島襄さん
通訳失格! 東南アジア取材/山崎朋子さん
わがあこがれの漢。スキャンダルメーカー/竹中労さん
ケタ違いの記憶力を持つ不良/百瀬博教さん
劇薬を人生相談に起用して大成功/村西とおるさん
爆笑! 少年のような大巨匠/横尾忠則さん
第2章 断られたところから企画は始まる──スクープとアイディアこそ雑誌づくりの愉しさ
「富士銀行十九億円不正融資事件」スクープの大恩人/初川三郎さん
キーマンを口説き落として実現した獄中手記/三和銀行女子行員
うどんの食べっぷりで決まったスクープ/逸見晴恵さん
逃げられた! 幻の「良枝さん手記」/三浦和義さん夫妻
ぼくの〝不倫密会〟逆スクープ?/小谷実可子さん
誰も考えなかったアイディア、その収支決算/高円宮さん
編集者として興奮を抑えきれなかった直筆原稿/山口百恵さん
ある朝ヒラメイた創刊号の目玉企画/木村拓哉さん
プロローグ 初めて聞いた銃声──連合赤軍事件
第1章 編集者は接客業である──作家、著者とのつきあいから学んだこと
- 一世一代のネーミング『鬼平犯科帳』/池波正太郎さん
- 入社初の執筆依頼だった『梅干爺さん』/尾崎一雄さん
- 再生を信じたエロ小説の巨匠/胡桃沢耕史さん
- 麻雀の負けも人生の授業料/藤原審爾さんと阿佐田哲也さん
- 三点セット持参で出張校正室へ/五味康祐さん
- 編集者としての姿勢を教えてくれた言葉/立花隆さん
- さすがに焦った型破り対談/稲垣足穂さんと野坂昭如さん
- 大型新人に文章の書き方を教える/落合信彦さん
- 編集者泣かせの作家と怒涛の二週間/児島襄さん
- 通訳失格! 東南アジア取材/山崎朋子さん
- わがあこがれの漢。スキャンダルメーカー/竹中労さん
- ケタ違いの記憶力を持つ不良/百瀬博教さん
- 劇薬を人生相談に起用して大成功/村西とおるさん
- 爆笑! 少年のような大巨匠/横尾忠則さん
第2章 断られたところから企画は始まる──スクープとアイディアこそ雑誌づくりの愉しさ
- 「富士銀行十九億円不正融資事件」スクープの大恩人/初川三郎さん
- キーマンを口説き落として実現した獄中手記/三和銀行女子行員
- うどんの食べっぷりで決まったスクープ/逸見晴恵さん
- 逃げられた! 幻の「良枝さん手記」/三浦和義さん夫妻
- ぼくの〝不倫密会〟逆スクープ?/小谷実可子さん
- 誰も考えなかったアイディア、その収支決算/高円宮さん
- 編集者として興奮を抑えきれなかった直筆原稿/山口百恵さん
- ある朝ヒラメイた創刊号の目玉企画/木村拓哉さん
第3章 雑誌づくりは取材相手との真剣勝負──ぼくの取材トラブル体験
土壇場で表紙を刷り直し/袴田里見さん
名刺無用! 対談ゲラは赤字だらけ/田中真紀子さん
ハナダを刑務所にいれてやる/デヴィ夫人
皇后バッシング報道に異例のコメント/美智子妃殿下
多士済々の身内にいたスパイ/立花隆さんと日本共産党
高裁判断でホッとした『週刊文春』販売差し止め問題
第4章 編集の仕事はこんなにもおもしろい──ぼくの敬愛する編集者たち
誰も知らなかったデビュー作/山本夏彦さん
雑誌づくりの夢を語り合った大先輩/本多光夫(諸井薫)さん
十三年間一緒に仕事をした戦友/大下英治さん
完全に「負けた」編集長辞任の日/田中健五さん
どこへでも出掛けていく天性のジャーナリスト/田原総一朗さん
タブーに挑み続けたわが同志/岡留安則さん
新人離れしていた文春の後輩/勝谷誠彦さん
最後まで変わらなかった「ヤスケン節」/安原顕さん
文春の面接試験からお世話になった根っからの編集者/池島信平さん
第3章 雑誌づくりは取材相手との真剣勝負──ぼくの取材トラブル体験
- 土壇場で表紙を刷り直し/袴田里見さん
- 名刺無用! 対談ゲラは赤字だらけ/田中真紀子さん
- ハナダを刑務所にいれてやる/デヴィ夫人
- 皇后バッシング報道に異例のコメント/美智子妃殿下
- 多士済々の身内にいたスパイ/立花隆さんと日本共産党
- 高裁判断でホッとした『週刊文春』販売差し止め問題
第4章 編集の仕事はこんなにもおもしろい──ぼくの敬愛する編集者たち
- 誰も知らなかったデビュー作/山本夏彦さん
- 雑誌づくりの夢を語り合った大先輩/本多光夫(諸井薫)さん
- 十三年間一緒に仕事をした戦友/大下英治さん
- 完全に「負けた」編集長辞任の日/田中健五さん
- どこへでも出掛けていく天性のジャーナリスト/田原総一朗さん
- タブーに挑み続けたわが同志/岡留安則さん
- 新人離れしていた文春の後輩/勝谷誠彦さん
- 最後まで変わらなかった「ヤスケン節」/安原顕さん
- 文春の面接試験からお世話になった根っからの編集者/池島信平さん