渡部昇一、「女子会」に挑む!

渡部昇一(上智大学名誉教授) 著
定 価:
本体1429円+税
判 型:
四六版並製
ページ数:
352ページ
ISBN:
9784898311677
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なでしこ軍団が、日本の将来を担う!
渡部昇一vsなでしこ軍団

いまの日本は何と暗いことであろう。どんどん強大になっていく隣国にペコペコするだけの政府。国のために戦死された雄魂を祀る社に参拝しないと約束し合う内閣。反日的国々からの手が廻っているとしか思えない政治家やマスコミ。いまや大和の国は真っ暗である。もう男どもの政治家にまかせておくわけにはいかない。この国を揺り動かし、天の岩戸から天照大御神が出てきて、高天原が自然と照り輝き明るくなったように、日本に日の光を再び見せてくれた女神に相当する首相を政界に引き出してもらいたい。渡部昇一が、救国の気概を感じさせる14名のなでしこ軍団と一騎打ち! これからの将来を担うのは女性かもしれない。

著者プロフィール

渡部昇一(わたなべ・しょういち)
上智大学名誉教授。英文学者。文明批評家。1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr. phil., Dr. phil. h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。著書に『英文法史』などの専門書、『文科の時代』『知的生活の方法』『日本史から見た日本人』『税高くして国亡ぶ』『指導力の差』『日本の歴史①〜⑦』『読む年表 日本の歴史』『「東京裁判」を裁判する』『「パル判決書」の真実』などの問題作やベストセラー多数がある。

