
全国民必読の書!
「第二次安倍政権は何が違うかと言えば、政策を実行するかどうかです。私は必ずやり抜きます!」
経済政策、憲法改正、外交安全保障、靖国問題、さらには長期政権への展望を熱く語る。そして、安倍総理も繰り返し読むほど愛読する百田ワールドの魅力と創作秘話を一挙大公開。『永遠の0』に込めた想い、『海賊とよばれた男』を書いた理由とは──政権発足から1年、現職総理大臣と国民的ベストセラー作家が取り戻すべき日本の姿について本音で語り合った全国民必読の書!
著者プロフィール
安倍晋三(あべ・しんぞう)
内閣総理大臣。1954年、東京生まれ。成蹊大学法学部政治学科卒業後、神戸製鋼所を経て、1993年、衆議院議員初当選を果たす。現在、当選七回。自由民主党幹事長、内閣官房長官などを歴任。2006年、第九十代内閣総理大臣に就任し、2007年に辞任したが、2012年に第九十六代内閣総理大臣に再び就任した。
百田尚樹(ひゃくた・なおき)
作家。1956年、大阪生まれ。同志社大学中退。人気番組『探偵!ナイトスクープ』のメイン構成作家となる。2006年、『永遠の0(ゼロ)』(太田出版、現在は講談社文庫に所収)で小説家デビュー。『海賊とよばれた男』(上・下、講談社)で、「2013年本屋大賞」を受賞。他に、『モンスター』(幻冬舎文庫)、『「黄金のバンタム」を破った男』(PHP学芸文庫)『至高の音楽』(PHP研究所)、『夢を売る男』(太田出版)など多数。
目次
はじめに 第1章 取り戻すべき日本とは何か- 総裁選再出馬にほとんどの人が反対だった
- 日本の未来が脅かされている状態を黙視できない
- 二〇〇七年に総理を辞任したあとの厳しかった五年間
- 経済の再生で強い日本を作っていく
- 民主党政権時代に失われた日米関係は完全に修復した
- ASEAN歴訪の意義
- ASEAN諸国から理解を得た国防軍に関する考え方
- 日本は積極平和主義に
- 憲法を国民の手に取り戻す
- 靖國神社への参拝を隣国から非難されるいわれはない
- 教皇庁も認めた靖國参拝
- 「失言」を狙う左翼メディア
- 命の大切さを伝えたい
- 『永遠の0(ゼロ)』に学んだこと
- 「右傾化小説」という批判
- 他人のために生きた世代
- 資料を読んでいて体が震えるような衝撃を覚えた
- 出光佐三は、戦後忘れ去られた経営者だった
- 総理はいつ本を読むのか
- 東京オリンピックをもう一度開催したい
- 「近いうちに解散する」
- 増税の前に日銀法を改正して、二〜三%のインフレ目標を
- 民主党政権の三年間で、唯一、良かった点
- 日本国民を象徴している「鳩山発言」
- 民主党政権を誕生させてしまった責任
- 民主党と連立政権を作っていく道は取るべきではない
- 「大阪維新の会」と連携も
- 「声なき声」を聞こうと決意した
- 自民党総裁選への決意
- ■さらば! 売国民主党政権
- テレビの「狂った使命感」
- 民主党は日本の選挙制度を破壊した
- 野田首相が失う「男の誇り」
- すぐキレる民主党議員たち
- 民主党の主だった政治家は、政治のド素人で精神は売国奴
- いまも日本は誰も責任を取らない構造が続いている
- 橋下徹と安倍晋三に期待
- ■安倍晋三論
- 朝日新聞の「思想」
- マスコミの攻撃で追い詰められた若き首相
- 挫折をバネにした強靱さ
- 奇跡が起こった
- 「運というものは、その人の持つ性格である」
- 野田首相の解散の真意は?
- 慌てることも焦ることもない堂々たる答弁
- 果敢に憲法改正を唱える
- こんな教育を受けた子供たちが、日本に誇りを持てるか
- 子供たちに「贖罪意識」を植え付けるのに必死な日教組
- 受け継がれた洗脳教育
- 主語がない不思議な原爆記念碑碑文
- 日本が再び立ち上がるために戻ってきたエース
- 「批評するだけの人間に、価値はない」
- 「日本よ 世界の真ん中で 咲き誇れ」と励ましてくれるアジアの若者
- 成長への新たな朝を迎えつつある日本経済