夜明けの新聞の匂い


こんにちは。『WiLL』編集部の金沢です。

僕はまだ20代前半なのですが、小さい頃から新聞が好きでした。

小学生の頃は真っ白な広告の裏で、「家族新聞」を作ってみたり、

大好きな中日ドラゴンズの試合結果をスクラッチして自分で短評を加えたり。

中学生になってからはスポーツ新聞ばかり読んでいました。

週末は朝5時頃にコンビニに行って購入。

新聞(に限らず紙媒体)の何が好きかというと、匂いです。

あの紙とインクの匂いがたまらなく好きなんです。

一時期、スポーツ新聞の匂いを嗅ぐだけでどの新聞か分かるほど。

同じ系列の朝日新聞と日刊スポーツの匂いが特に好きでした。

そういえば、『WiLL』でもお馴染の曽野綾子さんの『新潮45』でのコラム名は「人間関係愚痴話」ですが、その前は「夜明けの新聞の匂い」でした。

それに、新聞の湿り具合によって湿度も分かったりもする。

僕はこういう紙媒体の外的な部分が好きなんです。

だからもちろん、出来立ての『WiLL』が手元に届いても、まずするのはパラパラッとめくって匂いを嗅ぐこと。

今月も出来立ての匂いを楽しみに、編集作業を続けます。