目次

第1章 絶望は希望へのとば口──櫻井よしこ
  • 政権交代後の百日間を振り返る
  • 恥の概念がない人ほど始末に負えないものはない
  • 事業仕分けは劇場型政治の典型例
  • マニフェストにない政策を押し通そうとする不誠実
  • 鳩山氏は首相になってはいけない人
  • 中国が異常なまでに靖國神社を否定する理由
  • 民主党に代わるきちんとした政党はあるか?
  • 自民党凋落の象徴的事件
  • “大勲位”中曽根康弘氏の大罪
  • 諦めない勇気と希望を持ち続ける強さ
第2章 国家とは何か、国民とは何か──金美齢
  • 中華民国のパスポートではポルトガルに入国できなかった
  • パスポートのありがたみがわからない人は「国家」もわからない
  • 外国人参政権という詐欺
  • 天皇誕生日に授業をやった国立大学の中国人教師
  • 子供の頃に読んだ本の知識で騎馬民族征服説を論破
  • 日本人が誇るべきは「優れた換骨奪胎システム」
  • 二十世紀最大の功績国は日本である
  • 絶対に旗を降ろさず、いつでも操正しく
第3章 民主党政権は国民も政治もなめている──稲田朋美
  • 知らなかったから悪くない?
  • 夫婦別姓推進派の真の目的は「家族解体」
  • 「家」の概念が崩れれば皇室解体に繋がりかねない
  • おかしな習慣が根付いた社会集団は次第に地球上から消えていく
  • 受託収賄政治+道徳欠乏症内閣
  • 腰の引けた自民党にガッカリ
  • 「憤」のない人は政治家になるべきではない
第4章 日教組国賊論──山谷えり子
  • 日教組が政権に入ったという日本の不幸
  • 日本の弱体化を望むのは誰か
  • 子供が朝ごはんを食べない権利?
  • 日本が占領されていたことを知らない子供たち
  • 「日本には長くすばらしい歴史がある」
  • 日教組は偉人伝が大嫌い
  • 民主党には「戸籍制度廃止」を目指す議員連盟ができている
  • 安倍内閣の功績が水泡に帰しつつある
  • 日教組の要望を丸呑みする文科相
  • 高校無償化で日教組組合員が増える!?
  • 縦横で考えるのが本当の民主主義だ
第5章 いまこそ吉田茂待望論──工藤美代子
  • 「やむにやまれぬ愛国心」がなければ政治家を辞めるしかない
  • 中曽根さんには大勲位を返上してもらいたい
  • 後藤田正晴の影
  • 「賄賂は誰にでも効く」
  • 田中角栄に見る「政治家の条件」
  • 「昭和」を動かしたふたつの「後戻りできない過ち」
  • 政治家の器量とは何か
  • 「憲政の常道」と民主主義の「愚行」
第6章 恥なき首相と恥なき幹事長──高市早苗
  • 「働かないほうが得する世の中」では国が破綻する
  • 「出る杭を伸ばす教育」が絶対に必要だ
  • 国会議員の質が低下した理由
  • 国でも人でも頭からはじまる病気が一番悪質
  • 「総理大臣になったら村山談話を無効にします」
  • 憲法改正を争点にした総選挙が政界再編を起こす
  • 「結果平等」から「機会平等」へ
  • 「戸籍」をなくして「個人籍」に変えようと目論む人々
  • 「キャラが地味」? 「少し色っぽすぎる」?
第7章 戦争を教えるということ──笹幸恵
  • 日本軍は殺すために捕虜を歩かせたわけではない
  • 東京裁判で罪を問われなかった真珠湾攻撃
  • 歴史を知ったうえで戦地を訪ねると思いが違う
  • 戦地に残る遺骨の収集は国の責任
  • 戦史を読むようになったきっかけは『アーロン収容所』
  • 最後の一年を除いて戦時中は明るかった
  • 「ポツダム宣言を受諾し」と聞いて「あ、負けた」と悟った
  • 「餓島の兵士を思い出せ」
第8章 われ、輿石東に敗れたり──宮川典子
  • 「いける!」と思った瞬間もあったが……
  • 山梨県教組の批判だけでは意味がない
  • 組合が人事を完全掌握している?
  • 選挙違反で有罪になった人が教頭に昇進
  • 子供を人質にとった選挙活動は間違っている
  • 松下政経塾はいま、リベラル派が多い
  • 日本を憂えて涙を流した松下幸之助
  • 「第三列の男」、菅直人
  • 「選挙に勝ったら婚活すると言っていたのですが……」
第9章 やっぱり永久に解り合えない国・韓国──呉善花
  • 「日本には八百万の邪鬼がいる」
  • 多様=野蛮という思想
  • 韓国が歴史を嘘で固める理由
  • 小中華思想の思考回路が生み出す偏見
  • 「植民地化」ではなく「アネクセーション」
  • 「真理」を追究する自由なき国の悲哀
  • 韓国は法治国家の概念が弱い
  • 「韓国人は世界一優秀」だと思っている
  • 外の価値観を知った若者は韓国に帰りたくない
  • 日本への帰化は民族を捨てることと感じている
  • 金正日の美女軍団作戦は成功した
  • 日本人になったから私は入国を拒否された
第10章 万死に値する恥ずべき政権──小池百合子
  • 「NGO内閣」が日本を「NPO化」しようとしている
  • 「尖閣は日米安保の対象」と言わしめた代償
  • 憲法八十三条を変えよう
  • 軍の重要性を理解していない民主党
  • 強まる中国の存在感とどう向き合うか
  • スパイ防止法は必要だ
第11章 平気で嘘をつく中国人──宮脇淳子
  • 『論語』は会話の用例集
  • 『論語』知らずの中国人
  • 「シナの通史研究」がない理由
  • 科挙に代わって日本留学が官僚の条件になった
  • 「中国四千年の歴史」という幻想
  • 歴史の捏造は必ず証明される
  • 日本は満洲で何をしたか
  • 年表から省かれた「通州事件」
  • 中国を叱れ!
第12章 度し難い軍事音痴の民主党政権──桜林美佐
  • 倒産、撤退、廃業が相次ぐ防衛産業
  • 衰退企業を中国が狙う
  • 減る一方の防衛予算は自衛隊の人手不足を引き起こした
  • 軍服は「納棺服」になるものなのに……
  • 田母神氏を讃えたアメリカ空軍の将軍
  • ロシアの脅威はむしろ強まっている
  • 憲法が全ての問題の根本にある
第13章 憲法を改正して大人の国へ!──丸川珠代
  • 柳田稔議員の「クズ」発言は本当です
  • 選挙のために懸念を無視して強行した「子ども手当」
  • 死んだと思われていた思想がゾンビのように復活してきた
  • 歴史観の欠如した政治家があまりに多すぎる
  • 自民大敗の“下手人”は誰か
  • 「平和を愛する諸国民の公正と信義」はいまや存在しない
  • 自民党にも問題はたくさんあるが、少なくとも恥を知っていた
第14章 不幸が日本人を鍛える──曽野綾子
  • お坊ちゃん政治家ばかりで悪いことを考えられる才能がない
  • ゲリラ時代のいま、必要なのは臨機応変の発想
  • 一千年に一度の大災害の下に「イノセントな人」はいない
  • どうして瓦礫の木片を薪にして暖を取らないの?
  • 「エコ病患者」の日本人
  • 立派すぎる日本人の耐え難き甘さ
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