またまたスポーツネタで恐縮ですが、
今、ワールドカップ、そしてテニスのウィンブルドンが盛り上がっています。
この二つの競技を見て、ふと気が付いたことがありました。
ものすごく大雑把にわけると、
サッカーやラグビー、バスケットは「時間制限」のスポーツ、
片やテニスや卓球、バレーは「ポイント取得」のスポーツだなと。
時間制限のスポーツだと、ある意味、1-0であれば勝つことができます。
バスケットも極端なことを言えば、1-0で40分(NBAだと48分)守り続けることできれば、
勝利することができる。もちろん、バスケットでそんなことはあり得ないのですが、
サッカーだと、1-0は普通のスコアですよね。
時間制限であるために、点数が上のチームは、時間潰しをよくします。
今、ブラジルのネイマール選手のシミュレーション行為が注目を集めていますが、
確かにファウル欲しさもあるけど、
時間潰しの側面もある。
日本対ポーランド戦のラスト10分は、その最たるもので、時間を潰すことにあてられてしまい、
試合の面白さを削がれてしまったのではないかと、さまざま議論を誘発していますが、
時間の使い方も戦略の一つとして楽しむべきなんでしょう。
テニスや卓球、バレーは、決められたポイントを取得できれば、勝利ができます。
ただ、そうなると、いつ試合が終わるのか予測がつかない。
テニスは長くなると4時間、5時間かかってしまうこともあります。
テレビ中継だと、時間が読めないから、放送するのもなかなか難しい面があるようです。
見ているほうもしんどいときがしばしば……。
どちらのタイプも一長一短、それぞれ楽しめばいいんでしょうけど、
こういうルールの違いによって、競技の面白さや奥深さが変わっているんだなと思います。
あ、それと野球はこの二分類とはちょっと違うかもしれません。
でも、コールド勝ちの場合もあるから、「ポイント取得」のほうかな。
もうちょっと考えてみます。
さてさて、今週末にはワールドカップ、ウィンブルドンの優勝者が決まります。
ウィンブルドンは錦織圭選手が頑張っています。
どちらの結果も楽しみですね~。