日本は世界がうらやむ最強の国だ!
日本国民はマスコミによって意図的に歪曲された「日本は没落の一途をたどっている」という情報に毒されているが、真実はまったく逆なのだ。日本は、世界に援助できるほどお金があり余っており、家計の金融資産も世界一。広大な海を持つ隠れた資源大国であり、日本国民が積み上げてきた誇るべき国富がある。日本は、莫大な借金があっても破綻などしない、まだまだ経済成長できる「世界がうらやむ世界最強の国」であるのだ!図解版でとにかくよくわかる! 日本経済が破綻しない48の理由!
著者プロフィール
三橋貴明(みつはし・たかあき)
経済評論家、作家、中小企業診断士。
1969年、熊本県生まれ。東京都立大学(現、首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどに勤務ののち、2008年、中小企業診断士として独立。
2007年、インターネットの公開データの詳細な分析によって韓国経済の脆弱な実態を暴く。これが反響を呼んで『本当はヤバイ! 韓国経済』(彩図社)として書籍化され、ベストセラーとなる。既存の言論人とは一線を画する形で論壇デビューを果たした異色の経済評論家。著書に『メディアの大罪』(PHP研究所)、『2012年大恐慌に沈む世界 甦る日本』(徳間書店)、『経済と国家がわかる国民の教養』(扶桑社)、『アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる』『日本の未来、ほんとは明るい!』『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(ワック)など多数がある。
目次
第1章 莫大な借金があっても破綻しないこれだけの理由- (1) 日本は世界一のお金持ちである
- (2) 政府にお金を貸しているのは日本国民
- (3) 日本の政府は負債も巨額だが資産も巨額
- (4) 本当は世界に援助できるほどお金があリ余っている
- (5) 政府の借金は世界と比較してもそれほど増えていない
- (6) 負債残高がGDPの二倍に達してもまったく問題はない
- (7) 日本は家計の金融資産も世界一
- (8) 政府の「借金」は必要なもの
- (9) 日本国債の金利支払い負担は世界で最も軽い
- (10) 政府が借金をすると国民が豊かになる
- (11) そもそも政府は惜金を返す必要がない
- (12) 日本銀行が国債を買取れば借金は「チャラ」になる
- (13) お札をばら撒いてもハイパーインフレにはならない
- (14) 自国通貨建ての借金で破綻するのは論理的に無理
- (15) 政府は「無駄遣い」などしていない
- (16) 公務員は多くもなければ「無駄遣い」でもない
- (17) 金融資産の海外逃避が起きても何も問題ない
- (18) 年金制度は絶対に破綻しない
- (19) 日本だけが唯一、不良債権処理を終えている
- (20) デフレ期の成長ビジネスはどれも日本の「お家芸」
- (21) 日本の内需は国の「外」にも生み出すことができる
- (22) 「円高で日本の輸出企業は壊滅」は大間違い
- (23) 資本財輸出が中心の日本は円高に強い
- (24) 日本は「輸出依存国」などではない
- (25) 日本はすべての供給能力が揃っている奇跡の国
- (26) デフレ脱却の解決策ははっきりしている
- (27) 増税などしなくても日本は必ず復興できる
- (28) 日本はまだまだ内需拡大が可能
- (29) 他国を圧倒する技術大国・日本の高い技術力
- (30) GDPを数十兆円規模で上回るGNI
- (31) 日本の経常収支が赤字になるのは百年先
- (32) 日本はGDPあたりのエネルギー効率が世界一
- (33) 資源に乏しくても、豊富な資金力で買えば問題なし
- (34) 広大な海を持つ日本は隠れた資源大国
- (35) 日本の食料自給率は低くない
- (36) 日本の農業は最も有望視される将来の輸出産業
- (37) 日本国民は平均的に知的水準が高い
- (38) 「ガラパゴス」市場のオリジナリティこそが強みである
- (39) 日本は世界一イノベーティブな国
- (40) 少子高齢化問題も経済成長すればすぐに解決する
- (41) 治安の良さこそが日本最大の強み
- (42) 医療制度は守るべき日本の宝
- (43) 日本には「格差」も「貧困」も存在しない
- (44) メガロポリス・東京は世界の奇跡
- (45) コンテンツ産業はいまや日本の独壇場
- (46) 日本は世界に良い影響を与えている
- (47) 世界が憧れる日本のライフスタイル
- (48) 日本国民が積み上げてきた誇るべき国富