星稜高校ハンパないって!


深夜に仕事を終え、自宅に帰りテレビをつけると、東京MXあたりはたいていアニメを放送しています。暇さえあれば『声優グランプリ』付録の声優名鑑を片手に声優ラジオをハシゴしていたのは十年ほど前。キャラクターの声で中の人を当てる、いわば「利き声優」が特技だったのですが、今はエンドロールを見ても知らない名前ばかりでモヤモヤ。

当時好きだったのは川澄綾子さんと新谷良子さん。ちなみに、新谷さんは石川県星稜高校出身で、あのケイスケ・ホンダやゴジラ松井の同窓生……と考えると、星稜高校の逸材輩出率スゲーな。ちなみに、僕が通っていた高校の出身者で、個人的に一番尊敬しているのは杉作J太郎さんです、ハイ。

ワックとWAC自衛官


こんにちは。たけPです。

私は自衛隊関係のTV番組やDVD製作の窓口を担当していることもあり、防衛省をはじめ自衛隊の各所に連絡することが多々あります。
そんな中で陸上自衛隊とのやり取りでのネタ話をひとつ。

電話をするとき会社名を名乗りますが、初めて連絡をする部隊にありがちなやり取りです。

たけP  「こんにちは。ワックのたけPと申します」
陸自男 「ん?え?もう一度会社名を教えてください」
たけP   「ワックです」
陸自男 「……?」
たけP   「あ、女性自衛官と同じ名前の会社名です」
陸自男 「あ!あはははw 覚えやすい!」

陸上自衛隊では「ワック(WAC=Women’s Army Corpsの略)」とは女性自衛官を指す言葉なんです。
陸上自衛官との打ち合わせでは「女性自衛官と同じ社名」と伝えるとほぼ笑ってくれるので、名刺代わりの挨拶で多様してます。
でも、残念ながらこのネタは陸上自衛隊にしか通じません。海上自衛隊の女性自衛官はWAVE(Woman Accepted for Volunteer Emergency Service)、航空自衛隊の女性自衛官はWAF(Woman in the Air Force)と陸海空でそれぞれ呼称が異なるのです。

そうそう、女性自衛官といえば、先月6月27日に“陸上自衛隊の歌姫”鶫 真衣(つぐみ まい) 3曹(中部方面音楽隊)がCDデビューしました。

鶫さんの歌声は何度も聴きに行っていますが、生で聴くと鳥肌がたつほどの美声です。ぜひ聴いてみてください。プチ自慢ですが、昨年コンサートを見に行った際に取材ついでにサインも頂いちゃいました。「ワックさんがWACを取材ですかw」と他の隊員に笑われてしまいました。

現在、自衛隊では女性自衛官が就ける職種を徐々に増やしており、今後、多くの女性自衛官の活躍の場が広がっていくことでしょう。
月刊『WiLL8月号』のグラビアでは「国防女子」と題し、フォトグラファーの宮嶋茂樹氏が撮った海上自衛隊の女性隊員“WAVE”を紹介しています。

ちなみに、弊社名の「ワック」は「WiLL Alliance Creative」の略を意味しています。ご存知だと思いますが、月刊誌「WiLL」や書籍の出版、科学ドキュメンタリー番組「ガリレオX」などTV番組をはじめとした映像製作、DVD製作・販売など、幅広いクリエイティブなビジネスを展開しています。

我が社のボヤッキー


ボヤキのノムさんこと野村克也元監督は、南海、ヤクルト、阪神、東北楽天と、才能を秘めた選手を起用して名采配を揮い球界を賑わせた名伯楽。
この名伯楽と比較するのはおこがましいのですが、我が社の装丁室にもボヤキながら、しかし仕事は確実に終わらせるボヤッキーがおります。
彼はとても気持ちの良い正義感に溢れた青年で、常日頃から自社の本や雑誌に関する情報を得ては、編集や営業に教えてくれたりするナイスガイです。
単行本や雑誌のDTPを始め、書籍の装丁から営業のPOP、新聞広告のデザインと、およそデザインに関わる業務になくてはならない存在であります。
そんな彼に対して、ボヤかなければもっと良いのにと思っていたのですが、ある時ふと彼の仕事の原動力がボヤキなんじゃないかと、野村元監督から連想した次第であります。
いまはまだ、しがないボヤッキーの彼ですが、ゆくゆくはボヤキの〇〇さんとしてデザイン部門で名采配を揮う日は、そう遠くはないかもしれません。

突然ですが、結婚しました!


こんにちは。編集部のYUです。

突然ですが、日曜日に結婚式を挙げました!

じゃ~ん!!

 

というのは冗談で、ウェディングプランナーの友人から

疑似挙式のモデルを頼まれ、やってきたのです。

神前式で、巫女さんの舞が実に美しい。

もし式を挙げるならやはり神前式がいいなぁと思いました。

お相手はいつ見つかることやら(^^;)

 

月が替わり、今日から編集作業も忙しくなってきました。

次号も頑張りますので、引き続きよろしくお願いします!

