73年前の今日、日本は太平洋戦争での敗戦を迎えた。
時は流れ、戦後世代が圧倒的な日本になって、悲惨な戦争の記憶は薄れてきているが、8月15日は多くの日本人が先の大戦で亡くなられた方々に想いを寄せる日である。
『それでも、私はあきらめない』の著者・黒田福美さんが、新宿で行われた民団の光復節中央記念式典で、本を売ってくださいました。
式典が始まって早々に、遠くから街宣車の音が近づいてきましたが、会場への道に入れないように機動隊がブロックしていたようで、しばらくすると街宣車も忙しいのか、どこかへ行かれた模様。
式典はお偉いさんの挨拶から始まり、歌謡ショーがあって、最後に抽選会で終了。会場にはボランティアなのか、高校生らしき子どもたちが一生懸命にアテンドや後片付けに奔走している姿が微笑ましかったです。
日本で暮らす在日の方々が、このような式典を開催することに嫌悪を覚える日本人がいることはたしかです。そのような人にも黒田さんの本を読んで、いま一度、歴史を振り返り、日本人として特攻隊員となられた方々へ敬意を払ってもらいたいものです。
日本人も在日の人も、日韓併合から終戦の8月15日まで、一つの国だったことを歴史上の事実として認識したうえで、日韓友好を考えることも大切ではないでしょうか。