雑誌の発売日を変更するワケ


毎月26日(地方によっては翌日又は翌々日)発売の『WiLL』ですが、12月だけは発売日を前倒して20日に発売いたしました。
このワケは、年末年始休暇(12/28~1/4)の直前となる26日ですと、早めに休暇を取られる方がおりますので、6日早めました。
もちろん、長い休みの前に休暇中に読む本を買われる方も多いかと思います。
しかしながら、月刊誌といえども発売から1週間が勝負なのです。
年始は旅行や帰省などで本屋さんへ行きそこなってしまいます。
そこで、いかに販売期間を確保するかがカギなのです。

今年はゴールデンウィークが前代未聞の10連休。
『WiLL』だけでなく、GW直前やGW中に発売となる雑誌を発行している出版社の営業は頭の痛いところです。
単純に発売日を前倒すと、編集期間が短くなり新しいニュースが入りません。
そこで発売日をいつにするか、10連休が発表されしだい印刷所と連携して前倒す発売日をシミュレーションしました。
ちなみに5月1日発売の『正論』が4月25日の発売となるように、4月26日発売の『WiLL』も、計算に弱い「逆張り部長」が無い知恵をギュウギュウに絞りだし、編集部がギリギリまで締切りを延ばせるべく印刷所と相談して、4月23日の火曜日に発売日を変更いたしました。
どうか、『WiLL』をご購読しつつ、10連休をお楽しみくださいませ。

『WiLL』は「便所の落書き」か! 『サンデー毎日』ブーメラン、ヘイト記事を糺す


『サンデー毎日』3月24号では、「H,『WiLL』路線を叱る」なる中野剛志氏と松原隆一郎氏の対談記事が掲載されています。
メディア間の論争はマスコミの健全な姿であることはいうまでもありません。
しかし、この特集は常軌を逸しており「ヘイトまがい」とか、なんと「便所の落書き」という下品なレッテル張りの誹謗記事です。
 
特に看過できないのは、松原氏が弊誌の「やられたら、やり返せ!」という見出しを指して、「『WiLL』は……便所の落書き……」云々とおっしゃっていること。
この言葉のどこが「便所の落書き」なのでしょうか。
何のことはない、親会社の毎日新聞自身で「やられたら、やり返す」(2018/06/23)、「やられたら中国もやり返す」(2018/11/22)、「今季やり返す」(2019/01/24)と日常的に使っています。
これもヘイトですか。
 
さらに言えば、大ヒットドラマ『半沢直樹』の「やられたらやり返す。倍返しだ!」というセリフは大流行し、2013年の流行語大賞のひとつになりました。
『半沢直樹』は、ヘイトドラマですか。
 
ところで、今回の韓国政府の無礼きわまる対応について日本政府は、「報復も検討している」とはっきり述べています。
因みに「報復」という言葉は広辞苑よると、いの一番に「仕返しをすること」と記述されています。
 
また、同特集の編集部記事「論点メモ」で「暴走韓国を制裁せよ!」(『WiLL』2月号タイトル)を指し、「ヘイトまがいの言説」と断定しています。

最後に『サンデー毎日』のスクープのタイトルを披露いたします。
「〔大暴走!金正恩の秘密演説〕 6回目の核実験強行!止まらぬ狂気」(2017/9/24号)
これはヘイトでないのですか『サンデー毎日』さん。
 
ブーメラン、ヘイト記事という所以である。