甲子園観戦のあとは怖い本(?)を読んで、暑さ(熱さ)を忘れましょう?


北海道を除いて日本全国、「暑中お見舞い」ではなく「猛暑お見舞い」申し上げたくなる昨今です。

「暑い」というより「熱い」と言いたくなります。電車の「弱冷房車」も廃止にしたら?

小社は市ヶ谷駅から歩いて僅か1~2分の距離ですが、それでも駅から歩いてくるだけでヘトヘトになります。テレビでは、不要不急な外出はやめようとか、日中の運動は控えめに…との注意が呼びかけられています。でも、どのマスコミも今やっている夏の甲子園を目指す地方大会の「日中の中止」を指摘したりはしないようです。プロ野球だって、この季節、ドームではない球場ならデーゲームはありません。それなのに、未成年者の高校生たちはグランドでは実質40度以上でしょうが、そんな劣悪な環境下で競技をするのを強制されているようです(観客が熱中症で倒れたとのニュースも流れています。いわんや選手が倒れるのも時間の問題?)。

このままだと、「夏の甲子園」主催者の朝日新聞やNHKは、未成年者虐待の罪に問われるのではないでしょうか?  「強制連行」ならぬ「強制競技」の強要を見て見ぬフリをしているのでは?

ともあれ、こういう時には、アウトドアはほどほどにして、「読書の夏」と称して、エアコンを少し効かせるなり、扇風機をつけた部屋で、小社刊行の新刊(7・21発売)、呉善花さんと加藤達也さんの対談本『韓国・北朝鮮はこうなる!』をお読みいただくといいのではないでしょうか?

米朝首脳会談で「朝鮮半島の非核化」がすすみ、第二次朝鮮戦争の危機も遠のいたとお喜びの向きもあるようですが、いやいや、そんな甘いものじゃありませんよと、コリアンウォッチャーが語っています。その近未来の予測分析(下記)を一読すると、ちょっと背中がぞっとしてきて、猛暑も忘れられるのでは?

呉善花→このままだと、韓国は北朝鮮に呑み込まれ、南北連合国家下で金正恩大統領が誕生するかもしれません。ならば、韓国は貧しい低開発国に転落してしまいます。北朝鮮・金正恩王朝は、21世紀の「アパルトヘイト国家」「アウシュビッツ国家」「収容所国家」なのです。

その人権弾圧を指弾することなく、その存続を許しては、北東アジアの平和が守られるわけはありません。

加藤達也→韓国と北朝鮮は日本の孤立化を狙っています。これからは、まともな韓国人は、「脱北者」ならぬ「脱南者」となって日本やアメリカに押し寄せてくるかもしれません。戦争は避けたい。しかし、米朝に謀られた「平和」は、日本のすぐとなりに、核と中距離弾道ミサイルを持つ「ならず者国家」がそのまま残ることを意味しかねません。どうか本書を手にとって、一緒に考えてください……。