新聞広告に噛みつく人々



毎月雑誌発売日に全国紙(読売・産経・日経・毎日)に掲載している、広告にご意見をくださる人たちについてご紹介いたします。

弊社では『WiLL』の発売日に毎月必ず新聞広告を出しています。
この広告のキャッチ(見出し)に、なぜか反応してご意見(文句)のお電話をくださる人が後を絶ちません。

ご意見(クレーム)の内容は、その時々の社会情勢を反映しておりまして、3~4年前までは韓国や中国を批判する記事の見出しに、この2~3年は安倍政権へのご意見(批判)が多くなっております。
どちらも共通しているのは、雑誌を買って記事を読んでのご意見ではなく、新聞広告の記事の見出しを読んだだけで、瞬間湯沸かし器的に怒り心頭なお電話ばかり。
普段から電話応対には全社員丁寧をモットーとしている弊社ですが、新聞広告を見ただけのご意見には以下のような受け答えをしています。

営業部(以下営):「はい、ワックでございます」
クレーマー(以下ク):「今朝の新聞を見たんだけど」
営:「はい、何かございますでしょうか?」
ク:「なんでこんな雑誌を売るんだよ」
営:「はい? どのようなご用件でしょう?」
ク:「だ、か、らぁ~、なんでこんな雑誌を売るんだよっ!」
営:「失礼ですが、何をご覧になってのご意見でしょうか?」
ク:「今朝の新聞っていっただろ」
営:「新聞の広告でございますね」
ク:「そうだよ」
営:「新聞の何をご覧ですか?」
ク:「広告だよ」
営:「〇月号をお買い上げ頂いてのご意見でしょうか?」
ク:「買うわけないだろ、こんな雑誌」
営:「お買い上げでない? 弊社はお買い上げいただき本をお読みくださってのご批判は大変貴重ですので、謹んで耳を傾けさせていただきます。是非ともお待ち申し上げますので、これにて失礼いたします」

大抵はこれで終わるのですが、中には腹立ちまぎれに何度も電話をしてくる方もいて、最後は意味不明の叫び声をあげて怒鳴り散らす始末。
新聞広告だけでも、これだけの反応があるものですから、いかに『WiLL』が世間の皆様に注目されているか、編集・営業つねに心して業務に取り組んでいます。

そして驚いたことに、このブログを書いている最中に、リアルにアベノセイダーズの方からご意見のお電話がありました。

アベノセイダーズ(以下ア):「新聞の広告を見たんですけど」
営:「はい。ありがとうございます」
ア:「あなたたちは、何てことしてくれてるんだ。安倍政権を応援ばっかじゃないか。野党と国民の声がまったく届いてないじゃないか」
営:「は? なにか問題でもございますでしょうか?」
ア:「大ありだよ! 安倍政権は犯罪集団だよ。モリカケなんて犯罪だ。この本も犯罪だ」
営:「貴重なご意見ありがとうございます。これまで『WiLL』は司法の場で裁かれたことはございませんし、お陰様で多くの読者様に歓ばれて部数も伸びております。よろしければ、是非とも『WiLL』をお読みいただけましたら幸いに存じます」

昨今、ネットで炎上した企業や役所などの団体へ、直接電話で抗議をする人たちが増えております。企業側では品質向上云々といって電話の内容を録音するところも増えました。

直近では有名アーティストの楽曲にクレームをつけ、謝れだの廃盤にしろだの、挙句の果てはライブ会場前で抗議集会を開催して、その参加者を募るだのと、狂気の沙汰も甚だしい世情であります。

なんだか正義のミカタがアチコチで登場して、なんともヘンテコで嫌な風潮が蔓延してきたものです。

OH MY FIFA WORLD CUP


今月から「編集外記」がスタートしました。
勝手気ままに、徒然なるままに、編集部員が綴って参りますので、ご笑読ください。

さて、ワールドカップが六月中旬から始まりました。
当初は、強化試合の結果も芳しくないため、日本チームに対する期待値は非常に低く、
盛り上がりにも欠けていました。メディア、ネット、まわりの人たちの関心も評価も
低く、三連敗で今大会は終わりだと思われていたのですが……。
蓋を開けてみれば、初戦コロンビアに辛勝、続くセネガルで引き分けに持ち込み、
最終戦のポーランドは賛否両論渦巻く結果(否のほうが多いかな)で、何とか
グループステージを突破。見事、下馬評を覆したのです。

選手たちに対しても、大会前は辛らつな言葉が投げかけられていました。
特に某H選手や某K選手に対しては、足枷以外の何ものでもないと……。
ところが、ゴールを決めたり、スーパーセーブを見せたら、手のひらを
返して称賛の嵐。

確かにスポーツの世界、また政治の世界にしても、先の結果を予測するのは、
非常に難しい。我々はメディアやネットの情報をうのみにすることもしばしば
ですが、常に正しい情報を得、正しい判断ができるようにしたいと思います。

感情に流されて、正確な判断ができなくなるのが、一番恐ろしいことですね。

では、また。